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カポックの葉が垂れる原因とは?復活させる方法を解説!

ひょろひょろのカポック シェフレラ

カポックの葉が垂れるんだけどなんで?大切に育てているのに原因がさっぱり分からない…。

今回はカポックの葉に関するこういったお悩みにお答えします。

この記事を読めば、

  • カポックの葉が垂れる主な原因
  • カポックの葉が垂れるときの対処方法
  • 葉が垂れることのないカポックが欲しい人におすすめのアイテムは?

がわかるよ!

☆★観葉植物を取り入れたいけど「すぐ枯らしてしまう…」「虫が嫌い過ぎて勇気が出ない…」こういった方におすすめの記事↓↓

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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カポックの葉が垂れる原因は?葉が垂れる時の対処方法!

植え替え後のカポック

カポックの葉が垂れる場合、まずはよく観察してみましょう。

そして、これまでの管理方法を思い出し葉が垂れている原因を少しずつ洗い出します。

カポックの葉が垂れる原因はひとつとは限らない。いくつかの原因が複雑に絡み合っている可能性もあるよ。

カポックの葉が垂れる原因①根詰まり、根腐れ

葉が変色したカポック

カポックの葉が垂れている状態で、

  • 2年以上植え替えていない
  • 鉢底から根がはみ出ている

などという場合、カポックを植えている鉢内が根っこでぎゅうぎゅう詰めになっている可能性が高いです。

根が詰まった状態を放置していると鉢内の水はけが悪くなる。結果、いくら水を与えても根がスムーズに水分や養分を吸収できずに葉が垂れてしまう(ハリが戻らない)。

あわせて読みたい「カポックを大きくしたいときにすべきこと3つ」

カポックを2年以上植え替えていない場合や、鉢底から根が出ている場合は植え替えを検討

根詰まり

カポックの根詰まりが疑われる場合、春から秋の暖かい時期にひとまわり大きめの鉢を用意し植え替えます。

気温が15度以下の秋から冬はカポックの生長が緩慢になり、植え替え後にそのまま弱ってしまうことも考えられます。

カポックの挿し木を定植

寒い時期の無理な植え替えは控えてね。株を弱らせる原因になるよ。

あわせて読みたい「カポック 植え替え方法と管理のコツ3つ!」

カポックの葉が垂れる原因②寒さ(主に秋~冬)

冬のカポック

室内であっても注意が必要なのが窓際。

窓の近くや玄関などは、昼間は暖かくても朝晩に想像以上に冷え込むことが多いのですね。

寒さで弱った場合、根が水分を吸い上げられずに葉が垂れる症状が現われることもあります。

夜になったら窓から1~2m離すだけでも寒さ対策になるよ!朝になって気温が上がってきたら元の場所に戻してね。カポックはおひさまが大好き。

冬場のカポックは水のやり過ぎによる根腐れに注意。水やりは土が乾いて3~4日経ってから

土に植えたカポック

天気予報をチェックし、最低気温が15度以下になり始めたら水やりを控え目にシフトしましょう。

暖かい時期と同じ感覚で水やりをしていると鉢内が常に湿った状態となり、最悪の場合は根腐れに発展することもあります。

寒い時期は土が乾いてさらに3~4日してからの水やりでok!カポックはもともと乾燥にも強い。また、水やりを控え目にすることで樹液濃度を高め、寒さに備えられるよ。

水やりチェッカーを活用するのも◎

「水やりのタイミングがイマイチ分からない…」「土の乾き具合を確認するの、めんどくさい…」

という方におすすめのアイテムもあります。それが、水やりチェッカーです。

サスティー

使い方は簡単で、スティック状のチェッカーを土に差すだけ。チェッカーが土の乾き具合を測定し、水やりのタイミングを色でお知らせしてくれますよ。

サスティー

さらにくわしく「カポックを冬越しさせる3つのポイントとは?【徹底解説】」

カポックの葉が垂れる原因③過度の乾燥(主に春~秋)

