切れ目の入った個性的な葉がエキゾチックなモンステラ。
葉が大きく存在感のあるモンステラですが、育てているうちに倒れることが多い観葉植物でもあります。
丈夫で育てやすいモンステラは、何といっても生育が旺盛!
放っておくと、「いつの間にかモンステラが鉢ごと倒れてしまった…」なんてことも少なくありません。
そこで今回は、倒れるモンステラの原因と対処方法を徹底解説いたします!
モンステラが自立しない原因と対処方法を徹底解説します!
それではさっそく、モンステラが倒れる時の対処方法をご紹介します。モンステラが倒れる時の対処法は主に2パターンです。
モンステラが倒れる時の対処法①「支柱を立てる」
生長するにつれ、どうしても横に広がるモンステラ。放置すると鉢ごと倒れることにもなりかねません。そんなときは、支柱を立てるのもひとつの選択肢です。
100円ショップやホームセンターに売っている、緑色の支柱でももちろん大丈夫ですが、できれば自然素材のものの方がモンステラが絡みつきやすいです。
倒れるモンステラをサポート。自然素材の支柱で見た目もおしゃれに
緑色の支柱とワイヤーで支えてあげるのも良いですが、どうしても見た目が野暮ったくなりがち。そんなときにおすすめなのが「ココスティック」です。
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ココスティックは、ココナッツファイバーで覆われた自然素材の支柱で、倒れる植物を上向きに生長するよう作られています。
使い方は通常の支柱と同じで、土に挿して植物をやさしくくくりつけるだけです。
また、生長とともにスティックを継ぎ足していくこともできます。本来のモンステラは、大木に絡みつきながら上へ上へと生長していくつる性の特徴をもつ植物です。
モンステラを鉢植えで育てていると、どうしても、行き場のない茎や気根がさまよった挙句、倒れてだらしない見た目になりがち。
おしゃれで機能的な支柱は、倒れるモンステラに適したアイテムです。
モンステラが倒れる時の対処法②「カットする」
倒れたモンステラはどうしてもだらしのない印象になりがちです。「手っ取り早くすっきりさせて仕立て直したい」という場合、剪定で余分な茎をカットするのも一つの手です。
モンステラの剪定時期は生長期である4月~9月頃。中でも、生長期初期にあたる5月6月頃に剪定することで、株へのダメージを最小限に抑えられるだけでなく、新芽が出やすいです。
倒れるモンステラを仕立て直す!剪定の方法
- 適期は4月~9月頃まで
- 伸びすぎている茎をカット
- 風通しの良い半日陰で管理(しばらくは水のやり過ぎに気を付ける)
- 生長が落ち着いたら通常の管理に戻す
剪定後は葉数が少なくなるため、今までよりも水を多く欲しなくなります。
土が一週間以上湿っていると根腐れに発展する可能性が高まるため、水のやり過ぎに気を付けながら管理します。
しばらくするとカットした葉の付け根あたりから新しい芽が出てくるよ。新しい葉が展開したら様子をみて通常の管理に移行してね。
※ちなみに、カットしたモンステラの茎で増やすこともできますよ。(以下記事をご参考に!)
自立しないモンステラを幹上がりに仕立てる方法
支柱や支えとなるアイテムを使わずに、モンステラ自身が自立して縦に伸びるよう仕立てることを「幹立ち(幹上がり)」といいます。
放っておくとどんどん横に倒れるモンステラ。そのため、モンステラを幹立ちさせるには時間と手間を要します。
が、幹上がりしたモンステラの見た目は非常にすっきりとし、一気にスタイリッシュな印象にできます。(下写真)
倒れるモンステラを幹上がりに仕立てる方法【手順】
- まずは植え替えから。そのままでは横に広がる(倒れる)ため、幹が垂直になるよう植え替える。
- 園芸用の支柱と園芸用ソフトワイヤーで倒れないよう幹を支える。
- 気根が出てモンステラ自身が自立できるようになるまでは支柱で支えておく。
- 自立できるようになったら様子をみて支柱を卒業。
幹立ちのモンステラは通常のものよりも高価な場合が多いようです。自分で仕立ててみるのも楽しそうですね。
モンステラが倒れる理由【そもそもなぜ倒れるの?】
次に、そもそもなぜモンステラは倒れるのかを解説します。
モンステラは順調に育つと倒れる植物
「モンステラが倒れてしまって困っている…」
実は、モンステラは順調に育つと倒れます。むしろ、モンステラが倒れるのは上手に育てられている証拠ともいえるでしょう。
モンステラはつる植物の性質をもつため這うように育つ
モンステラはつる植物の性質をもつため、横に這うように育ちます。
つまり、モンステラはゴムノキのように「自立して垂直に育つ植物ではない」ということだね!
