深い緑色のビロードに金の刺繍を施したような美しい葉をもつジュエルオーキッド。
宝石蘭とも呼ばれるジュエルオーキッドは、洋ランの一種で花ではなく葉を楽しむ観葉植物として江戸時代から人々に親しまれていたそうです。
そんなジュエルオーキッドをたまたま入った園芸店で入手することができました。ラッキー…!
そこで、今回はジュエルオーキッドの経過をブログで綴っていきたいと思います。
【随時更新】ジュエルオーキッドの経過ブログ【マコデスペトラ】
まずは一年、枯らさずに育てることを目標にします。随時更新予定です。
ジュエルオーキッド「マコデス・ペトラ」を購入【2022/5/22】
下写真がとある園芸店で入手したジュエルオーキッド「マコデス・ペトラ」です。
価格は千円でした。小さいのに結構するなぁ…と思いましたが、ネットで調べるとかなり良心的価格で購入できたということが分かりました。
ジュエルオーキッドは絶滅危惧種に指定されており、入手が難しくなっているようですね。
水苔で根元部分がくるまれてプラスチック鉢に植え付けられています。店員さんに聞いたところ、このまま植え替えず水を張った小皿に置いて室内で管理してくださいとのことでした。
とりあえず、家にあった受け皿に水を少し張り、上から鉢カバーを被せたジュエルオーキッドを乗せました。まわりは乾燥予防のため、ビニールシートを巻いています。
見栄えがよくないですが、しばらくはこのまま室内の明るい場所に置いて様子をみることにしました。
ダイソーの虫かごでジュエルオーキッドの育成スタート【2022/5/24】
購入から2日経ちました。ジュエルオーキッドの美しい葉は健在です!まだ買って2日ですが…。
色々調べて、ガラス容器に入れて管理するのがいいと分かりました。採光性と保湿のための容器ですね。
結果、とりあえず万が一落としても割れないプラスチックケースに入れて育てることにしました。しかもダイソーの虫かご300円です。
ふたが付いています。ネット状になっているので通気性も確保できますね。とはいえ、蓋は使いません。冬になったら使うかな?とりあえず外しておきます。
虫かごの中に水を少し張ります。その上に、ハイドロボールを少量入れた透明の鉢カバーを配置。
透明の鉢カバー内には水洗いしたハイドロボールを敷き、鉢の通気性を確保してみました。湿気を好むとはいえ、蒸れると根腐れにも発展するためですね。
この上にジュエルオーキッドが植え付けらえている鉢を置きます。
こんな感じです(上写真)。虫かごの縁には同じくdaisoで購入した温・湿度計を設置しています。
完全に自己流の管理方法にはなりますが、これでしばらく管理を続けていきます。もちろん、ジュエルオーキッドが嫌う直射日光を避けつつ、葉水をしてできるだけ明るい場所に置いて管理します。
基本の置き場所は窓際のレースカーテン越しですね。もうすこし気温が上がって暑くなってきたら窓から離す予定です。
見た目はイマイチですが、とにかく枯らさずに今年一年を過ごしたい。慣れてきたらもう少しおしゃれにディスプレイしたいところです。
にょきにょき伸びる花芽…葉がしおれはじめた?【2022/8/14】
気温が上がり始めたと同時に伸び始めた花芽。にょきにょき伸びてこんなになりました。
そして、葉に元気がない。ていうか、しおれている。気温、湿度、風通し。できるだけ気を付けてきたはず。
ただ、株元に2つの子株を確認。
この子株たちが順調に育ってくれると嬉しいところです。
後日、花芽をカットしました
ただ、どうしても花芽が気になったので思い切ってカット。
カットした花芽はしばらく水差しにしていましたが、そのまましおれて枯れました。
今後の生長が気になるところです。
花芽カット後、切り口の下あたりから脇芽が出現【2022/10/10】
花芽をカットしてから2か月ほど経ちました。気づくと、花芽をカットした部分の下あたりから脇芽が出現していました。
見えますか?
にょきっと上に向かって伸びています。そして子株たちはほとんど変化なし。
マコデスは生長がとにかく遅いようです。。そして、2つあったはずの子株が1つ減ったような気が。
冬に向けて日光不足を補うため育成ライトを購入しました
こちらが今回、購入した「ピクタ gentos 植物のための そだつライト ledライト」です。
「コンパクト」「ライトの色が怪しくない(赤や青など)」「スタンドタイプ」「コンセント式」。この4つの条件で探していて見つけました。
こんな感じ。コンセント式なのでいろいろ使いやすいと思います。こちらも活用しつつ、冬を乗り越えられれば。。
子株がゆっくりと生長しています【2022/11/2】
ゆっくりしていってね…!!
