室内に観葉植物を置きたいけど大きくなると置き場所に困ってしまう。できるだけ大きくならない観葉植物は無いかな?
観葉植物は大きくなると植え替えもひと苦労。大きくならなくて手のかからない観葉植物があればなぁ…。
こういったお悩みにお答えします。
この記事を読めば、
- 室内でもコンパクトに楽しめる小型&生長がゆっくりな観葉植物
- 大きくならない観葉植物をお探しの方に最適な方法
が分かるよ。
大きくならない観葉植物をお探しの方へ。生長がゆっくりで大きくなりにくいのが「斑入り品種」
デスク脇や棚など、ちょっとしたスペースに飾れるコンパクトな観葉植物をお探しの方におすすめなのが「斑入り品種」です。
室内でもコンパクトに楽しめる。生長がゆっくりめな観葉植物をお探しなら「斑入り品種」がおすすめ
観葉植物には同じ種類でも「濃い緑色の葉を持つもの(主に原種)」と、白っぽい模様の入った「斑入り品種(品種改良や突然変異によって生み出されたもの)」があります。
たとえば、ポトス。
下写真は、濃い緑色の葉が多くを占める「ゴールデンポトス」と、白っぽい葉を持つポトスの斑入り種「マーブルクイーン」を同時に育てた際の様子です。
このように、濃いグリーンを持つ品種に比べて、白っぽい葉を持つ品種は生長がゆっくりめ。さらに、白っぽい葉を持つ品種は強光にもあまり強くありません。
白っぽい葉を持つ斑入り種は「室内でコンパクトにグリーンを楽しみたい」という人と相性が良いんだね。
生長がゆっくり。初心者でも比較的育てやすいおすすめの斑入り種
- ポトス「マーブルクイーン」
葉のほとんどに白い斑が入っているのが特徴の美しいポトスです。
緑色のポトスに比べて生長がゆっくり。室内で育てるのにおすすめの品種です。
ポトスには明るいグリーンの「ポトスライム」もある。でも、マーブルクイーンに比べるとポトスライムの生長は早い。下写真は、両者を同時に挿し木で育ててみた時の様子だよ。
ポトスライム(左)の方がマーブルクイーン(右)よりも生育旺盛
あわせて読みたい 「マーブルクイーンは難しいと言われる理由3つ【斑入りポトス】」
- ベンジャミン「スターライト」
ベンジャミンの斑入り種として人気の「スターライト」。
白っぽい葉が爽やかなスターライトは、通常の緑色のベンジャミンに比べると生長がかなりゆっくりなのが特徴です。
ちなみに我が家には3年ほど前に購入したスターライトがあるけど、サイズはほとんど変わっていないよ。通常のベンジャミンよりも寒さに弱いから気を付けて。
我が家のスターライト
あわせて読みたい 「ベンジャミンの水やり方法!タイミングと量、失敗を防ぐコツまで」
- サンスベリア「ムーンシャイン」
サンスベリアの中型種「ムーンシャイン」。店頭では見かけることの少ない希少種のサンスベリアです。
その名のとおり、白っぽい葉が見とれてしまうほど美しいムーンシャインは、通常の緑のサンスベリアに比べると生長がゆっくりめ。
室内でもコンパクトな見た目を保ちやすい品種です。
下写真は我が家のサンスベリア。右がムーンシャイン。原種のサンスベリア(左)と比べると色味の明るさがよく分かるね。
ただし、斑入り種は濃いグリーンの品種に比べるとややデリケート。コンパクトなサイズを保ちやすい反面、体調を崩した際には回復までに時間がかかる。値段もやや高めだから、初心者にはあまり向かないかも…。
大きくならない観葉植物をお探しの方に最適な「人工観葉(フェイクグリーン)」とは?
斑入り品種は育てるのが難しそう…。初心者でも絶対に枯れない、大きくならない観葉植物はないの?
このような方に最適なのが「人工観葉(フェイクグリーン)」です。人工観葉であれば水やりや植え替えなどの面倒なお手入れ不要。
室内でもコンパクトで美しい姿を清潔に楽しめます。
造花=安っぽい…?本物そっくり、リアルで高品質なフェイクグリーンをお探しなら「造花専門店」がおすすめ
でも、人工観葉ってただの造花でしょ?安っぽく見えそうで抵抗あるなぁ。
「造花=偽物=安っぽい」。このように思われている方も多いでしょう。
そんな方に知っていただきたいのが、造花専門店の高品質なフェイクグリーン。職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴。
色の濃淡、枝のささくれ具合やゴツゴツ感まで繊細に表現されている。それが、造花専門店のフェイクグリーン
パキラ テトラプランターS H45cm 観葉植物 フェイクグリーン 【当日出荷】 ¥6,600(税込)
こちらはフェイクグリーン専門店の人工観葉「パキラ」です。
「発財樹」ともいわれるパキラは開店・開業祝にも人気の植物ですが、生育旺盛で時間とともに背丈が伸びていきます。
美しい樹形を保つためには2年に1回程度の植え替えや剪定が欠かせません。しかし、フェイクグリーンならそんな手間も不要。
枝はワイヤー入りなので、置き場所に合わせて好みで樹形を整えられます。
フェイクとは思わせない繊細な質感を楽しめます。間違えて水を与えないように注意してくださいね。
生の観葉植物は成長に伴い鉢や土、肥料などの費用がかかる。でも、フェイクグリーンなら水やりも植え替えも不要。経済的な観点からも魅力的な選択肢といえるね。
まとめ
ということで、今回は大きくならない観葉植物をお探しの方に向けて、
「大きくなりにくい生長がゆっくりな観葉植物」と「絶対に大きくならない観葉植物が欲しい人におすすめの方法」をお届けしました。
水やりや植え替えなどの面倒なお手入れ不要なフェイクグリーンではありますが、室内に置いているとどうしても埃が溜まります。
風水で埃は開運を妨げる「邪気」。本物、フェイクどちらでも葉の表面には埃が溜まる。定期的に埃を取り除いてあげてね。
大きくならない観葉植物は?室内でもコンパクトにグリーンを楽しむ方法【要約】
- 大きくならない観葉植物が欲しいなら生長がゆっくりな「斑入り品種(白っぽい模様の入った品種)」がおすすめ。
- ただし、斑入り品種は育てるのがやや難しい傾向にある。
- 絶対に大きくならない上、枯れない観葉植物が欲しいなら「人工観葉(フェイクグリーン)」が最適。
- 安っぽくみせたくない、本物そっくりでリアルな人工観葉が欲しい。それなら「造花専門店」で探してみる。