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モンステラが枯れる原因は?モンステラを丈夫に育てるコツ3つを解説!

根腐れによって黒く傷んだ根っこ モンステラ

個性的な形の葉がエキゾチックな雰囲気漂う魅力的な観葉植物・モンステラ。ひと鉢置くだけで存在感抜群のおしゃれなインドアグリーンです。

そんなモンステラは初心者でも育てやすい丈夫な植物。にも関わらず、モンステラが枯れそうになってお悩み中の方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、モンステラが枯れる主な原因4つと、丈夫に育てるためのコツ3つをご紹介しましょう。

この記事を読めば、

  • モンステラが枯れる主な原因4つ
  • もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てるコツ3つ
  • 枯れることのないモンステラが欲しい人におすすめの選択肢

が分かるよ!

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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モンステラが枯れる主な原因4つとは?

まずは、モンステラが枯れる主な原因4つをみていきましょう。

モンステラが枯れる原因①根腐れ(水のやり過ぎ、蒸れ)

モンステラは観葉植物の中でも比較的に水を好む植物です。

ポトス、スパティフラム、クワズイモなどと同じサトイモ科のモンステラは、「比較的水を好む」「直射日光で葉が傷みやすい」などの共通点があります。

ただし、それは「排水性」が確保されている場合。常に根が湿っていると根が呼吸できずに傷んで腐り、最悪の場合枯れることもあります。

カラーサンドに植えていたマドカズラの根

  • 土が古くなって粒が崩れ、団子状に固まっている(2年以上植え替えていない)
  • 根詰まりしている(鉢中が根っこでぎゅうぎゅう詰め)
  • 土が乾かないうちに次から次へと水を与えている

このような環境や管理が続くと根は呼吸できずに傷んで腐る「根腐れ」を起こします。もちろん、根が腐ると水分や養分を吸い上げられません。

結果、株が弱ってそのまま枯れることがあるのです。

水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本

モンステラ植え替え後の水やり

モンステラの水やりは「土が乾いてからたっぷりと」が基本です。

地上部と同じように根も呼吸しています。常に土が濡れていると根が呼吸できずに腐敗してしまうのですね。

  • 春から秋の暖かい時期(生育期)…土が乾いたタイミングで鉢底から水が流れ出るくらいにたっぷりと与える
  • 秋から冬の気温が低い時期(休眠期)…土が乾いてさらに3~4日してから土全体が湿る程度に常温の水を与える(夜間の水やりは根を冷やすため避けた方がよい)

あわせて読みたい「モンステラが根腐れした時の症状は?根腐れを防ぐための対策も」はこちら

モンステラが枯れる原因②寒さ(5度以下)

モンステラは多くの観葉植物の中でも寒さには比較的強いです。とはいえ、もともとは熱帯アメリカの植物。

20度以下になると徐々に生育は鈍り始め、15度以下になると生育はほぼ止まり、10度以下になると休眠に入ります。

さらに5度以下になると寒さでそのまま枯れることも。冬は最低でも10度、できれば15度は確保するのが理想的です(できれば20度)。

夜になったら窓から離して冷え込みを防ぐ

植え替え後のモンステラ

モンステラは明るい場所を好みます。室内なら南向きの窓際に置くのがベストでしょう。

ただし、冬の窓際は朝晩に急激に冷え込むことが多いです。夜になったら窓から最低でも1~2mは離します。

できればお部屋の中心近くまで移動出来れば理想的です。鉢が重くて移動が大変…という場合は、キャスター付きの鉢スタンドがあると便利ですよ。

あわせて読みたい「モンステラ 冬の管理のコツ3つ!【冬のお手入れ方法】」はこちら

モンステラが枯れる原因③過度の乾燥(水のやり忘れ)

