
ハナキリンの花が咲かなくなっちゃった…
ハナキリンを育てている方の中には、いつの間にか花が咲かなくなってしまった…とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
コツはハナキリンは、コツさえつかめば寒い冬でも一生懸命に花を咲かせてくれます✨
そこで今回は、ハナキリンの花が咲かない時によくある原因と、開花のコツを画像付きで分かりやすく紹介します!
ハナキリンの花が咲かないときによくある原因は?
ハナキリンの花が咲かなくなるときによくある原因には、以下のようなものがあります。
日照不足
ハナキリンはとにかく日光が大好きです。日当たりが悪いと花芽が形成されにくくなります。
特に春~秋の生育期に日照不足が続くと、徐々に花が咲かなくなってくることが多いです。
水の与えすぎ
過剰な水やりは根腐れの原因となり、花が咲かなくなることがあります。
ハナキリンは乾燥に強い植物なので、土が完全に乾いてから水を与えるようにしましょう。
剪定のタイミングが不適切
花芽が形成される時期に剪定をすると、花芽が切り落とされてしまうことがあります。
特に秋から冬にかけては剪定を控えるようにしましょう。
寒すぎる(15度以下)
ハナキリンは寒さが苦手なので、気温が足りないと花芽が形成されにくくなります。
ハナキリンの生育適温は20度~25度ほどです。
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株が未熟

光や水、用土や鉢植えが最適な状態なのに花が咲かない場合、株自体が未熟で開花にい当たらないこともあります。
株を充実させるためには、春~秋の生育が旺盛な時期に十分な日光と風、適度な水分と養分が必要です。
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花が咲かないハナキリンを開花させるコツは?
ハナキリン(花麒麟)を開花させるためのコツを、項目ごとに詳しく説明します。
気温が許す限り屋外で育てる
ハナキリンは日光を好む植物で、屋外の自然な環境が成長と開花を促します。
- 春から秋にかけて、気温が15℃以上になる時期は屋外で育てましょう。
- 直射日光が強すぎる場合は、午前中の柔らかい日光が当たる場所や、半日陰に置くのが理想的です。
- 冬場は寒さに弱いため、気温が10℃を下回る前に室内に移動させましょう。
室内なら南~東向きの窓際に置く
ハナキリンは日光不足になると花芽が付きにくくなります。室内で育てる場合は、できるだけ光を取り入れることが重要です。
- 南向きの窓際が最も日光が当たりやすく、開花に適しています。
- 東向きの窓際も、午前中の柔らかい日光が当たるためおすすめです。
- 光が不足する場合は、植物用のLEDライトを補助的に使うことも検討しましょう。
水やりは土が完全に乾いてからが基本
ハナキリンは多肉植物の一種で、乾燥に強く過湿に弱い性質があります。水の与えすぎは根腐れの原因となり、開花を妨げます。
- 土の表面が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えます。鉢底から水が流れ出るくらいが目安です。
- 冬場は成長が緩やかになるため、水やりの頻度をさらに減らします(月に1~2回程度)。
- 受け皿に水が溜まったままにしないよう、必ず捨てるようにしましょう。
2年に一度は新しい土に植え替える
古い土は栄養が不足し、排水性も悪くなります。植え替えは根の健康を保ち、開花を促すために重要です。
- 植え替えの適期は春~初夏です。
- 鉢から株を取り出し、古い土を軽く落とします。傷んだ根があれば切り取ります。
- 新しい土は、多肉植物用の培養土や、サボテン用の土を使用します。自分で配合する場合は、赤玉土(小粒)と鹿沼土、川砂を混ぜたものがおすすめです。
- 植え替え後は1週間ほど水やりを控え、根が落ち着くのを待ちます。
ハナキリンの花が咲かない原因と開花のコツ【まとめ】

今回は、ハナキリンの花が咲かない理由と対処法をくわしくご紹介しました。
ハナキリンはある程度の環境さえ整っていれば、一年中花を咲かせてくれます。温度は最低でも15度は必要です。
冬場は寒さを防ぎ、できるだけ暖かい場所で乾燥気味に育てみてくださいね。
ハナキリンの花が咲かない理由と対処法
・株が弱っている
⇒15度以上を保ち、日当たりのよい場所に置く。水やりは土がしっかりと乾いてから。冬場は土が乾いてさらに3~4日経過してから水をやること。根詰まりしている場合は暖かい時期にひとまわり大きめの鉢へ植え替える。
・株が充実していない
⇒春から秋の生育が旺盛な時期は屋外に置くのがベスト。日当たりと風通しのよい場所で育てる。肥料を与えるのもこの時期。逆に、最高気温が15度以下になったら肥料は与えない。基本は屋内に移動し15度以下の寒さを避け冬越し。