「なぜかいつもグリーンネックレスを枯らせてしまう…なんで?」
「グリーンネックレスの葉が小さくシワシワになってしまった…枯れちゃうの?」
コロコロとした玉のような葉が魅力の多肉植物「グリーンネックレス」。
ホームセンターや園芸店でグリーンネックレスを見かけ、衝動的に購入したという方も多いのではないでしょうか?
今回は、グリーンネックレスがが枯れる主な原因3つをまとめてご紹介します。
この記事を読めば、
- グリーンネックレスが枯れる主な原因
- 枯れそうなグリーンネックレスを復活させる方法は?
- もう枯らさない!グリーンネックレスを長く育てるコツ3つ
- 枯れないグリーンネックレスが欲しい!そんな人には「人工観葉」がおすすめ
が分かるよ!
グリーンネックレスが茶色くしぼむ、枯れるのはなぜ?
まずは、グリーンネックレスが枯れる主な原因から見ていきましょう。
グリーンネックレスが枯れる原因①水の遣り過ぎ
グリーンネックレスはぷっくりした葉に多くの水分を蓄えているため乾燥には強いです。
必要以上の水やりは、グリーンネックレスを腐らせ枯れる「根腐れ」の原因になります。
グリーンネックレスの水遣りは土が乾いたタイミングでたっぷりと与えるのが基本。鉢底穴の開いた水はけの良い鉢を使って育てよう。
グリーンネックレスが枯れる原因②水切れ
グリーンネックレスは多肉植物の中では珍しく比較的水を好みます。
なので、あまりにも水を控えすぎていると株を弱らせてしまう原因になることもあるのです。
感覚的には観葉植物よりは乾燥気味に管理して、多肉植物よりは土を乾かしすぎない程度の水遣りがベスト。くわしくは以下記事を参考にしてみてね。
さらにくわしく「グリーンネックレス 水やり方法を解説!【管理のコツ3つ】」
グリーンネックレスが枯れる原因③寒すぎる(0度以下)
グリーンネックレスは意外と寒さに強く、株の状態にもよりますが丈夫な株であれば0度程度までなら耐えられます。
ただ、0度以下になると水分をため込んでいる葉は凍ってしまい、寒さで傷んでしまうことも多いです。
ちなみに筆者(近畿地方在住)のグリーンネックレスは一年中ベランダに置きっぱなし。マイナス3度以下になりそうな日だけ室内に入れてるよ。
さらにくわしく「グリーンネックレス 冬のお手入れ方法【たった2つのコツ】」
グリーンネックレスが枯れる原因④夏場の直射日光
グリーンネックレスは日当たりのよい場所を好みますが、強すぎる日光は葉を火傷させ傷ませる「葉焼け」を招きます。
真夏の直射日光や、西日は葉焼けを起こしやすいです。
葉焼けを起こし続けることで、株全体へダメージが及ぶ(枯れる)ことも十分に考えられます。
グリーンネックレスが枯れる原因⑤光線不足
グリーンネックレスは観葉植物のように耐陰性が強くありません。
気温が許す限りは屋外で管理するのがベストです。
日光が不足すると徐々に株が弱り、粒と粒の間隔が伸びて間延びします。
さらに日光不足が続くと見た目が悪くなるだけでなく、株自体が弱くなることでちょっとした環境の変化でダメージを受けやすくもなるのです。
グリーンネックレスが枯れる原因⑥害虫被害
グリーンネックレスに付きやすい害虫にはアブラムシ、アザミウマなどがあります。
これらの害虫がグリーンネックレスに寄生した場合、放っておくと徐々に葉や茎が変色してくるはずです。
さらに放置していると少しずつ株が弱り、最悪の場合は枯れることもあります。
さらにくわしく「観葉植物の害虫対策!虫を防ぐために押さえておくべきポイント3つ」
グリーンネックレスが枯れる原因⑦水はけの良すぎる土
グリーンネックレスは多肉植物の中では比較的水を好む種類です。
そのため、あまりにも水はけの良すぎる土に植えていると株が乾燥して枯れるリスクが高まります。
おすすめは「観葉植物用土」と「赤玉土」を半々に混ぜたものです。
グリーンネックレスが枯れる原因⑧高温によるダメージ
グリーンネックレスの生育適温は15度~25度程度。
グリーンネックレスは過ごしやすい春と秋にもっとも生育がさかんになり、色つやも良くなります。
「鉢内に熱がこもる⇒根を傷める⇒根腐れ」
夏の直射日光は鉢内の温度を上昇させ根を傷ませやすいのです。
夏と冬は極端な暑さや寒さによって株が弱りやすい。30度以上なら日陰に移動して鉢が煮えるのを防ごう。真夏は水遣りも控え目にして。
あわせて読みたい「グリーンネックレスの玉を大きくする方法はある?粒が小さくなる原因も」
枯れそうなグリーンネックレスを復活させることはできる?【対処法】
では、枯れそうなグリーンネックレスを復活させることは可能なのでしょうか?