どんどん寒さが厳しくなってきました。置き場所は南向き窓際です。
子株は1つのみ育ってます。また、花芽カット後に出た脇芽もゆっくりですが生長していますね。
元々あった葉は内側に丸まったり、色が抜けたりして弱りました
ただ、元々あった葉は内側に丸まってしおれ気味。色が抜けている部分もあります。
葉の色抜けはおそらく葉焼け。これは西日のせいかと思われます。。うっかり、レースカーテンを開けっぱなしにしていたんですよね。
ただ、ここまで育ててみて感じるのは「高湿状態と風通し両方を確保することの難しさ」です。
無事に冬を越せたらもう少しおしゃれな見た目にしたいところ。。とはいえ、まずは冬越しですね。
今夜から虫かごの蓋を取り付けることにしました。朝になったら蓋は外します。
マコデスは湿度を好みますが、風通しが悪いと根が腐るようなので。。
ガラス容器に植え替え【2022/11/15】
その後、ちょうど良さそうなガラス容器を見つけたのでお引越しすることに。
アクアリウム用のガラス容器です。丸みのあるフォルムとコンパクトな形状。水苔を使って植え替えました。
おしゃれな見た目になりました!
やっと、お洒落な見た目になりました!
容器の底には通気性確保のため、中粒のハイドロボールを敷いています。さらに、シッポゴケとシダ植物、赤い葉の熱帯植物もプラスで植え付け。
しばらくはこれで様子を見守ります。
容器内には100均の温湿度計を設置。引き続き、寒さと乾燥に気を付けます。
夜は念のため、プラスチックの板をのせて寝てます。乾燥防止と寒さ対策ですね。でも、蒸れないよう1/4ほど隙間を開けてます。
で、朝になったら蓋を外して育成ライトのスイッチをONにしてます。
ピタリ適温+育成ライトで子株も順調に生育中【2023/1/22】
その後、やはり寒さが厳しくなって「これはやばい…」と感じ、シート型の温熱マット「ピタリ適温」を購入しました。
ピタリ適温は高度センサー付き。容器内を自動的に適温(約25~29℃)に保ってくれるという優れものです。
ジュエルオーキッドの冬越しに欠かせないアイテム「ピタリ適温」!
で、このピタリ適温がかなり良かったのでご紹介します。シート型なので場所もとらず、見た目もすっきり。温度を一定に保てるのでつけっぱなしで手間いらず。
ほんのり暖かい状態を保ってくれてます!
ピタリ適温を使い始めて容器内の温度、湿度がいい感じに保てています。その証拠に、少しずつですがマコデスの子株2つが生長し続けています。
見えますか?
マコデスペトラは熱帯雨林が原産の植物。そのため、暖かい空気と高い湿度を好みます。
冬の室内は暖かくても空気が乾燥しがちです。ピタリ適温を使うことで、容器内の水分が蒸発すし、高い湿度を保つことができてます。
コンセントに挿すだけ。スイッチや温度調整ボタンはありません。
これはかなりおすすめ!というより、ピタリ適温がなければ冬越しはかなり難しいと思います…。
日中は暖かくても、暖房を消した後の朝晩は室内といえどもかなり冷え込むので…。ということで、心配だった冬はなんとか乗り越えられそうです。
子株がどんどん増殖。ピタリ適温は必須!【2023/4/13】
いやー。ピタリ適温さまさまです。
これが無ければ冬越しできなかったでしょう。水分を蒸発させて容器内の湿度を保ってくれるのも、良い!
その証拠に、子株がどんどん増えてます。見えてるだけで4つくらい増えました。
この世のものとは思えないほどの美しさ…。子株が増えてくれて嬉しい限りです。
おまけになぜかアジアンタム的なシダ植物も。植えていないのになぜ…?
★☆マコデスペトラに使用中のガラスベース↓↓
★☆マコデスペトラに使用中の温シート「ピタリ適温」↓↓
★☆マコデスペトラに使用中の育成ライト↓↓
m ピクタ gentos 植物のための そだつライト ledライト
ということで、今回はここまで。ブログは随時更新中。次回もお楽しみに~。