寒さが厳しい今日このごろ…。通年であればベランダにて何とか冬越ししてくれているオリヅルラン。
しかし、今年の大寒波で大きなダメージを喰らってしまいました。一昨日の晩の最低気温はマイナス5度。
さすがに厳しかったようで、葉が寒さにやられてしなしなになってしまいました。かろうじて残っている葉はあと数本…。
果たしてここから復活させることはできるでしょうか?
凍傷でしなしなの観葉植物「オリヅルラン」を復活させる
元気だったころのオリヅルラン…
寒さで葉がしなしなになったオリヅルラン【2022/1/26】
こちらがマイナス5度の寒さで傷んだオリヅルランです。
野菜を間違って冷凍室に入れたらこうなりますよね。完全に細胞が寒さで壊れてしまってます。
かろうじて子株がひとつ、なんとか耐えてくれました。(下画像)
しかし、残念ながら、すでに凍傷でやられた葉は復活させることができません。
ちなみに、ベランダに置いていたオリヅルランはもうひと鉢あります。(下写真)
かなり弱ってはいますが、何とか凍傷を免れた葉や子株も残っています。なんとかして復活させたい。
しなしなに傷んだ葉をカットしました
もう遅いかもしれませんが、慌てて室内へ移動させました。その後、すでに凍傷で傷んだ葉をカット。
寒さが落ち着くまでは室内に置いて管理することにしました。
痛々しい姿です…。
例年は屋外でもなんとか冬越ししていたのですが、今年の大寒波にはさすがに耐えられなかったようです。反省…。
最低気温が0度を超えるようになってきたら、屋外の元の場所へ戻そうと思います。それまでは室内で乾かし気味に管理します。
復活なるか…!?
オリヅルラン、その後の経過【2022/3/2】
その後、暖かい日に1回のみ水やり。かなり気温が上がってきたので、2月中旬あたりから再びベランダに移動しました。
まだまだ気温が足りずに新しい葉は出ていませんが、とりあえず張りのある葉は残っています。ひとつだけ残った子株もなんとか生きてます。
もう少し気温が上がってくれば葉が茂ってくるはず…。
株元からどんどん新芽が出てきました【2023/5/23】
暖かくなってきて新しい葉が展開し始めました。左の小さい鉢の方は先月末あたりから液体肥料を与えています。
2週間に1回程度、水で薄めたハイポネックスを使っていますが、葉の色が鮮やかになってきましたよ。
これです。
いろいろ試しましたが、やっぱりこれが一番効果が実感できます。おすすめ。
使い方は水1リットルに対してキャップ約1/10を薄めて水やりとして与えるだけ。慣れれば簡単ですよ。
原液は鮮やかなブルー。水で薄めると薄い水色になります。
大きな鉢の方はかなり見栄えが悪くなってしまったので、かわいそうですがスペースに限りもあるので処分することにしました。
完全復活。里子へ出しました【2023/9/10】
その後順調に回復し、里子に出せるまで復活しました。
凍傷でしなしなになっても、根っこさえ生きていればなんとか復活させることができるんですね。
諦めずに管理してみてね