横に広がるモンステラ

多くの観葉植物の中でも暑さ、乾燥によく耐えるモンステラ。少しくらい水やりを忘れてもすぐに枯れてしまうことはありません。

とはいえ、あまりにも乾燥状態が長期間にわたると株が弱って枯れてしまいます。

水やりのタイミング【目安】

春から秋(最低気温15度以上) 土が乾いたタイミングでたっぷりと水やり
秋から冬(最低気温15度以下) 土が乾いてさらに3~4日してから水やり

あわせて読みたい「枯れずに長持ち!モンステラを楽しむならフェイクグリーンもアリな理由」はこちら

モンステラが枯れる原因④病害虫によるダメージ

暖かく乾燥する時期に発生しやすいのが害虫です。害虫がモンステラに付くと、吸汁によって樹液を吸い取られます。

すると、下写真のように葉がまばらに変色します。さらに、害虫の排泄物が原因となり病気を発症することもあるのです。

まばら模様のモンステラ

すると、徐々に株自体が弱ってしまうため、病害虫はモンステラが枯れる原因になりえます。

葉がベタベタする、色がまばら、白い粉が付着…このような場合、カイガラムシが付いている可能性大

モンステラに付きやすい害虫には、カイガラムシやハダニがあります。

これらの害虫がモンステラに付くと、葉がべとついたり、色が悪くなったり、白い粉が吹いたようになったりします。

カイガラムシのついた葉

害虫を放置していると見栄えが悪いだけでなく、枯れる原因にもなります。最悪、他の植物にまで被害が拡がってしまうことも。

モンステラに付いた害虫は見つけ次第駆除しなくてはなりません。ただし、霧吹きで水を吹きかけたくらいではとれません

使い古しの歯ブラシや綿棒でこそげ落すか、ピンセットで確実に捕獲するか。数が多くて手に負えない場合は殺虫剤の使用も検討します。

カイガラムシ

あわせて読みたい「モンステラの新芽が出ない理由とは?新芽が出ない時の原因と対処法」はこちら

 

もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てる3つのコツは?

仕立て直しから1か月経過したモンステラ

モンステラを枯らさずに長く且つ丈夫に育てるには、以下でご紹介する3つのコツを押さえておく必要があります。

もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てるコツ①15度以下なら水やりは控え目にシフト

モンステラを育てる上で大きな試練となるのが寒さの厳しい冬です。

この時期は水やりを控え目にシフトし、樹液濃度を高めて寒さに備える必要があります。

もちろん、吸いきれないほどの水やりを控えて根腐れを防ぐためにも、水やりは控え目にシフトする必要があるのですね。

難しい冬の水やりは「サスティー」があると便利

サスティー

使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に差しておくだけ。これだけで、土の乾き具合を測定し、最適な水やりのタイミングを色で確認できます。

サスティー

春から秋(最低気温が15度以上) チェッカーが「白」になったタイミングでたっぷりと水やり
秋から冬(最低気温が15度以下) チェッカーが「白」になってさらに3~4日してから常温の水を暖かい時間帯に与える

あわせて読みたい「モンステラの元気がないときの原因と対処法を徹底解説!」

もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てるコツ②20度以上なら屋外に置いてみる

モンステラを丈夫に、色つやよく育てていきたいのであれば、気温が20度~30度くらいの時期に屋外の日陰~半日陰に置くことをおすすめします。

理由は、日光と風通しが確保できるからです。

植物は風を受けることで丈夫に育つ

切れ込みの入ったモンステラの葉っぱ

植物は風を受けることで気孔の開閉が活発になり、光合成がさかんになるといわれます。

植物が光合成する上で欠かせないのが、「光」「水」「風」の3つです。

室内に置きっぱなしの場合、日光は補えたとしても風通しの面でどうしても屋外には敵いません。

あわせて読みたい「モンステラの新芽が出ない理由とは?新芽が出ない時の原因と対処法」

もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てるコツ③最低でも2年に1回は植え替え

モンステラは春~秋にかけて非常によく生長します。地上部が育つということは、鉢の中の根っこも育っています。

そのため、2年以上植え替えないままでいると、鉢の中が根でいっぱいになる「根詰まり」を起こすのです。

植え替えしないまま放置したモンステラの鉢底

モンステラの根詰まりを放置していると鉢内が蒸れて、根腐れの原因になります。また、経年により土の粒は崩れ団子状に固まってしまうのです。

あわせて読みたい「モンステラが根詰まりした時の症状と対処方法とは?」

植え替えは根詰まりを解消するためだけでなく、古くなった土を更新するためにも必要な作業

モンステラを植え付け

団子状に固まった土をそのままにしておくと、鉢内が蒸れ続けて根が傷みます。古い土をそのままにしておくと、根腐れのリスクが高くなるのです。

モンステラに適しているのは水はけの良い土。おすすめは「室内向けの土」です。

プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土 は虫が寄り付きにくいため、室内でも清潔に管理できます。

