冬になってヒポエステスの葉が落ちてしまった…
秋までは元気だったはずなのに、 最近、なんとなく元気がない…
ピンクや白の斑が美しいカラーリーフ「ヒポエステス」。見るからに南国風なその姿の通り、原産地は熱帯地方です。
今回は、ヒポエステスの冬場の管理方法のコツを3つにまとめて分かりやすく解説します。
ヒポエステス 冬場の管理のコツ3つとは
冬場のヒポエステスは、春から秋にかけての暖かい時期と同じように管理していると、根腐れを起こしやすくなります。
それでは、冬場の管理のポイントをみていきましょう。
ヒポエステス 冬場の管理のコツ①5度以下の寒さに当てない
ヒポエステスの原産地はマダガスカルや東南アジアです。そのため、暑さには強いですが寒さには弱いです。
寒さに耐えられるのは5度程度まで。5度以下になると徐々に弱って枯れてしまいます。
ヒポエステスの魅力である美しい葉を保つには、冬でも最低でも10度は確保するのが理想的です。
室内でも窓際の冷え込みには要注意
ヒポエステスを屋外で冬越しさせるのは難しいでしょう。そのため、冬場は室内での管理が基本になります。
美しい葉色を保つためには日光が必要です。室内でもなるべく日当たりの良い場所に置きます。ここで気を付けたいのが、朝晩の冷え込みです。
冬場の窓際は、朝晩にかけけ想像以上に冷え込みます。寒さで弱ってしまわないよう、夜になったら窓から1m~2m程離してあげるのが寒さ対策になります。
ちょっと面倒ですが、できれば室内の中心部に移動してあげると安心です。
☆★ヒポエステスが枯れる原因、弱った時の復活方法はこちら↓↓
ヒポエステス 冬場の管理のコツ②水やりは控え目におこなう
ヒポエステスの生長が旺盛なのは、春から秋にかけての暖かい時期です。冬になると気温が下がり、ヒポエステスの生長は緩慢になります。
そのため、春から秋にかけての時期と同じ感覚で水やりしていると、根が吸い上げきれなかった水分が長く鉢の中に留まることになります。
多湿状態が一週間以上続くことで高まるのが、根腐れリスクです。そのため、冬場のヒポエステスはやや乾燥気味に管理する必要があります。
ヒポエステスの冬場の水やり方法
- 土が乾いて2~3日程してから土全体が湿る程度に水を与える
- こまめな葉水で葉の乾燥と病害虫を防ぐ
※葉水(はみず)…霧吹きで株全体に水分を与えるお手入れ方法のこと。葉の表面だけではなく、葉の裏側や茎までまんべんなく水分をかけてあげるのがコツ。
水やりチェッカーを活用するのもおすすめ
「できるだけ枯らしたくない」「水やりのタイミングがいまいち分からない」
冬場の水やりは特に難しいですよね。また、観葉植物を枯らす原因としてもっとも多いといわれるのが、水のやり過ぎによる根腐れともいわれています。
そして、水やりの失敗を防ぎ、根腐れのリスクを減らしてくれるのが水やりチェッカーです。土に挿しておくだけで、水やりのタイミングを色で教えてくれる便利アイテム。
ヒポエステス 冬場の管理のコツ③こまめな葉水と風通し
ヒポエステスは過度の乾燥による水枯れを起こしやすいです。多くの観葉植物に比べて比較的水を欲しがります。
とはいえ、冬場の室内は乾燥しがちです。その場合、こまめな葉水がおすすめ。葉水は、乾燥した室内でつきやすいハダニの予防にもなります。
また、根腐れを防いで株を元気に保つためにも風通しが必要です。サーキュレーターや扇風機を活用して、意識的に室内の空気を動かします。
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まとめ
今回はヒポエステスの冬の育て方について詳しくご紹介しました。
寒さが苦手なヒポエステスにとって、日本の冬は過酷な環境に間違いありません。
ただ、「うっかり寒さに当てて葉がおちてしまった…」という場合でも、暖かくなるまで見守ってみてください。
生育旺盛なヒポエステスは、暖かくなると新しい葉を展開させてくれることも多いです。今回の記事をご参考に、ヒポエステスと暖かい春を迎えてくださいね。
ヒポエステスの冬の管理のコツ3つ
- 5度以下の寒さに当てない
- 水やりは控え目におこなう
- こまめな葉水と風通し
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