カポックを植えている土

カポックの葉が垂れる場合、過度の乾燥も考えられる原因のひとつです。

カポックの生長が盛んになるのが気温20度~30度ほどの暖かい時期。

この時期は根が水分を吸う力も強いため、土が乾いたタイミングでの水やりが必要となります。

乾燥にもよく耐え丈夫なカポックですが、暖かい時期に土が乾いた状態が何日も続くと、過度の乾燥により葉が垂れることも。

土がカラカラに乾いている場合は水をたっぷりと与え、できるだけ風通しよく日当たりのよい場所で管理を続けてみて。

※ただし、気温30度以上となる真夏は直射日光による葉焼けに注意してください。また、水やり後、強光の当たる場所に置くことで鉢内の水が煮えて根を傷めてしまうことも。真夏の水やりはできるだけ涼しい時間帯におこなうのがおすすめです。

葉焼けしたカポック

▲真夏の直射日光で葉焼けしたカポック

さらにくわしく「カポックの葉が落ちる原因と対処法をくわしく解説します」

エアコンの風が直接カポックに当たっていませんか?

室内のエアコン

カポックは風通しの良い場所を好みますが、直接エアコンの風に当たることは避けるべきです。

エアコンの乾燥した風がカポックの葉に直接当たると、葉の表面の水分が急速に蒸発しダメージを受けます。

その結果、葉が垂れたり丸まったりして傷んでしまうこともあります。

葉は過度の乾燥に晒されることで垂れたり丸まったりして傷みやすい。カポックはエアコンの風が直接当たらない場所に置こう。

あわせて読みたい「カポックの元気がないときの原因と対処法を徹底解説!」

カポックの葉が垂れる原因④病害虫

カポックの葉が垂れていて且つ、「葉の表面がベタベタしている」「葉の色がなんとなく悪い」などという場合、害虫による被害を受けている可能性があります。

下写真はカポックの葉についたカイガラムシという害虫です。

害虫がついたカポックの葉

一見するとただの汚れのようにも見えますね。しかし、カイガラムシは吸汁によってカポックを徐々に弱らせます。

虫とはいえ、ほとんど動かないのがカイガラムシの特徴です。

早目の駆除で被害を最小限に抑える

カイガラムシ

見つけたら綿棒やピンセットで確実に取り除いてください。

そのまま放置した場合、最悪、株自体をも枯らされてしまうだけでなく、他の植物にまで被害が及ぶ可能性があるからです。

さらに「白い粉のようなものが付着している」「蜘蛛の巣のようなものが葉の付け根や枝まわりに付いている」などという場合も害虫による被害が疑われます。

害虫のついたカポックの葉の付け根▲白っぽく見えるのはコナカイガラムシ

害虫を放置していると、葉の上にまき散らされた排泄物にカビが生えることで「すす病」を引き起こすこともあります。

害虫は早めに駆除することで被害を最小限に抑えることができます。

あわせて読みたい「カポックがベタベタする時の原因と対処法とは?」

 

葉が垂れることのないカポックが欲しい人におすすめのアイテムは?

葉が垂れることがなくて面倒な管理も要らない。そんなカポックがあればなぁ。。

このような方と相性抜群なのが、土も水も使わない「人工観葉(フェイクグリーン)」です。

カポック(フェイクグリーン)

人工観葉であれば葉が垂れることもありません。面倒な管理不要で一年を通して美しい姿を楽しめます。

おまけに枯れることも無いので日当たり・風通しがイマイチな場所でも長く、清潔に楽しめるよ。

カポック(フェイクグリーン)

人工観葉なら土も水も使わないから虫の心配も不要。もちろん、葉が不格好にねじれることもない。忙しい人にもぴったりだね。

あわせて読みたい 「運気向上&作業効率UP!フェイクグリーンはどこに置く?」

本物そっくり、リアルな人工観葉が欲しいなら造花専門店がおすすめ

でも結局は造花でしょ?チープ感が出ちゃいそうでちょっと不安…。

このように思われている方も多いのではないでしょうか?

