「室内に観葉植物を置きたいけど、室内に土を持ち込むことに抵抗がある…」
観葉植物の購入をご検討中の方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
観葉植物は気になるけど衛生的に不安。それに、もし虫が湧いたらせっかくの癒しもストレスになっちゃいそう…。
そこで今回は、土を使わない観葉植物をご紹介しましょう。まずは、土を使わないで観葉植物を育てることのメリット・デメリット。
さらに記事後半では、室内でも清潔に管理できる「土を使わない観葉植物おすすめ4選」をご紹介します。
土を使わない観葉植物の購入を迷っている方は、今回ご紹介するデメリットまで理解した上で再検討してみてね。
土を使わない観葉植物のメリットとデメリットは?
観葉植物を育てる上で、虫が湧く主な原因のひとつが土に含まれる有機物です。そのため、土を使わないことで虫の発生を防ぐことができます。
ただし、土を使わずに観葉植物を育てるのはメリットばかりではありません。デメリットもあります。
土を使わない観葉植物なら、室内でも清潔にグリーンが楽しめる
まずは、土を使わずに観葉植物を育てるメリットからみていきましょう。
- 虫の発生を防ぐことができる
- 室内でも清潔に観葉植物を育てられる
土を使わずに観葉植物を育てる最大のメリットが「室内でも衛生的に管理できる」ということですね。特に、虫が苦手な方には大きなメリットでしょう。
土を使わない観葉植物は、生長速度が遅く株が弱々しくなりがち
次に、土を使わずに観葉植物を育てるデメリットをみていきましょう。
- 生長がゆっくりめ
- 大きく育てるのには向かない
- 基本の置き場所は室内
土を使わずに育てる場合、水耕栽培がメインとなります。この場合、置き場所は主に室内ですね。
植物はもともと、屋外に存在するもの。十分な日光と風の確保が難しいということは、光合成も十分におこなえず、それだけ生長もゆっくりになりがちです。
「より大きく、より丈夫に育てたい」「挿し木や株分けで増やしたい」
このような場合は、土を使った栽培方法をおすすめします。
土を使わない観葉植物 おしゃれで丈夫なおすすめのグリーンは?
土を使わないというと、一番に「水耕栽培」を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
しかし、土を使わずに観葉植物を楽しむ方法は、水耕栽培以外にも3パターンほどあります。
今回は、初心者でも簡単に取り入れられる「土を使わずに観葉植物を楽しむ方法」を4パターンご紹介します。
土を使わない観葉植物 おすすめ①エアプランツ
土を使わない観葉植物として人気なのがエアプランツです。
土を使わないどころか鉢や容器も必要としません。そのため、スペースを気にせず飾ることが出来ます。
キッチンのまわりや食卓テーブルまわりなど、汚したくない場所にも気軽に飾って育てられますね。
おすすめはシルバーリーフがおしゃれな「ウスネオイデス」。もともとは樹木の幹や枝に張り付くようにして育つ着床植物で、土が無くても育てることができます。
空間の空きスペースを利用して吊るして飾れるのが◎
こちらのウスネオイデスは届いてすぐに飾れるロープ付き。置き場所は明るく風通しのよい場所です。
お手入れは簡単で、1日に1回、霧吹きで水分をたっぷりと吹きかけてやるのみ。また、乾燥し過ぎてしまった場合は、水を張った容器に約6時間~8時間ほど浸します。
その後、風通しのよい場所に吊るして蒸れさせないようにしてください。生育適温は10度~30度程度です。
レースカーテン越しの明るい場所を好みます。
土を使わない観葉植物 おすすめ②水差し(水耕栽培)
すでにご自宅で育てている観葉植物がある場合、水差しにして発根させてみるのもおすすめです。
葉の付いた茎を水を張った容器に浸けます。うまくいけば、1週間~2週間ほどで発根しますよ。
ポトスの水差し【手順】
- 葉の付いた茎をカット
- 水を張った容器に挿す
- 1~2週間ほどで発根
- そのまま水差しで育てるか、大きく育てたいなら土に植え替えてもok
伸びすぎた茎をカットし水差しで育ててみるのも◎
土を使わない観葉植物 おすすめ③ハイドロカルチャー
ハイドロカルチャーとは水耕栽培のことですが、主に「ハイドロカルチャー用土」を用いた栽培方法のことをいいます。
ハイドロカルチャー用土は人工的に作られた土のことで、「ハイドロボール」や「ハイドロコーン」などのことをいいます。
ハイドロカルチャー用土のひとつ「ハイドロボール」は、丸く成形した粘度を高温で焼き上げ発砲させた人口の石のようなものです。
土というよりレンガに近い資材で無機質です。そのため、土に比べて清潔に観葉植物を育てられます。
水やりのタイミングは水位が底をついてから
ハイドロカルチャーは水やりのタイミングが重要です。
基本は、容器内の水位が底をついたタイミングでの水やり(水足し)になります。水位は容器の高さ約1/5までです。
土を使わない観葉植物 おすすめ④フェイクグリーン
「日当たりが悪くて観葉植物がうまく育たない」「虫は絶対に無理」「忙しくて植え替えや水やりなどのお手入れがしにくい」
このような方におすすめなのがフェイクグリーンです。
吊り下げタイプだと置き場所を選ばず、ちょっとしたスペースに置いたり吊るしたりして楽しめますよ。
日光や照明光が当たることで空気清浄効果を発揮する光触媒グリーン
中でも、日光や照明光に当たることで「消臭」「抗菌」などの効果を発揮する光触媒加工がなされたフェイクグリーンがおすすめです。
中には光が当たらずとも空気を綺麗にしてくれるフェイクグリーンもあります(CT触媒)。
見た目もリアルで空気清浄効果も発揮する光触媒グリーンなら、日当たりの悪い北向きのお部屋はもちろん、窓のないトイレや玄関などにも取り入れることができますね。
トイレに吊るした光触媒グリーン
まとめ
ということで、今回は土を使わずに観葉植物を育てるメリット・デメリット、さらに、土不要で観葉植物を楽しむ方法を4つご紹介しました。
見た目も涼し気でおしゃれなハイドロカルチャーやハンギンググリーンは、ひとつあるだけでお部屋をグッとおしゃれな雰囲気にしてくれますよ。
超リアルで高品質なフェイクグリーンをお探しなら「PRIMA」がおすすめ
アーティフィシャルフラワー(造花)・フェイクグリーンを20年以上扱うのが、アーティフィシャルフラワー(造花)・フェイクグリーン専門店PRIMA(プリマ)です。
少々値が張るものの、ひとつひとつ丁寧に作り込まれているため、どのグリーンも繊細でリアル、本物そっくり。
本物そっくり、高品質なフェイクグリーンをお探しならフェイクグリーン専門店PRIMA(プリマ)はおすすめショップですよ。
関連topics
「ハイドロカルチャーと土、どっちか迷ったときの判断基準とは?」はこちら
「ハイドロカルチャーにおすすめの観葉植物、3つ条件とは?」はこちら