「家計のためにも今年こそ家庭菜園に挑戦してみたい。でも、賃貸の狭いベランダでも場所を取らず、かつ失敗しにくい野菜ってなんだろう?」
そんな方におすすめなのが「大葉(青しそ)」です。
生育旺盛でどんどん収穫できる大葉。丈夫で育てやすく、家庭菜園初心者でも失敗しにくいおすすめの野菜ですよ。
そこで今回は、賃貸の狭いベランダで大葉を育てる様子をブログで綴ってみます。
今年こそは家庭菜園に挑戦してみたいけど、プランターは場所を取るし敷居が高い…という方。ぜひ、今回のブログを参考にしてみてくださいね。
狭いベランダで家庭菜園!大葉を育ててみる
種から育てる方法もありますが、初心者は苗から育てるのが失敗も少ない上、手間も少なく済みます。
ホームセンターなら60円程度で大葉の苗を購入できますよ。
60円程度で購入した大葉のポット苗。春先になるとホームセンターや園芸店に出回り始める。
準備するもの
- 大葉の苗(茎が太くひょろひょろしていないものを選ぶ)
- 鉢(一株につき直径15cm、深さ20cm程度)
- 野菜用の土(燃えるゴミとして処分できるものだと便利)
※プロトリーフ KAGOMEかるーい野菜の土(20L)は、プロトリーフとカゴメが共同開発した家庭菜園向けの野菜の土です。軽い上、使用後はそのまま燃えるゴミとして捨てられます。元肥入りでいろいろな野菜を育てることができます。
狭いベランダで家庭菜園・大葉栽培 手順①鉢に土を入れておく
ポットから苗を取り出す前に、あらかじめ鉢に土を入れておきましょう。
鉢に鉢底石を敷き、その上から野菜用培養土を鉢の3/4ほどまで入れておきます。
大葉は根を深く張る植物。鉢の深さは最低でも20cmは必要
「え、こんなにデカい鉢が必要なの?」と感じるかもしれないが、大葉は想像以上に生育旺盛だ。
購入直後は頼りない大葉の苗。しかし、大葉は非常に生育旺盛です。
大葉は地中深くまで根を張るため、鉢の深さは最低でも20cmは必要になります。何度も植え替えるのは大変です。また、大葉にとっても負担となります。
鉢はあらかじめ深さのあるものを選んでおいてください。
狭いベランダで家庭菜園・大葉栽培 手順②ポットから苗を取り出す
植え替え先の鉢の準備ができたら、いよいよポットから大葉の苗を取り出しましょう。
指で苗を挟み込み、ポットを逆さにしてそっと取り出してください。
大葉の根は傷つきやすい。根鉢(土と根の塊)は崩さず優しく扱うべし
大葉は移植に弱いです。つまり、植え替えが苦手。
根が繊細な大葉は傷つきやすいため、根鉢はできるだけ崩さぬようにして優しく扱ってください。
狭いベランダで家庭菜園・大葉栽培 手順③植え付け
あらかじめ準備しておいた鉢に大葉の苗を優しく植え付けます。植え付ける位置は鉢の縁から約2cm~3cmほど下です。
鉢いっぱいに土を入れてしまうと、水やりの際に鉢から土が流れ出てしまうからです。
軽く手で押さえて安定させよう
植え付け後は苗のまわりを軽く指で押さえ、安定させます。
狭いベランダで家庭菜園・大葉栽培 手順④水やり
植え付け後は鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりと水を与えましょう。その後、直射日光を避けた半日陰に置きます。
大葉の置き場所は半日陰が適しています。収穫目的で大葉を育てる場合、日当たりが良すぎると葉が硬くなる傾向にあるからです。
大葉は水を好む植物、水やりは土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと
2021/4/10
大葉は比較的に水を好みます。
土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。適切に水やりをすることで、柔らかく食感のよい大葉に育ちますよ。
収穫時期は6月~8月頃です。その間、水やりは基本的に毎日おこないます。
2021/6/9
まとめ
ということで、今回は狭いベランダでも簡単にできる大葉の栽培方法とその記録をまとめてご紹介しました。
家庭菜園初心者でも失敗しにくい丈夫な大葉。春になると50円程度の苗が沢山出回ります。
大葉は家庭菜園初心者でも育てやすい上、たくさん収穫できるのですぐに元を取れますよ。
また、100円ショップで購入できるプラスチック鉢でも簡単に育てられます。
ただ、鉢選びの際は20cm以上深さがあるものをチョイスしてくださいね。また、大葉栽培の際に押さえておきたいポイントは以下です。
- 大葉の収穫は下葉から少しずつおこなうこと➡1日1~3枚程度(1株につき)
- 秋になると先端に穂がつく➡大葉の穂はつくだ煮やてんぷら、塩漬けにすると美味。ただし、開花すると葉が硬くなり収穫できなくなる。長く葉を収穫したいなら開花する前に摘み取るのがよい。