水やりしてもマドカズラがぐったりしたまま。。
マドカズラが根腐れする原因
まずは根腐れする原因からみていきましょう。根腐れの主な原因は水のやりすぎですが、それだけではありません。土が湿っているのに次から次へと水やり
根腐れの最も一般的な原因です。 土が常に湿っていると、根が酸素を十分に取り込めず呼吸困難になり、根腐れが起こります。底穴のない鉢、小さな穴1つだけの鉢
鉢の底に排水穴がない、または排水が悪い鉢も根腐れの原因になりえます。 こういった鉢は水が滞留しやすく、根が水に浸かる時間が長くなるため、根腐れを起こしやすいです。保水性の高すぎる土
通気性の悪い重たい土(例えば、粘土質の土や劣化した古い土)も根腐れの原因になります。 こういった土は水分を過度に保持し、根に酸素が供給されにくくなるため、根腐れのリスクが高まります。寒さ(10度以下)
寒さの厳しい冬場は、マドカズラの成長が緩慢になり、同時に水分の吸収が減少します。 この状態で通常通りの水やりを続けると土が常に湿ったままとなり、根腐れが発生しやすくなります。肥料のやりすぎ、時期外れの施肥
肥料を過剰に与えると塩分濃度が高まり、根が損傷を受け、水分を吸収しにくくなります。 その結果、根腐れのリスクが高まります。2年以上植え替えていない
長期間使用された土は、分解されたり土の粒が崩れて団子状に固まります。 通気性が悪くなった土では、どうしても根腐れが起こりやすくなります。根腐れしたマドカズラを復活させる方法
クリスマスの翌日に購入したマドカズラ。 クリスマス色のカラーサンドに植え付けられ、100円で叩き売られていました。 今回はこのマドカズラを復活させる様子とともに、根腐れから復活させる手順を解説します。黒く傷んだ根を取り除く
葉が垂れてしおれているため、水を与えてみますがカラーサンドからは水が溢れる状態。 根腐れしている可能性が高いため、カラーサンドから株を取り出すことにしました。 すると、根のほとんどが黒く腐った状態の根鉢が露わになりました。 黒く腐った根を取り除くと結構な量になります。↓↓ まだ白く生きている根もあるため、植え替えて室内の暖かい場所で発根を待ちます。 水はけのよい清潔な土を使用し、水をたっぷりと与えます。 水やり後は鉢の下に、折りたたんだキッチンペーパーを敷き、余分な水を抜いておきます。 室温だけでなく、加湿器や葉水で湿度もできるだけ保ち、可能な限り風通しのよい環境で経過を見守ります。1か月経過。発根までは根気強く見守る
クリスマスの翌日に購入したクリスマスカラーのマドカズラ。なんとか1か月経過しました。 一旦、しなっとなってこれはダメそうだな…となった時期もありましたが、その後なんとか根がしっかりと活着。 葉は傷んでいる部分が目立つものの、なんとか踏ん張っています。ただ、マドカズラと同じ仲間のモンステラに比べると繊細な印象です。 葉が柔らかく薄いためか、室内が乾燥しているとなんとなく調子が悪そうなので、ときどき葉水をしながら見守っていきます。新しい葉が出てきたら発根のサイン
なんとか厳しい冬を乗り越え、暖かい春を迎えたマドカズラです。1日に2回ほど葉水もしてかなり気にかけていました。 窓際に置いていましたが、夜にはお部屋の中心部のテーブルに移動するなどして、寒さに当てないように気を付け、春を迎えることができました。 最近は水を数速度も早まって生長期を迎えたようです。今後も基本は室内の窓際で管理を続けます。 ここまできたらひと安心です。1年ほど経ったら春に植え替える
今日の気温は最高20度、最低10度程度。昼間は暖かいですが夜はまだ冷えますね。 暖かい昼間の時間に植え替えます。 しばらくは過度の乾燥に気を付けつつ、こまめな葉水を与え、気温が15度以下にならないよう置き場所に気をつけつつ見守ります。元気を取り戻したマドカズラ、絶好調
夏、暑い日が続いていますがマドカズラは絶好調です。どんどん新しい葉を展開させています。 土が乾くのも早く、3日~5日に1回のペースで水やりしていますよ。 葉焼けもなく綺麗な葉が広がりました! マドカズラの葉はポトスに比べて柔らかく薄く、繊細です。根腐れしたマドカズラを復活させる方法【まとめ】
- 根腐れの原因:水のやりすぎ、排水の悪い鉢、保水性の高い土、寒さ、肥料のやりすぎ、長期間の植え替え不足など
- 根腐れした場合の対処法:土が完全に乾くまで水やりはストップ➡腐った根を取り除く➡水はけの良い土に植え替える➡明るく風通しの良い場所で発根を待つ