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クリスマスローズがぐったり元気がない原因と対処法

クリスマスローズ その他の観葉植物

花の少ない季節にお庭やベランダを彩ってくれるクリスマスローズ。寒さに強いクリスマスローズの開花時期は2月~4月頃と実は春先です。

そんなクリスマスローズがぐったりとしてお困りの方も多いでしょう。

そこで今回は、クリスマスローズがぐったりとする主な原因と対処法をくわしくご紹介します。

※クリスマスローズの原種である「ヘレボルス・ニゲル」は12月~1月頃が開花時期 

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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クリスマスローズがぐったり元気がない原因と対処法

それでは、寒さに強いクリスマスローズがぐったりと弱ってしまう原因とそれぞれの対処法をみていきましょう。

クリスマスローズの葉

クリスマスローズがぐったりする原因①暑さ

クリスマスローズは寒さには強い反面、暑さにはそこまで強くありません。元々は標高の高い場所で自生している植物のため暑さは苦手です。

暑さが原因で葉が下を向き、株全体がぐったりとしてしまうことも多いのがクリスマスローズです。

直射日光を避けて、なるべく風通しのよい場所に置いて夏越しさせます。

クリスマスローズが暑さでぐったりした時の対処法

・鉢植えの場合は日陰や半日陰となる場所に移動、または、遮光ネットを活用して直射日光を防ぐ

・やや深めに植え付けることで株を暑さから守る

クリスマスローズがぐったりする原因②直射日光

東西ヨーロッパや西アジアが原産のクリスマスローズは、風通しのよい涼しい場所を好みます。

そのため、クリスマスローズは涼しい温度管理のもとで生産されており、購入後、夏場の強烈な直射日光や西日に当たると葉が垂れてぐったりとすることが多いです。

クリスマスローズに適した置き場所

・半日陰、明るい日陰、木漏れ日、日光が当たったり当たっていなかったりする場所

・直射日光は避ける(とくに真夏は注意)

・遮光ネットを利用し直射日光を防ぐ

クリスマスローズがぐったりする原因③水のやり過ぎ

クリスマスローズ

クリスマスローズは蒸れを嫌います。

特に、高温多湿となる梅雨時期は多湿による根腐れを起こしやすいため注意が必要です。高湿状態が長く続くことで、病害虫のリスクも高まります。

また、土が乾ききらないうちに水を与えていると、根が呼吸できずに腐る根腐れを引き起こしやすくなります。

根腐れを起こすと株全体がぐったりとして、そのほとんどが傷んでしまいます。クリスマスローズは乾燥に強いため、水のやり過ぎには十分注意しましょう。

クリスマスローズが水のやり過ぎでぐったりしているときの対処法

・しばらくは水やりを控えて乾燥気味に管理

・直射日光を避けた風通しのよい場所に置いて様子をみる

・水やりは土が乾いてから

※用土は水はけのよいものを選ぶのがポイント!()購入したままだと水はけの良くない土に植わっている場合が多いため

⇒例:観葉植物用の土に赤玉土小粒を4:6で混ぜたもの、市販のクリスマスローズ用土 等
赤玉土(小粒)

クリスマスローズがぐったりする原因④根詰まりしている

クリスマスローズは非常に生長が早く、うっかりしているとすぐに鉢が根でいっぱいになる根詰まりを起こします。

根詰まりしたクリスマスローズは根がうまく水分や養分を吸い上げることができず、ぐったりとしたり、葉が変色したりします。

クリスマスローズの植え替えの目安は2年に1回ほどです。

クリスマスローズ

根詰まりしたからといって、すぐに花が咲かなくなるわけではありませんが、根詰まりに気付いたらひとまわりからふたまわり大き目の鉢に植え替えます。

クリスマスローズの植え替え適期は10月~12月頃です。

クリスマスローズ 植え替えのサイン

・鉢底から根がはみ出ている

・水やりしても水がなかなか浸み込んでいかない

・葉が黄色っぽく変色したり変形している

※クリスマスローズがぐったりしていたら、まずは鉢底を覗いて根が出ていないか確認する。
ただ、鉢底から根が出ていなくても根詰まりしていることもある。
ぐったりとしている原因が他に思い当たらない場合、一旦、鉢から株を取り出して根詰まりしていないか確認してみる。

 

クリスマスローズがぐったり元気がない原因と対処法【まとめ】

クリスマスローズの花

今回はクリスマスローズがぐったりとする主な原因と対処法をご紹介しました。

暑さが苦手なクリスマスローズは夏場が高い壁となりそうです。

今回の記事を参考に、クリスマスローズを育ててみてください。

クリスマスローズがぐったりする主な原因と対処法

1.暑さ
⇒直射日光を避け、できるだけ涼しく風通しのよい場所で育てる

2.直射日光(西日も×)
⇒特に、夏場の強い日差しは避ける 場所を移動するか遮光ネットで対処

3.水のやり過ぎ
⇒多湿を嫌うため水やりは土が乾いてからたっぷりとおこなう 土は水はけのよいものをチョイス

4.根詰まり
⇒生長が早いため2年に1回程度の植え替えが必要となる 植え替えの適期は10月~12月頃 ひとまわりからふたまわり程大きな鉢がよい

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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