ハート型の大きな葉が涼し気なゴムノキ「フィカス・ウンベラータ」。
美しい葉としなやかな幹がおしゃれな人気の観葉植物です。
今回は、そんなフィカス・ウンベラータにおすすめの土をご紹介します。
ウンベラータは鹿沼土だけでも育つ?おすすめの配合は?
ウンベラータは鹿沼土だけでも育てることができますが、いくつかの注意点があります。
鹿沼土だけで育てる時の注意点
- 肥料が必要: 鹿沼土には栄養分がほとんど含まれていないため、液体肥料や緩効性肥料を定期的に与えることが必要
- 乾燥しやすい: 排水性が高いため水やりの回数は多くなりがち
- 混合土の使用と良い: 他の土と混ぜて使用することで、よりバランスの取れた土にできる。例えば、腐葉土や赤玉土を混ぜると保水性と栄養分が向上
鹿沼土は通気性と排水性に優れているため、根腐れを防ぐのに役立ちます。
ただ栄養分が少ないため、長期間使用するには追加の肥料が必要です。
ウンベラータを室内で育てる場合におすすめの配合
- 【例1】鹿沼土(小粒)3:赤玉土(小粒)4:バーミキュライト2:腐葉土1
- 【例2】鹿沼土(小粒)4:赤玉土(小粒)4:ピートモス2
- 【例3】鹿沼土(小粒)3:赤玉土(小粒)4:腐葉土2:軽石(小粒)1
上記の土に元肥として「マグァンプk」をひとつまみ混ぜ込んでおくのがおすすめ。
マグァンプkはゆっくり長く効く肥料で、土に混ぜれば約一年効果が続きます。
ウンベラータにおすすめの土は?室内でも虫が湧きにくい土を厳選
まずはじめに、ウンベラータは他の観葉植物と同じく「水はけの良い土」を好みます。
市販の観葉植物用土でも構いませんが、「虫が寄り付きにくい土」を使うことで室内でも清潔にウンベラータを育てられます。
今回は、ウンベラータを室内で栽培する場合におすすめの土を厳選して2種類ご紹介しましょう。
ウンベラータにおすすめの土①プロトリーフ
ウンベラータを室内で育てる際におすすめしたいのが、プロトリーフ「室内向け観葉・多肉の土」です。
プロトリーフ「室内向け観葉・多肉の土」は、ウンベラータを育てるのに必要な通気性・排水性を持ちます。
さらに、虫が寄り付きにくいという特徴も。
コバエやキノコの原因のひとつとなる堆肥(たいひ)含んでいないため虫が湧きにくく、室内でも安心してウンベラータを育てることができます。
プロトリーフ「室内向け観葉・多肉の土」で育てた筆者のウンベラータ(約一年半後)
土が乾いている時と濡れている時の色の変化が分かりやすい➡水やりのタイミングが掴める
また、プロトリーフ「室内向け観葉・多肉の土」はベースが鹿沼土で、乾いている時と濡れている時の土の色の変化がはっきりしているのも特徴です。
- 乾いている時⇒白っぽい色
- 濡れている時⇒濃いベージュ色
土の色の変化がはっきりしているため、水やりのタイミングがつかみやすく、水のやり過ぎによる根腐れや、水のやり忘れによる枯死を防ぐことができます。
さらに、プロトリーフ「室内向け観葉・多肉の土」には、即効性肥料と緩効性肥料の2種類が配合されているよ。室内でも清潔にウンベラータを育てられる上、生育もしっかりとサポートしてくれる。
ウンベラータにおすすめの土②花ごころ
「ウンベラータを室内でも清潔に育てたい、でも、生育もしっかりサポートしてくれる土がいい!」
このような方におすすめなのが、花ごころ「三ツ星室内観葉植物の土」です。
花ごころ「三ツ星室内観葉植物の土」は鹿沼土やパーライトなど、鉱物質原料を使用しているためコバエが発生しにくいという特徴を持ちます。
さらに、葉の色を良くしてくれるマグネシウムも配合。ウンベラータの生育もしっかりとサポートしてくれる土です。
コバエがわきにくい上、葉の色をよくするマグネシウム、茎を強くするカルシウム配合
花ごころ「三ツ星室内観葉植物の土」はマグネシウムとカルシウム配合。葉の色を良くしてくれるのがマグネシウム、茎を強くしてくれるのがカルシウムです。
花ごころ「三ツ星室内観葉植物の土」なら、清潔さを保ちつつウンベラータの生育をしっかりとサポートしてくれますよ。
嫌な臭いも無く、室内園芸におすすめのワンランク上の土だよ。虫が苦手な方こそ土には徹底的にこだわるべき!
ウンベラータは鹿沼土だけでも育つ?虫が湧きにくいおすすめの土は?【まとめ】
ということで、今回はウンベラータにおすすめの室内向けの土を厳選して2種類ご紹介しました。
ウンベラータを丈夫に、且つ清潔に育てていくために欠かせないのが「上質な土」です。
土にこだわることで、生育がよくなり室内でも清潔に観葉植物を育てることができますよ。