ぷっくりとした肉厚な葉と鮮やかな葉色が魅力的なグリーン「ペペロミア」。室内にちょこんと置きたい癒しの植物ですね。
そして、ペペロミアは100円ショップダイソーでも購入できます。今回は、ダイソーで100円で購入したペペロミアをこんもり大きく育てるまでの様子を生育記録としてご紹介します。
「ダイソーで買った植物なんて小さいし、どうせすぐ枯れちゃうでしょ?」
こんな風に思われている方にも、ぜひ、ご覧いただきたい記録です。
100均のペペロミアの育て方【栽培記録】
では、さっそくダイソーで購入したペペロミアの生育を見てきましょう。
ダイソーでペペロミアを100円で購入【2021/4】
ダイソーには観葉植物コーナーがありますね。100円だけではなく300円のものも販売されていることもありますが、今回は100円のペペロミアを購入します。
こちらが今回、ダイソーで購入したペペロミアです。小さくてかわいいですね。このままでも魅力的なのですが、今回はこのペペロミアをこんもり大きく育てていこうと思います。
植物を丈夫に育てるためには「日光」「水」「風」が不可欠です。ということで、時期的にも暖かいので、しばらくはベランダに置いて育てることにします。
まずは植え替えから。
ダイソーやホームセンターで購入した植物は保水性のあるピートモスのような土に植え付けられていることが多いです。理由はおそらく、水やりの回数を減らして管理を楽にするためと考えられます。
ただ、このままでは排水性がよくありません。より旺盛な生長を期待したいので、排水性にすぐれる根張りが良さそうな土に植え替えます。
ペペロミアは寒さに強くありません。そのため、冬になったら室内での管理になるでしょう。それを考え、今回はプロトリーフさんの室内向けの土を使います。
この土は堆肥(たいひ)を使用していないため、虫やカビが発生しにくいんです。また、肥料分としても虫の湧きにくい化成肥料が元肥として含まれています。
ビニールポットから株を優しく取り出し、既存の土をある程度取り除きます。棒で軽くつつくと、湿り気のある土がボロッと取れました。
鉢底石を敷き、用土を鉢の1/3程度入れます。その後、高さを調整して株と鉢の隙間に用土を入れるだけです。これで植え替え完了。
今後の管理方法
- 屋外の半日陰で管理(直射日光は避ける)
- 土が乾いてからたっぷり水やり
- 根が張ったら剪定し、その茎を利用して挿し木で増やす
ダイソーのペペロミア、挿し木に挑戦【2021/8】
購入から4か月程経ちました。かなり葉数が増えましたよ。
このまま育てても良いのですが、今回はこんもりとボリュームを出したいので、このタイミングで剪定を兼ねて挿し木にも挑戦します。
具体的には、「伸びた場所を切り、そこから枝分かれさせて横にボリュームを出す」という感じです。そして、剪定で出た茎は水差しにして発根させ増やします。作業開始です。
まずは伸びすぎた茎をカットします。その後、カットした茎を水差しにするだけ。これで完了。うまくいけば一週間ほどで発根します(下写真)。
もう少ししっかりと発根したら、同じ鉢に植え付ける予定です。ただ、あまり根が伸びすぎると、土に植え付けた際に生長が不安定になります。
理由は、長期間水差しで育てていると、根が水耕栽培用の根になってしまうからだそう。伸びすぎないうちにタイミングを見て、元の鉢植えに移植します。
あわせて読みたい「ペペロミアの増やし方 初心者でも簡単にできる挿し木での増やし方」はこちら
ペペロミアの水差しを同じ鉢に植え付ける【2021/9/19】
だいぶ根が伸びました。ここらで、水差しで発根させたペペロミアを元の鉢に植え付けます。棒を土に挿しながら、挿し木をそっと土に植えていきますよ(下写真)。
植え付け完了です(下写真)。下写真の手前4本が水差しで発根させた茎になります。土に植え付けてからしばらくは乾燥に気を付け、気づいたときに葉水します。もちろん、直射日光は厳禁です。
あとは、うまく根が活着してくれるよう祈るのみ。
あわせて読みたい「挿し木と水差し どっちが大きく育つ?【メリットデメリット】」はこちら
そして、元の鉢植えが早くも根詰まり気味だったため、この機会に鉢植えも一回り大きめの素焼き鉢に植え替えました。まだしばらくは暖かい日が続くため、冬までの期間にもう少し生長してくれるはずです。
そして、植えきれなかった水差しは、このまま室内で楽しむことにしました(下写真)。ペペロミアは増やすのも簡単なので、色々な楽しみ方ができるのも魅力のひとつですね。
ダイソーで購入して一年経過したペペロミア【2022/5/27】
ダイソーでペペロミアを購入し、早くも一年以上経過しました。現在の姿がこちらです。
暖かくなってからスリット鉢に植え替えました。かなり枝数が増えてボリュームが出てきましたね。
とはいえ、なんとなく色が薄い。来週あたり、液肥を薄めて与え始めようと考えています。あと、これもなんとなくですが葉が下向きな気がする。
置き場所を少しだけ変えてもう少し風通しのよい場所に移動させることに。屋外の遮光ネットをかけた植物棚ですね。
これでしばらく様子をみます。やっぱり素焼き鉢の方が合ってたのかな?このペペロミアは葉が肉厚なので、蒸れに弱そうです。
今回はここまで。また随時更新します。お楽しみに。
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