モンステラは何かに絡みつきながら育っていくため、どちらかというとポトスに近いです。
添え木を挿してあげると、モンステラはどんどんと気根を絡めます。
木や添え木などに倒れ込むようにして気根を絡ませながら、上へ上へと這い上がっていくのが本来のモンステラなんだね。
倒れることのないモンステラが欲しいなら人工観葉がおすすめ
モンステラが倒れる理由と倒れた時の整え方は分かった。でも実際、忙しくて管理が行き届かない。何もしなくてもカッコいい姿をキープ出来たらいいのになぁ…。
こういった方におすすめなのが、土も水を不要で倒れる心配も要らない「人工観葉(フェイクグリーン)」のモンステラだよ!
土も水も使わないから虫も湧かず室内でも清潔。もちろん倒れることもなくストレスフリー
人工観葉であれば土も水も不要。もちろん、生長にともなって倒れることもありません。
日当たりの悪い北側の寝室や窓の無い玄関などにも、気軽にグリーンを取り入れられます。
モンステラ GWプランター H160cm ボーダーホワイト 観葉植物 フェイクグリーン ¥74,800(税込)
日当たりや風通し、気温などの環境に気を配る必要が無いため、置きたい場所に置いて楽しめるのが嬉しいポイントです。
本物そっくり、超リアルな人工観葉が欲しいなら造花専門店で探してみるのがおすすめ
こういった方におすすめなのが、造花専門店こだわりの人工観葉「アーティフィシャルグリーン(高品質な人工観葉)」です。
こちらは造花専門店が展開するモンステラ。↓↓
葉の肉厚感と光沢感が本物のモンステラそっくり。至近距離でも本物と見間違えるほどリアルな仕上がりです。
モンステラはあまりにも日光不足が続くと茎ばかりが間延びして倒れてくることもあります。
でも、人工観葉のモンステラであれば倒れることも弱ってしまうこともありません。
土も水も使わない人工観葉なら虫がわく心配もほぼゼロ。虫が苦手な人でも安心だね。
土も水も使わないから食卓テーブルや寝室など、衛生面が気になる場所でも気兼ねなく飾って楽しめます。
造花専門店「PRIMA」の人工観葉は、職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴。少々値は張るけど本物と見間違えるほどリアルな仕上がりだよ!
モンステラ スラントベース H185cm ブラック 観葉植物 フェイクグリーン ¥93,500(税込)
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人気の造花専門店PRIMAのアーティフィシャルグリーンはひとつひとつ職人の手作り。
色や形、サイズが微妙に異なるのが特徴で、葉の葉脈まで繊細に作り込まれています。
モンステラが自立しない原因と対処方法を徹底解説【まとめ】
今回は、モンステラが倒れる時の対処方法をご紹介しました。
ただ、モンステラは「倒れる」というよりは、元々が何かに絡みつきながら這うように育つ植物です。そのため、「育て方が悪くて倒れてしまった」というわけではありません。
むしろ、「元気に、順調に育っているからこそモンステラは倒れる」と言ってもいいかもしれません。
とはいえ、室内でモンステラを育てていると、部屋中にモンステラを這わせるというわけにはなかなかいきませんよね(笑)。
そんなときは、今回の記事をご参考に、お好みでモンステラを仕立て直してみてみるのも楽しそうですよ。
モンステラが倒れる時の主な対処法2つ
- カットして仕立て直す
- 支柱で支えるor幹立ちに仕立ててみる