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シルクジャスミン 葉が落ちる原因と対処法を解説します

シルクジャスミン その他の観葉植物

丸みのある小さな葉が涼し気な印象を与えてくれる植物「シルクジャスミン」。

月橘(げっけつ)やオレンジジャスミンとも呼ばれるシルクジャスミンは、実はミカンの仲間の柑橘類です。

そのため、シルクジャスミンは葉以外にも、香りの良い花や実も楽しむことができます。

今回は、そんなシルクジャスミンの葉が落ちる原因と対処法をご紹介します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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シルクジャスミンの葉が落ちる原因とは?

植え替え後のシルクジャスミン

まずは、シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因をみていきましょう。

シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因①寒さ

シルクジャスミンの原産地は東南アジアです。そのため、シルクジャスミンは暑さ強い反面、寒さには強くありません。

5度以下になると徐々に葉を落として枯れてしまいます。

あわせて読みたい「シルクジャスミン 冬の育て方のポイント3つを解説します!」はこちら

 

シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因②過度の乾燥

シルクジャスミンは過度の乾燥にはあまり強くありません。過度の乾燥により葉が落ちることもあります。

土が乾いてからの水やりだと、やや乾燥し過ぎるかもしれません。シルクジャスミンの水やりは、土の表面が乾いてからがベストです。

ただ、冬場は乾燥気味に管理することで根腐れを防ぎます。

 

シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因③日光不足

シルクジャスミンは日光を好む植物です。もちろん、室内でも育てられる観葉植物として出回ってはいますが、本来は日光を好みます。

そのため、ずっと室内で管理している場合、日光不足に陥っている可能性もあります。

日光が不足することで起こるのが「徒長(とちょう)」です。

徒長したシルクジャスミンはひょろひょろと間延びした見た目になります。徒長した株はどうしても弱々しくなり、ちょっとしてストレスで葉が落ちやすくなったりしやすいです。

徒長した植物の特徴は?

・葉と葉の間隔が広い、間延びした印象

・枝が縦方向にばかりひょろひょろと伸びている

 

シルクジャスミンの葉が落ちる時の対処法

シルクジャスミン

次に。シルクジャスミンの葉が落ちる時の対処法をご紹介します。

寒さが原因で葉が落ちている可能性が高いとき

シルクジャスミンをできるだけ丈夫に冬越しさせるには、最低でも10度は確保したいところです。

屋外で育てている場合は、最高気温が15度以下になってきたら、徐々に室内への管理へ移行します。

室内でも、できるだけ明るく風通しの良い場所で育ててあげましょう。ただし、窓際は意外に冷え込みます。

夜になったら窓から1m離すだけでも、冷え対策になるのでお試しください。

 

乾燥が原因で葉が落ちている可能性が高いとき

シルクジャスミンは過度な乾燥が続くと葉を落としやすいです。

でも、水を与える前に、まずは土の状態を観察してみましょう。シルクジャスミンを植え付けている土が、「乾いている」か「湿っている」かで対処法が異なります。

土がカラカラに乾いている(鉢植えを持ち上げて軽い)⇒鉢底から水が流れ出るくらいたっぷりと与える、葉水で株全体に霧吹きで水をかける

・土が湿っている(鉢植えを持ち上げて重い)⇒根腐れに発展している可能性があります。しばらくは乾燥気味に管理し、葉水を与えます。直射日光に当たっている場合は、半日陰に移動させ、肥料を与えずにしばらく休ませて様子をみます。

※葉水(はみず)…霧吹きで水をかけるお手入れ方法。葉の表だけではなく裏面からもまんべんなく吹きかけるのがコツ。
葉水
シュッシュッと霧吹きで水分を吹きかける「葉水(はみず)」

日光不足が原因で葉が落ちている可能性が高いとき

日光不足による徒長が疑われる場合、徐々に慣らしながら日当たりの良い場所へ移動します。

いきなり強光の下に移動させるのは要注意

室内からいきなり屋外の日当たりの良い場所へ移動させるのは避けます。理由は「葉焼け」です。葉焼けは葉の一部が焼け焦げたように変色する生理障害のひとつです。
一度焼けた部分は元通りにはなりません。
株へのダメージを防ぐためにも、鉢植えを移動する場合は数日かけて少しずつおこないましょう。

例:室内⇒屋外の日陰(一週間程)⇒屋外の半日陰(一週間程)⇒屋外の日当たりの良い場所

※特に高温期は葉焼けのリスクが高まります。様子を見ながら少しずつ適した場所を見つけてあげましょう。
葉焼け

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まとめ

今回は、シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因と対処法をくわしくご紹介しました。

寒さが苦手なシルクジャスミン。5度以下の寒さに当てている場合は寒さで葉を落とすことも多いようです。

そして、忘れがちなのが乾燥です。春から秋にかけてはよく生長するため、うっかり乾燥し過ぎて葉を落とすこともあります。

今回の記事をご参考に、葉が落ちるシルクジャスミンの対処法を見つけてみてください。

 

シルクジャスミンの葉が落ちる主な原因

・寒すぎる(5度以下)

・過度の乾燥

・日光不足

※2年以上植え替えていない場合は、根詰まりしている可能性もあり。植え替える場合は暖かい時期に済ませる。冬に根詰まりに気付いた場合は春まで待つのが基本。

 

シルクジャスミンの葉が落ちる時の対処法

・冬場は10度は確保してあげたい

・土が乾いている場合はたっぷりと水やりして様子をみる

・数日かけて少しずつ日当たりの良い場所へ移動させる

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この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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