ここでは、症状別で対処法を解説します。
枯れそうなグリーンネックレスの復活方法 ケース①葉がシワシワ
グリーンネックレスの葉がシワシワで枯れそうな場合、まずは土の乾き具合を確認します。
土が乾いているか・湿っているかで対処法が異なるからです。
土が乾いている場合
グリーンネックレスの葉がシワシワで土が乾いている場合、水を与えれば十分に復活する可能性があります。
たっぷり水やりすれば一週間程でグリーンネックレスらしいプクプクした葉に戻ることが多いです。
ただ、株元がすでに黒っぽく変色し、茎がカラカラになっている場合は復活が難しいかもしれません。
さらにくわしく「グリーンネックレスが丸くならない…原因は?対処法も!」
土が湿っている場合
グリーンネックレスの葉がシワシワだけど土は湿っているという場合、根が傷んで水をうまく吸い上げられない状態に陥っている可能性があります。
根腐れに発展している可能性が高いため、ダメージを受けていない箇所をとり挿し木をしておきます。
できれば根腐れを防ぐためにも鉢からいったん抜き取り、傷んだ根を取り除きます。
枯れそうなグリーンネックレスの復活方法 ケース②葉が落ち、茎が黒っぽく変色
すでにグリーンネックレスの葉が落ち、さらに、他の箇所も黒っぽく変色している場合、すでに根腐れしている可能性が高いです。
土が湿っている場合、一度、土から株を取り出し、腐っている部分をすべてカットします。
残った部分は再度、水はけのよい土に植え付けて様子をみましょう。それでも復活が難しいようなら、挿し芽にするのがおすすめです。
グリーンネックレスは挿し芽で簡単に増やせる
グリーンネックレスはカットした茎を土に挿すだけで発根して増やすことができます
すべてが傷む前に元気な茎をカットして発根させる挿し木をすれば復活する可能性があります。
グリーンネックレスを挿し芽で復活させる手順
- 緑色の茎を10cmほどカット
- 乾いた土に乗せて上から軽く土をかける
- 10日ほど経ったら土の表面が湿るくらいに水遣り
- うまくいけば発根しそのまま育てられる
発根するか心配な場合は水差しで発根させてから土に植えつけてもok。
あわせて読みたい「グリーンネックレス 増やし方【簡単な挿し木方法を解説!】」
グリーンネックレスは多肉植物の中でも比較的水を欲しがる
「多肉植物(グリーンネックレス)=水をほとんど与えなくてもよい」
そんな風に考えている方もいるかもしれませんが、グリーンネックレスは多肉植物の中でも水分を比較的欲しがる方です。
葉水だけでは根っこまで十分水分を与えられない
根腐れを恐れるあまり、水遣りを霧吹きで済ませていませんか?
霧吹きでの水遣りでは根まで水分を届けられません。
春・秋のグリーンネックレスの生長期に、風通しのよい屋外で育てている場合、水やりの目安は3~4日に1回程度です。
あわせて読みたい「観葉植物がすぐ枯れる人がやりがちな間違ったお手入れ3つ」
グリーンネックレスを枯らさない!管理のコツ3つ
グリーンネックレスを枯らさないための管理のコツを3つご紹介します。
もう枯らさない!グリーンネックレス 管理のコツ①土が乾いてから水やり
グリーンネックレスの水やりは、「土がしっかりと乾いてから」が鉄則。
葉に沢山の水分を含んでいるため乾燥に強い反面、蒸れには弱いです。
以下のような状態の時は「土が乾いている」といえます。
- 鉢を持ち上げて軽い
- 土に指を第一関節くらいまで入れて水気を感じない
とはいえ感覚頼りでは確実性に欠けます。いちいち土の乾き具合を確認するのも面倒です。
そんなときは水遣りチェッカーがおすすめ。
水遣りチェッカーを使うことで管理を楽にし、同時に根腐れを防ぐことができます。
土が乾いたら白、土が湿っていれば青
使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけ。
これだけで土の乾き具合を色で知ることができます。
ちなみに内部の中芯を交換すればスティック部分は繰り返し使えるよ。交換の目安は半年~9か月に1回程度。色が変わらなくなったら交換のタイミング。(下写真)
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あわせて読みたい「観葉植物好きなら必ず持っておくべき!優秀すぎる園芸アイテム【厳選】」
もう枯らさない!グリーンネックレス 管理のコツ②5度以下になりそうなら室内へ
グリーンネックレスは寒さには強いものの、耐えられる寒さは2~3度くらいです。
丈夫な株であれば0度程度までは耐えられるものの、株の状態によっては3度を下回ると枯れてしまうので、冬場は室内で管理するのが安心です。