室内の土

さらに、土が濡れている時と乾いている時の色の変化が分かりやすいのも、プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土の特徴です。

室内向けの土とサスティー

水やりの管理がしやすい上、コバエが湧きにくいので虫が苦手な方にもおすすめの土になります。

あわせて読みたい「モンステラの葉っぱが割れない!【原因は?割れるコツも】」

 

枯れることのないモンステラが欲しい人におすすめの選択肢

モンステラが枯れる原因や管理のポイントは分かった。でも実際、忙しくてなかなか管理に手が回らない…。

このような方と相性抜群なのが、面倒な管理不要で枯れることもない「人工観葉(フェイクグリーン)」です。

土も水も使わないから清潔。枯れることがないからストレスフリー

モンステラ【フェイクグリーン】

人工観葉であれば日当たりを気にせず好きな場所に飾って楽しめます。もちろん枯れることもありません。

その上、土も水も使わないから虫も湧かずに清潔です。

人工観葉なら、日当たりの悪い北側の寝室や窓の無い玄関などにおいても枯れることが無い。好きな場所に飾って楽しめるよ。

本物そっくり、リアルで高品質なフェイクグリーンが欲しいなら「造花専門店」がおすすめ

でも人工観葉ってツクリモノでしょ?安っぽくならないかな…?

そんな方におすすめなのが、造花専門店こだわりの人工観葉「アーティフィシャルグリーン(高品質な人工観葉)」です。

こちらは造花専門店「PRIMA」こだわりのモンステラ。

モンステラ(フェイクグリーン)

造花専門店「PRIMA」の人工観葉は、職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴です。

少々値は張るものの、至近距離でも本物と見間違えるほどリアルな仕上がり。室内で楽しむならクオリティにこだわったものを選びたい!

人工観葉のモンステラなら枯れることもないから、忙しくて管理に手が回らないという方でも安心して楽しめます。

もちろん面倒な水やりも難しい温度・湿度管理も要りません。

土も水も使わないから食卓テーブルや寝室など、衛生面が気になる場所にも飾りやすい。虫が苦手な人にもおすすめ!

モンステラ GWプランター H160cm ボーダーグレ― 観葉植物 フェイクグリーン ¥74,800(税込)

☆★造花専門店「PRIMA」で高品質な人工観葉をさらに探してみる!

造花専門店「PRIMA」のグリーンはひとつひとつ職人の手作り。色や形、サイズが微妙に異なるのが特徴で、葉脈まで繊細に作り込まれている。ストレスフリーで高クオリティな人工観葉は贈り物にも最適。

 

まとめ

植え替え後のモンステラ

ということで、今回はモンステラが枯れる主な原因と合わせて、モンステラを丈夫に育てるコツ3つをご紹介しました。

モンステラが枯れることなく長く育て続けるためには、できるだけ原産地に近い環境を用意してやることが大事です。

モンステラの近くには温湿度計を置きましょう。

温度計

温度計をときどきチェックして「寒くなり過ぎてないか」「空気が乾燥し過ぎていないか」を確認しよう。

温度 湿度
人が快適と感じる環境の目安 18度~27度くらい 40%~60%
モンステラが好む環境の目安 20度以上 70%~

モンステラが枯れる主な原因4つ

  1. 根腐れ(水のやり過ぎ、蒸れ)
  2. 寒さ(5度以下)
  3. 過度の乾燥(水のやり忘れ)
  4. 病害虫によるダメージ

もう枯らさない!モンステラを丈夫に育てるためのコツ3つ

  1. 15度以下なら水やりは控え目にシフト
  2. 20度以上なら屋外に置いてみる(ただし直射日光は×)
  3. 最低でも2年に1回の植え替えで根詰まりを解消&土を更新

絶対に枯れることのないモンステラが欲しい人におすすめの選択肢

  • 絶対に枯れることのないモンステラが欲しいなら人工観葉がおすすめ
  • 本物そっくり、リアルで高品質な人工観葉が欲しいなら造花専門店で探すのが◎
  • 人工観葉なら土も水も使わないから清潔。室内でも虫か湧かずに枯れることもなくストレスフリー

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モンステラ
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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