冬になると真っ赤な花でクリスマスムードを高めてくれる鉢花「ポインセチア」。
でも、なんとなくポインセチアの元気がない…とお悩みですか?
今回は、ポインセチアの元気がない原因と対処法をご紹介します。
ポインセチアの元気がない…原因は?対処法も
では、ポインセチアの元気がない主な原因とそれぞれの対処法をくわしくみていきましょう。
ポインセチアの元気がない原因①寒い(5度以下)
ポインセチアは冬に出回ることの多い植物です。クリスマスを象徴する植物として人気のポインセチア。
「ポインセチア=冬の花=寒さに強い!」
このようにお考えの方の多いでしょう。しかし、ポインセチアの原産地はメキシコで生育適温は20度~30度と温暖な気候を好みます。
そのため、ポインセチアは寒さに強くありません。5度以下の寒さに当てるとぐったりとして元気がなくなってしまいます。
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ポインセチアが寒さで元気がないときの対処法
・屋外に出している場合も気温が5度以下になりそうなら室内に移動させる
⇒耐寒性が強くないため、冬場の管理は基本的に屋内
・気温の下がる夜間の水やりはできるだけ控える
⇒気温の上がる日中に与える(どうしても夜間になる場合はぬるめの水を与える)
・冬場の水やりはできるだけ常温(20度~30度くらい)の水を使用する
⇒根腐れを避けるためにもしっかりと水気を切る、受け皿の水は捨てる
ポインセチアの元気がない原因②日光不足
冬場は寒さを避けるため室内管理が中心となるポインセチア。しかし、生育が旺盛になる春から秋にかけては丈夫に育てるためにもできるだけ屋外の日当たりの良い場所に置きましょう。
風通しのよい場所で育てることで、光合成が活発になり丈夫な株に育ちます。
室内に置きっぱなしにしていると、葉が小さくなったり枝がひょろひょろとのびて弱々しい姿になることが多いです。
ポインセチアが日光不足になっている場合の対処法 ・ポインセチアの生育が旺盛な4月~9月頃にかけてはできるだけ屋外で管理する ・室内管理の場合は窓際の風通し良く日当たりの良い場所に置いて育てる
ポインセチアの元気がない原因③水のやりすぎ
土が乾ききらないうちに水を与えてはいませんか。もしそうなら根腐れを引き起こす原因になるため避けましょう。
ポインセチアは乾燥に強く、水のやり過ぎは根を腐らせ株を枯らす原因になりえます。
対処法 ・ポインセチアの水やりは土が乾いてからたっぷりと与える ・冬場の水やりは暖かい時期よりもやや控えめにする(生長が緩慢なため) ・水やり後はできるだけ風通しのよい場所に置いて根腐れを防ぐ ⇒冬場であればサーキュレーターや扇風機を活用するのがおすすめ あわせて読みたい「サーキュレーターと扇風機の違い【植物に適しているのは?】」はこちら
まとめ
今回は、ポインセチアの元気がない原因と対処法をご紹介しました。
冬の花だから寒さに強いと思われがちなポインセチア。実は、寒さが苦手な植物なんですね。
今回の記事をご参考に、元気のないポインセチアの適切な対処法を見つけてみてください。
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ポインセチアの元気がない主な原因と対処法 ・寒い(5度以下) ⇒冬場は室内での管理が基本。窓際は朝晩に冷え込みやすいため要注意。 ・日光不足 ⇒直射日光を避けた明るい場所に置いて丈夫に育てる。 ・水のやり過ぎ ⇒ポインセチアは乾燥に強いため、土がしっかり乾いてから水を与える。できるだけ風通しのよい場所に置き、根腐れや病害虫の発生を防ぐ。