「オリヅルランがいつの間にか巨大化してしまい置き場所に困っている…」
オリヅルランを長く育てている方の中には、上記ようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
巨大化したオリヅルランを小さくしたい時の方法は2パターンです。それが、
- 株分けする
- 子株で育て直す
今回は実際に、巨大化したオリヅルランを株分けと子株で小さくする模様とともに方法と手順をご紹介します。
オリヅルランを小さくしたい!これ以上大きくしたくない時の方法①株分け
まずは、株分けの方法から見ていきましょう。適期は春から秋の暖かい時期です。
オリヅルランを小さくするための株分け 手順1「土を乾かしておく」
株分け前は土を乾かし気味にしておきます。土を乾かし気味にしておくことで、株分け作業をスムーズに進めることはもちろん、根への負担も抑えることができます。
オリヅルランを小さくするための株分け 手順2「鉢から株を取り出し分ける」
鉢から株を取り出したら、古い根や土を落します。黒く傷んだ根はカットしておきましょう。
根元を手でかき分け、株と株の境目を見つけます。株と株の境目に親指を入れ分けます。硬い場合は剪定はさみで切り分けましょう。
今回は3つに分けられました。(上写真)
オリヅルランを小さくするための株分け 手順3「小さめの鉢に植え付ける」
株の大きさに応じた鉢を用意し植え付けます。根の量に対して子株が多すぎる場合は、あらかじめカットしておきます。 残り2つの株もそれぞれの大きさに合った鉢に植え付けます。
「これ以上増やしたくない」という場合はかわいそうですが処分します。 または、屋外用と室内用に分けて育てるのもよいでしょう。
あわせて読みたい「オリヅルランの育て方 水やり方法、置き場所など」はこちら
オリヅルランを小さくしたい!これ以上大きくしたくない時の方法②子株で育て直す
巨大化したオリヅルランからランナーが伸び、子株が付いている場合はこの方法が手軽でおすすめです。
あわせて読みたい「オリヅルランのランナーが出ないときの対処法」はこちら
オリヅルランを小さくしたい時の方法 子株で育て直す 手順1「カット」
ランナーの先についた子株をカットします。子株の根元を確認し、根っこが出ているものを選んでくださいね。
ランナーを2~3cmほど残してカット
ランナーを2~3cmほど残してカットします。これを発根させて植え付けるだけです。
オリヅルランを小さくしたい時の方法 子株で育て直す 手順2「水に差す」
水を張った容器に子株の根が付いた部分が浸かるようにして浮かべます。確実に発根させたい場合は水差しにしてから土に植えるのがおすすめです。
7日ほどで発根
7日ほどで根が伸びてきます。5cmほど伸びたら土に植え付けましょう。
オリヅルランを小さくしたい時の方法 子株で育て直す 手順3「土に植える」
水はけの良い土に植え付けたら直射日光を避けた風通しのよい場所に置いて管理します。
カットしてから約4か月後
土に植え付けてから4か月ほど経過した子株です。もうすっかり一人前ですね。
株分けに比べて手間が少なく、株をコンパクトに仕上げることができます。
オリヅルランを小さくしたい!これ以上大きくしたくない時の方法【まとめ】
今回はオリヅルランを小さくしたい時の方法をご紹介しました。
大きくなったオリヅルランからランナーが伸び、子株が沢山ついているなら、後半でご紹介した子株で育て直す方法が手間が少なくおすすめです。
オリヅルランを小さくしたい時の方法
- 株分けする
- 子株で育て直す⇐こちらの方が手間が少なくよりコンパクトな株に仕上げられる
オリヅルランのその他topics
「オリヅルランをハイドロカルチャーで育てる方法を解説します」はこちら