花びらのような葉が可愛らしいシュガーバイン。垂れ下がるつるが特徴のシュガーバインはハンギングにもぴったりのおしゃれな観葉植物です。
全体的に鮮やかな緑色が特徴的なシュガーバインですが、いつのまにか茎が赤くなっていはいませんか?
今回は、シュガーバインの茎が赤くなる主な原因と対処方法をご紹介します。
シュガーバインの茎が赤い…!考えられる原因と対処法
シュガーバインの茎が赤くなる主な原因は寒さにあり
シュガーバインの茎が赤くなる原因のひとつとしてあげられるのが「寒さ」です。
0度程度まで耐えられるシュガーバインですが、本来は20~25度程度の暖かく過ごしやすい温度を好みます。
極端な寒さに当たり続けることで、シュガーバイン自身が身を守るために赤くなると考えられます。
「凍結防止のため赤味の素である「アントシアニン(糖体成分)」を生成➡茎や葉が赤く見える」
穂先の新しい葉が問題なく育っていれば様子をみる
とはいえ、青々としていた茎や葉が赤くなれば心配ですよね。特に、冬場は寒さによってシュガーバインの成長は緩慢になります。
そんな時は穂先の方についている新しめの葉を確認してみましょう。
穂先の方の新しい葉が問題なく育っているようであればそのまま見守ります。
冬の水やりはかなり控え目にするのがコツです。土がしっかりと乾いてさらに3~4日ほどしてから常温の水を土の1/3程が湿るくらいに与えます。
気温が上がるにつれ、徐々に元の緑色の茎に戻っていくはずですよ。
夏にシュガーバインの茎が赤い時は?
シュガーバインは極端な寒さや暑さを苦手とします。特に気を付けたいのが「高温多湿」です。
シュガーバインは蒸れを嫌うため、風通しが悪かったり、水をやり過ぎていたりするととたんに弱ってしまいます。
極端な暑さや過度の乾燥、蒸れなど、何らかのストレスを受けている状態の時も、茎が赤くなる可能性が考えられます。
過度の乾燥で枯れたシュガーバイン
2年以上植え替えていない場合、根詰まりによってスムーズに生育できなくなっている可能性も
シュガーバインを2年以上植え替えていない場合は根詰まりが考えられます。鉢底を覗いてみて、根っこがはみでているようなら植え替えのサインです。
根詰まりを放置していると、根がスムーズに水分や養分を吸収できません。最悪、鉢内が蒸れて根腐れに発展することもあります。
根詰まりが疑われる場合は、真夏を避けた暖かい時期に植え替えてやりましょう。
まとめ
ということで、今回はシュガーバインの茎が赤い時に考えられる原因とその対処法についてくわしくご紹介しました。
冬場にシュガーバインの茎が赤い場合、寒さによって赤味を帯びている可能性が高いです。特に問題なく育っているならそのまま様子をみてもよいでしょう。
心配な場合は、夜間のあいだのみ窓から離してやるのも手です。
蒸れを嫌うシュガーバインではありますが、過度の乾燥状態が続くととたんに葉がしおれてしまいます。(下写真)
また、シュガーバインの葉の色が薄くなってお悩みの方はこちらの記事も参考にしてみてください。