ウスネオイデスの千切れた切れ端って捨てるしかないの?
ウスネオイデスから中途半端な長さの切れ端が出ちゃう。これってどうすればいいのかな?
ウスネオイデスを育てていると生じる切れ端。
実は、切れ端の状態によってはそのまま育てることができます。捨てるなんてもったいない!
そこで今回は、千切れたウスネオイデスの切れ端を復活させる方法をまとめてみました。
千切れたウスネオイデスの切れ端、生長点があればそのまま育てられる!
千切れたウスネオイデスの切れ端、そのまま捨てていませんか?
ウスネオイデスは沢山の株の集合体。切れた葉の状態によっては、そのまま育てることが可能です。
▲よく見るとひとつひとつが小さなエアプランツ。それらが繋がっているのがウスネオイデス!
ウスネオイデスは沢山の小さな株が連なって、ひとつの個体のように見えるんだ。小さなエアプランツが沢山くっついている感じ。
復活可能な切れ端はこんな感じ
復活可能な切れ端は、葉に「節目」があります。
葉の付け根が残っているなら、そのまま生長させ長く伸ばすことが可能です。
復活できない切れ端の状態はこんな感じ
葉の付け根が残っていなければ復活は出来ません。
葉が千切れて節目が残っていない状態なら処分します。
ウスネオイデスの切れ端を復活させる方法
ウスネオイデスの切れ端はカゴやハンガーなどに掛けたり吊るしたりして、そのまま育てられます。
他のウスネオイデスと同じように管理していれば、徐々に長く伸びていくんだ。面倒な場合は元の塊にペトッとくっつけてもok。ただ、風で地面にすぐ落ちてしまうような切れ端は、以下の手順で復活させてみて。
手順①カゴに入れる
ウスネオイデスの切れ端を通気性に優れるカゴに入れます。
設置面が多いと蒸れるので、できるだけ目の粗い通気性に優れるカゴがおすすめです。
次の項で紹介する、「手作りコイルハンガー」に絡ませて吊るすのもgood。
手順②明るく風通しの良い場所に吊るす
ウスネオイデスの切れ端を入れたカゴは、明るく風通しの良い場所に吊るします。
ただし、直射日光の当たらない場所にしてください。
室内なら南~東向きの窓際に吊るすのがおすすめ。窓を閉め切る時期はサーキュレーターをまわして風通し良く管理してね。
手順③霧吹きで水を与える(週3~4回、乾燥するなら毎日)
ウスネオイデスは乾燥で葉が傷みやすいです。
水やり頻度は、気温や風通し、湿度や株の状態などによっても異なりますが、目安は週3~4回ほどでしょう。
葉が乾燥するようなら毎日与えても良いよ。ウスネオイデスはエアプランツの中でも乾燥に弱い。特に葉が細く繊細な「細葉タイプ」のウスネオイデスは乾燥に弱いんだ。ただし、蒸れを嫌うから風通しは必須!
手順④週に1回程度、活力剤を与えても良い
生育を良くしたり葉の色つやを良くしたいなら、週に1回程度、活力剤を与えるのもおすすめです。
肥料と違って、活力剤は時期関係なく一年を通して使えるアイテムだよ。ただしやり過ぎには気を付けて。時期にもよるけど、筆者は週に1回くらいのペースで与えているよ。
ウスネオイデスの切れ端を育てる時にあると便利な100均グッズ
ウスネオイデスの切れ端を育てる時にあると便利な100均グッズを集めてみました。
お金をかけなくても100均で便利なアイテムが揃うよ!
①ザル
キッチン用品コーナーで見かけることの多いこちらのザル。ウスネオイデスの切れ端を育てるなら目が粗めのものがおすすめ。
麻紐をくくりつければ簡単ハンギングバスケットか出来上がり。
風通しが良く蒸れにくいうえ、水やりの管理も楽ちんです。
大小さまざまなザルを組み合わせれば、お店に売ってるようなハンギングバスケット(下リンク)を作ることもできるね!
②カゴ
こちらはセリアの園芸コーナーで見つけた園芸用のバスケットです。
ウスネオイデスの切れ端を適当にポイポイ入れて、そのまま風通しの良い場所に引っ掛けて育てられます。
▲雑貨コーナーではかわいいカゴも発見!
台所に移動し、そのまま上から水を掛けることもできるので管理も楽です。
壁際に引っ掛けると蒸れやすいから注意。ウスネオイデスは風が大好きだよ。
③自在ワイヤー
ダイソーで買える自在ワイヤー(2mm)を綿棒などに巻き付けコイルを作ります。
コイルができたら軽く広げ、そこにウスネオイデスを絡ませていきます。
コイルを円状にして、3か所に麻紐をくくりつければハンギングコイルの完成。
付け根が広がった状態で吊るせるため、束ねた部分が蒸れにくく、全体の風通しも確保できるのでおすすめです。
ウスネオイデスの切れ端をコイルに絡ませれば、そのまま吊るして育てられるよ。付け根が傷みにくいから超おすすめ。100円あれば作れるよ!
まとめ
- ウスネオイデスの千切れた切れ端は、葉の付け根にあたる節があるならそのまま育てられる
- ウスネオイデスの切れ端は通気性に優れるカゴに入れ、明るく風通しの良い場所に吊るして水やりしていれば、徐々に生長して伸びていく