チャコボールやハイドロボールで植えた植物って本当に育つの…?
おしゃれな見た目に惹かれて買ってみたけど、すぐ枯れてしまった…。
チャコプランツは水耕栽培の一種なので、土に比べるとなかなか株が充実しにくいという特徴があります。
とはいえ、コツさえつかめばチャコボールやハイドロボールを使った植物でも長持ちさせることが可能です。
今回は、チャコプランツやハイドロカルチャーが枯れる主な原因と、長持ちさせる3つのコツを紹介します。
チャコプランツとは?
チャコプランツとは「チャコボール」を使って植え付けた植物のことです。
チャコボールとは?
チャコボールで植えた植物を「チャコプランツ」と名付けました。チャコプランツ炭色は国産のスギ・ヒノキとセラミックスを原料とするチャコボール炭色を用土に使用し、安心・清潔・育てやすさを兼ね備えた新しいインドアグリーンです。
チャコプランツは枯れる運命?うまく育たない理由
まずは、チャコボールに植え付けた観葉植物が枯れる主な原因をみていきましょう。
水のやり過ぎ
チャコボールやハイドロボールで植物を育てている場合、必要以上に根が水に浸かっていたり、多湿状態が続くと根腐れを起こします。
観葉植物を育てるときの基本は、「容器の1/4まで水を入れ、無くなったら継ぎ足す」という方法です。
直射日光
チャコプランツやハイドロカルチャーは容器に水を入れて育てます。
直射日光が当たると容器内の水温が上がり、根腐れに発展する恐れがあります。
また、容器内の温度が高まることでカビや藻が繁殖することも。
水耕栽培に向かない植物
「そもそも水耕栽培に向かない(難しい)植物を選んでいる」ということもあります。
水耕栽培で枯らしやすい植物の特徴は、「多くの日光を必要とする」「水のやり過ぎによる根腐れを起こしやすい」。つまり、室内で育てるのが難しい植物です。
この特徴に該当する植物としては、多くの多肉植物が挙げられます。
逆に、水耕栽培で初心者が枯らしにくい植物は、
- 「直射日光をほぼ必要としない」
- 「根腐れしにくい(少しくらい水をやりすぎても枯れにくい)」
- 「水差しで発根しやすい」
などの条件を満たした植物です。
チャコプランツ、ハイドロカルチャーを長持ちさせるコツ
水を足すのは容器の水位が底をついてから
ハイドロボールは水を吸い上げるスポンジのような性質をもちます。そのため、土での管理よりも水やりの手間が省けるのが特徴です。
そのため、頻繁に水やりする必要はありません。容器の水が無くなってから水を足します。容器の1/4程度の水を足します。
ハイドロカルチャー 水やりのタイミング ・春から秋の暖かい時期⇒容器の水が底をついたら水を足す(容器の1/5~1/4程度) ・冬場の寒い時期⇒容器の水が底をついて2日程してから水を足す、葉水をして葉の乾燥を予防
半日陰に置く
ハイドロカルチャーは、根腐れを防ぐためにも半日陰やあかるい日陰に置いて管理します。室内であれば、レースカーテン越しの柔らかい日光が適しています。
また、ハイドロカルチャー用の用土を入れる容器の底に、あらかじめ根腐れ防止剤を敷いておくのも根腐れ予防に効果的です。
ハイドロカルチャーに植えた植物を置くのに適した「半日陰」とは? ・レースカーテン越しの日光 ・日向のすぐ隣の影 ・こもれび、等
根腐れしにくい植物をチョイス
ハイドロカルチャー初心者が植物を枯らさずに育てるためには、最初の植物選びが重要でしょう。
先ほどお伝えしたように、ハイドロカルチャーで育てやすい植物の特徴としては、「直射日光を必要としない」「根腐れしにくい」「水差しで発根しやすい」などが挙げられます。
これらの特徴をもつハイドロカルチャーで育てやすい植物には以下のようなものがあります。
初心者が失敗しにくい!ハイドロカルチャーにおすすめの植物5つ ・ポトス⇒直射日光は苦手、水差しで発根しやすくハイドロカルチャーと相性抜群! ・ヘデラ(ハートカズラ、アイビー)⇒日光は好むのもの室内でも育つ。水差しで容易に発根する。とにかく丈夫で枯れにくい。 ・フィロデンドロン⇒水のやり過ぎによる根腐れを起こしにくい。とはいえ、水のやり過ぎには気を付ける。直射日光と寒さに注意。 ・ヒポエステス⇒ある程度の日光に当たることで葉の色味が鮮やかに出る。根腐れに気を付けながら水の管理をする。 ・スパティフィラム⇒水をやり過ぎても根腐れに発展しにくい。ついつい水をあげすぎてしまう方にもおすすめ。直射日光は避ける。半日陰に置く。
これらの観葉植物は100円ショップでも購入可能です。小さめの株は室内に置くのにちょうどいいですよ。
チャコプランツは枯れる運命?ハイドロカルチャーが育たない原因【まとめ】
今回は、ハイドロカルチャーで育てた植物が枯れる主な原因と、育て方のコツ3つをご紹介しました。
室内で清潔に楽しめるハイドロカルチャーは見た目にもおしゃれな栽培方法ですよね。ただ、水耕栽培のため、「植物を大きく丈夫に育てたい!」という方にはあまり向かないかもしれません。
とはいえ、育て方のコツをつかんでおけば、今までよりも長くハイドロカルチャーを楽しめるはずですよ。
今回の記事をご参考に、ぜひ、室内でのグリーンライフを楽しんでみてくださいね。
ハイドロカルチャーに植えた植物が枯れる主な原因3つ
- 水のやり過ぎによる根腐れ
- 直射日光
- ハイドロカルチャーで育てるのに向いていない(難しい)植物を選択している
ハイドロカルチャーを長持ちさせるコツ3つ
- 水を足すのは容器の水位が底をついてから
- 半日陰に置く(基本は室内管理)
- ハイドロカルチャーに適した植物をチョイスする
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