観葉植物は正直、苦手。管理も大変だし、虫が湧きそうで気持ち悪い。。
観葉植物が嫌いという方の中には、「虫が苦手」「衛生面が気になる」という方も多いのではないでしょうか?
実は、観葉植物に発生する虫やカビ・キノコの主な原因が、植物を植え付けている「土」にあります。
コバエやキノコ、カビは薄暗く湿った暖かい場所を好むのです。これはまさに水やり後の土の中…。
そこで今回は、観葉植物が嫌い・苦手な人でも、虫を気にせず清潔にグリーンを楽しむ方法を3つご紹介します。
観葉植物が嫌い?土を使わない栽培方法なら解決できるかも!
土を使わない栽培方法を選択することで、室内でも清潔にグリーンを取り入れることができます。
観葉植物が嫌いな人におすすめの方法①水差し、ハイドロカルチャー
観葉植物が嫌いな方におすすめしたいのが、土の代わりに水やハイドロボールを使う水耕栽培です。
▲土を使わないため清潔に管理できる
お気に入りの植物をカットし水に差しておくだけ。うまくいけば発根し、週に1,2回水を替えるだけで、室内でも清潔に観葉植物を育てられます。
土を使わないため、食卓テーブルやキッチンなどにも気兼ねなく飾れますよ。
ハイドロカルチャーなら見た目も涼し気でおしゃれ
ハイドロカルチャーで育てるという選択肢もあります。
ハイドロカルチャーは「水耕栽培」という意味ですが、ハイドロボールや木炭チップ、ゼリーボールなどの人口用土を使った栽培方法を、ハイドロカルチャーと呼びます。
▲ハイドロボールを使った栽培方法「ハイドロカルチャー」
ハイドロカルチャーも土を使いません。上写真の茶色く見える資材は「ハイドロボール」というもので、粘土を高温で焼き上げ発砲させた人工の土です。
土というよりはレンガや石に近いもので、見た目も涼し気でおしゃれな上、室内でも清潔に楽しむことのできる方法です。
観葉植物が嫌いな人におすすめの方法②エアプランツ
観葉植物が苦手な方におすすめしたいのが「エアプランツ」です。
エアプランツは土も鉢も不要。テーブルや棚の上に転がしておくだけでも育てることができます。
もちろん、ハンギングにしたりお気に入りの小皿などに置いて飾ってもok。置き場所に悩まされることもなく、清潔に観葉植物を楽しめますよ。
▲歯ブラシスタンドに乗せても可愛い
お手入れは週に1回程度、霧吹きで水を吹きかけるだけ
エアプランツは本来、空気中の水分を吸収して樹木などに張り付くようにして育ちます。ただ、一般家庭内では空中湿度がどうしても足りません。
そのため、定期的に水を与える必要があります。
- 週に1~2回ほど、霧吹きで全体に水を吹きかける。
- エアプランツは夜間に吸水するため水やりは夕方以降におこなう。
- 直射日光を避けた半日陰に置く。風通しのよい場所がベスト。
観葉植物が嫌いな人におすすめの方法③光触媒加工のフェイクグリーン
観葉植物を育てる上でデメリットとなるポイントをすべて解消したのが「フェイクグリーン」です。
「なんだ造花か…」と思われた方。近頃のフェイクグリーンは本物と見分けがつかない程リアルです。
さらに、ワイヤー入りのものなら、お好みに合わせて樹形をデザインすることもできます。
もちろん、土も水も日光も必要なく虫の心配も不要。お手入れの手間がいらず、枯れる心配もありません。
光触媒加工のフェイクグリーンなら空気清浄、防臭、抗菌効果も期待できる
光触媒とは環境浄化材料のことです。光触媒が施された物体に日光や蛍光灯の光が当たると、さまざまな効果を発揮します。
光触媒加工が施されたフェイクグリーンであれば、空気清浄、防臭、抗菌、除菌効果などが期待できるのです。
観葉植物であれば温度管理、水やり、植え替えなどのお手入れをしなければなりませんが、フェイクグリーンならそれらの手間も不要です。
成長につれて樹形が乱れたり、大きくなり過ぎたりすることもないため、置き場所に応じて最適なサイズ感をキープできます。
観葉植物が嫌いな人、それ「土を使わない方法」なら解決できるかも【まとめ】
今回は、観葉植物が嫌いな方でも室内でグリーンを楽しむための3つの方法をご紹介しました。
土を使わずとも室内にグリーンを取り入れることは可能です。ぜひ、色々と試して楽しんでみてくださいね。
▲水差し(左)とエアプランツ(右)
観葉植物が嫌いな人におすすめしたい!土を使わずに植物を楽しむ方法3つ
▲水差し(左)とハイドロカルチャー(右)
- 水差し、ハイドロカルチャー(土の代わりに水を使う)
- エアプランツ(土も水も使わない)
- 光触媒加工のフェイクグリーン(枯れる心配やお手入れの必要も不要)