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セツブンソウの球根の上下は?球根から育てる手順と経過

セツブンソウの球根 その他の観葉植物

2月の寒い時期に控え目な花を咲かせるセツブンソウ(節分草)を球根から育てます。手順とともに、経過を随時更新します!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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セツブンソウの球根の上下は?

セツブンソウの球根はコロンとしていて上下が分かりにくいですよね。

基本は尖っている方を上にして植え付けます。

球根は尖っている方を上にして植えるのが基本

セツブンソウの球根を土で隠します

球根は尖っている方を上にします。

つるんとした方が底になるよう植え付けますが、分からない場合は横向きでも大丈夫です。

 

セツブンソウを球根から育てる手順と経過

では、ネット販売で入手したセツブンソウの球根を植え付けていきます。

セツブンソウの球根を植える【2021/10/19】

セツブンソウの球根
セツブンソウの球根【オランダ産】

上写真がセツブンソウの球根です。正確には黄花節分草(エランティス)というそう。

セツブンソウの球根を植え付けるのに適しているのは9月後半から10月末頃になります。

セツブンソウの発芽適温は約5度。生育適温はマイナス5度~15度で、最低マイナス10度までは耐えられるという非常に寒さに強い植物です。

セツブンソウの開花時期は2月~3月頃になります。

水はけの良い清潔な土と鉢植えを準備し、鉢底石をいれます。そして、鉢の2/3程まで用土を入れました。

球根を植えるための土
通気性と保水性にすぐれる駄温鉢を使います

ここに、球根同士がくっつかないよう間隔を3cm程とりつつ置いていきます。

球根が配置できたら、上から球根の頭が隠れるくらい土をかけます。土表面から3cm程の深さに球根を植え付けました。

最後に、土全体が湿る程度に水を与えます。乾燥し過ぎないよう気を付けながら風通しよく日当たりの良い場所で管理します。

セツブンソウを植えた鉢
2021年10月19日、植え付け

うまくいけば12月頃には芽が出てくるはず。

まったく芽が出ない…【2022/2/8】

開花時期を迎えました。現在の姿がこちらです。

芽が出ないセツブンソウ

まったく芽が出る気配がありません。これは一体どういうことでしょうか。

遅くとも3月には花が咲くと記載があったはずなのですが…。球根の植え付け方に問題があった可能性が高いですね。

もうしばらく待ちたいと思います…。涙

ひとつだけ芽がでてきた!【2022/2/24】

発芽しそうなセツブンソウ
よく見ると薄緑色のものが丸印の部位に見えますね

ひとつだけ、土の中から緑色の芽が出てきました!諦めかけていたので嬉しい。

そして、厳しい寒さも今日までなようです。明日からは朝晩は冷え込むものの、昼間は10度以上になりそう。

このままポコポコとたくさん芽吹いてくれることを願います。

セツブンソウの黄色いつぼみがポコポコと顔を出す【2022/3/14、15】

急に暖かくなりつぼみが次々と顔を出し始めました。

つぼみが顔を出したセツブンソウ
3月14日、昼

上写真は3月14日。最高気温が18度最低気温が7度ほど。そして、翌朝、さらにつぼみが増えていました。(下写真)

つぼみが顔を出したセツブンソウ
3月15日、朝

たった一晩で昨日までなかったつぼみがどんどん顔を出し始めましたね。今朝の気温は8度ほど。昼は20度近くまで上がりそうです。湿度も急に高まり室内は60%ほどになりました。

花開くのが楽しみですね。

「節分」に咲くものだと思い込んでいたけど開花時期は2月~4月上旬だそうです

ただ、寒い冬に花を咲かせてくれるのを楽しみにしていた(冬場に咲く花を探していた)ので、ちょっと思ってたのと違いました。

「節分」というくらいだから、2月頃に咲くものだと思い込んでいたのですが、今年は例年よりも寒かったからかな?

開花時期は2月~4月上旬だそうです。予定通りになりそうですね。

ついに開花したセツブンソウ!甘い香り【2022/3/17】

ついに開花したセツブンソウ
控え目な見た目は梅にも似ている、可愛い!

ついに開花したセツブンソウです!ハチミツのような甘い香りがします。チューリップの香りに似てますよ!

あと数日はまだまだ開花が楽しめそうですよ(^^)

花が終わったセツブンソウ、カットして半日陰へ【2022/4/23】

花が枯れたセツブンソウ

花が終わりました。茎が伸びきって茶色く枯れていますね。

花後のセツブンソウをカット

花後のセツブンソウは、枯れた地上部をカットし水やりを控えます。

カット後のセツブンソウ

土の表面に落ちた葉ながらもピンセットで取っておきます。これで休眠期の準備が完了ですね。ここからは10月頃まで完全に断水します。

ちなみに、今回緑色の葉も取ってしまいましたが、来年の花付きをよくするためにも茶色く枯れるまではそのままにしておいた方が良いそうですよ。

半日陰に置いたセツブンソウの鉢

あとは直射日光の当たらない風通しのよい場所に置いて休ませます。多湿で球根が腐るのを防ぐためですね。

セツブンソウは耐暑性がそこまで強くありません。暑さに弱いので、今年の夏を越せるかが勝負になりそうです…。

真夏を断水で乗り切り、厳しい冬を越え、今年も芽吹きました【2023/2/27】

すっかり忘れていたセツブンソウ。12月頃から水やりを少しずつ再開し、土が乾いては水を足しを繰り返してきました。

そして、去年と同じ2月末である本日、無事に二度目の芽吹きを確認いたしました!

芽吹き始めたセツブンソウ

少しずつ暖かくなってきたので顔を出し始めたようですね。

それにしても40度近い真夏を断水で乗り切り、マイナス5度の寒さを耐え忍んで今年も顔を出してくれたセツブンソウ。儚げですが、実はかなり強い植物です。

今年はどれくらい咲かせてくれるでしょうか?

ということで、今回はここまで。随時更新します☆

 

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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