確かに、安さだけが売りの低品質な人工観葉であれば、虫が付く心配はいらないものの安っぽい印象を与えてしまうことは否めません。

そんな方におすすめなのが、造花専門店の高品質なフェイクグリーン。職人の手でひとつひとつ丁寧に仕上げられているのが特徴で、本物と見間違えるほどリアルだよ。

カポック(フェイクグリーン)

こちらは、フェイクグリーンを20年以上扱うアーティフィシャルフラワー(造花)・フェイクグリーン専門店PRIMA(プリマ)のカポックです。

カポック(フェイクグリーン)

人工観葉であれば難しい冬越しや面倒な植え替え、肥料、剪定など一切不要です。

日光不足、水やりの失敗などにより葉が垂れることもありません。

衛生面が気になるテーブルまわりや寝室などにも気軽にグリーンを取り入れられます。

リビングに飾られた高品質なフェイクグリーン

明るい印象のカポックはリビングやエントランスとの相性抜群。寒さ・日当たりを気にする必要もないから冬の廊下、北側の寝室などに取り入れるのもおすすめ。

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 あわせて読みたい  「本物そっくり!フェイクグリーンのおすすめメーカー【厳選3店】」

 

まとめ

今回は、カポックの葉が垂れる時の主な原因と対処方法についてご紹介しました。

筆者がこれまでカポックを育ててきて感じたのは、「他の観葉植物に比べてとにかく丈夫である」ということです。

そんなカポックの調子が悪くなる場合、まずは根詰まりしていないかを確認するのがおすすめです。

丈夫なカポックは他の多くの観葉植物に比べ、生長も早く根が詰まりやすいのが特徴です。

葉の裏に茶色の斑点が出たカポック▲新芽が変形したり葉が変色したりする場合、根詰まりしていることが多い

また、葉の表面がべとつく場合はカイガラムシが付着している可能性が高いです。 カポックはその厚みのある葉に多くの水分を蓄えています。

土が乾かないうちに次から次へと水を与え続けていると起こしやすいのが根腐れです。

特に、生長が緩慢になりはじめる秋口は水の与え過ぎによる根腐れを起こしがち。葉が垂れている現在の気温を再確認した上で、原因と対処法を洗い出してみよう!

カポックの葉が垂れる主な原因と対処方法

根詰まり、根腐れ 2年以上植え替えていない場合や鉢底から根がはみ出ている場合は根詰まりが疑われる。春から秋の暖かい時期にひとまわり大きめの鉢を用意し植え替えます。
寒さ(主に、秋~冬) 15度以下になると生長が緩慢になる。特に、30cm以下の小さな株は寒さに注意。5度までは耐えれるカポックではあるが、観賞価値をキープするためにも最低10度は確保したい。15度以下になったら水やりは控え目にして根腐れを防ぐ。具体的には土が乾いてさらに3~4日ほどしてからの水やり。
過度の乾燥(主に、春~秋) 20度以上になると生長が盛んになるた根が水分を吸い上げる速度も上がる。この時期、何日も土が乾いた状態が続くことで葉が垂れたようになることが多い。乾燥が疑われる場合、土が乾いているのを確認した上でたっぷりと水を与えて風通しのよい場所へ。
病害虫 葉がベタベタとする場合はカイガラムシが寄生している可能性大。葉の付け根や枝回りに蜘蛛の巣のようなものが付着している場合はハダニが寄生していることがある。見つけ次第、駆除。放置し続けていると枯らされてしまうことも。また、害虫がまき散らした排泄物にカビが生える「すす病」を引き起こすこともある。

カポックを育てている人におすすめの便利アイテムはこれ!

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室内向けの土

あわせて読みたい「虫がわかない土のおすすめは?清潔に観葉植物を楽しむなら土選びが超重要」

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シェフレラ
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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