室内管理の場合は南~東向きの窓際に
室内で管理する場合は明るく風通しの良い場所に置きます。
南~東向きの窓際がベストです。風通しをよくするためサーキュレーターを活用するのもよいでしょう。
窓を閉め切る時期は風通しの悪さによって根腐れを起こしやすい。蒸れ防止のためにも風通しの確保は必須。
あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」
もう枯らさない!グリーンネックレス 管理のコツ③強すぎる日光を避ける
日当たりのよい場所を好むグリーンネックレスですが、強すぎる日光を葉焼けの原因になります。
強すぎる日光はグリーンネックレスを弱らせる可能性もあるため避けます。
真夏の直射日光、西日は避ける
グリーンネックレスは極端な暑さや蒸れ、強光を嫌います。
これら3つの条件が揃った梅雨~夏場は、グリーンネックレスが弱りやすい時期です。
屋外の場合、夏は日陰に置いて。25度を超えてきたら水やりは控え目にシフト。具体的には、土の表面が乾いて2日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量で与えるよ。
あわせて読みたい「枯れない観葉植物が欲しい人へ!絶対枯れない&消臭効果を持つ優秀グリーン」
枯れないグリーンネックレスが欲しい…そんな人には「人工観葉」がおすすめ
光も水も土も不要。室内でも虫が湧かずに清潔。好きな場所に飾って楽しめるグリーンネックレス
人工観葉であれば日当たりを気にせず好きな場所に飾って楽しめます。
土も水も使わないから虫が苦手な人でも安心です。
人工観葉なら、日当たりの悪い北側の寝室や窓の無い玄関などでもグリーンネックレスが楽しめるね。
さらに、「光触媒加工」が施されているものなら太陽光や照明光に反応して消臭・抗菌などの空気清浄効果を発揮してくれます。
日当たりや風通し、気温などの環境に気を配る必要が無いためストレスフリーでグリーンが取り入れられます。
さらにくわしく「自然な見た目で消臭効果も!水やり不要のハンギングプランツ・おすすめ6選」
本物そっくり、リアルで高品質なフェイクグリーンが欲しいなら「造花専門店」で探してみよう
でも人工観葉ってツクリモノでしょ?安っぽくならないかな…。
そんな方におすすめなのが、造花専門店こだわりの人工観葉「アーティフィシャルグリーン(高品質な人工観葉)」です。
こちらは造花専門店「PRIMA」こだわりのグリーンネックレス。
造花専門店「PRIMA」の人工観葉は、職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴です。
少々値は張るものの、至近距離でも本物と見間違えるほどリアル。室内で楽しむならクオリティにこだわったリアルなものを選んでみて。
人工観葉のグリーンネックレスなら枯れることも玉が小さくなることもありません。
もちろん面倒な水やりも難しい湿度管理も不要です。
土も水も使わないから食卓テーブルや寝室など、衛生面が気になる場所でも気兼ねなく飾って楽しめるよ。
グリーンネックレス mix ハンギングプランツ 観葉植物 フェイクグリーン eco NEW ¥5,500(税込)
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あわせて読みたい 「本物そっくり!フェイクグリーンのおすすめメーカー【厳選3店】」
グリーンネックレスが茶色くしぼむ、枯れるのはなぜ?【まとめ】
今回はグリーンネックレスが枯れる原因と対処法をくわしくご紹介しました。
グリーンネックレスは乾燥気味に管理することが枯らさずに育てるコツです。
グリーンネックレスが枯れる主な原因を知り、管理のコツをつかんでグリーンネックレスを長く楽しみましょう。
グリーンネックレスが枯れる主な原因は?
- 水のあげ過ぎ
- 水切れ
- 寒すぎる(3度以下)
- 強すぎる日光(真夏の直射日光・西日)
- 光線不足
- 害虫被害
- 水はけの良すぎる土
- 高温によるダメージ
枯れそうなグリーンネックレスは復活させられるのか?
- 「葉がシワシワ」⇒水を与えれば復活する可能性大。ただし、土が湿っている場合はいったん乾かす必要あり
- 「葉が落ち、茎が黒っぽく変色」⇒すでに根腐れしている可能性あり。挿し木にすることで再生させることで救済させる方法もある。
もう枯らさない!グリーンネックレス 管理のコツ【3つ】
- 土が乾いてから水やり
- 5度以下になりそうなら室内へ
- 強すぎる日光を避ける
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