ユニークな幹が人気の観葉植物ガジュマル。丈夫で育てやすく、贈り物としても大変人気のインテリアグリーンです。
ただ、ガジュマルを育てているうちに「伸びすぎてしまった」ということもあるのではないでしょうか。
今回は、ガジュマルが伸びすぎる原因と対処法についてを徹底解説します。
ガジュマルが伸びすぎる原因2つ
まずは、ガジュマルが伸びすぎる主な原因2つをご紹介します。
ガジュマルが伸びすぎる原因①「生長」
ガジュマルは元々生育旺盛な樹木です。沖縄や屋久島の自生地では高さ約20mにもなる程伸びるそう。
特に、春から秋にかけての生育期はよく伸びて生長します。
生長によって伸びているときの特徴は、葉も同じくらいよく茂って生長しているということです。
☆★ガジュマル 元気がないときの原因と対処方法【多幸の木】↓↓
ガジュマルが伸びすぎる原因②「徒長」
耐陰性があるとはいえ、ガジュマルは元々日光を非常に好む植物です。
日当たりの悪い場所で管理していると、日光を求めて縦に立てにと枝ばかりを伸ばすようになります。これを、「徒長(とちょう)」といいます。
徒長したガジュマルの特徴には以下のようなものがあります。
- 枝ばかりがひょろひょろと上に向かって伸びている
- 葉と葉の間隔が長い(間延びしている)
☆★ガジュマルが徒長(とちょう)する原因と対処方法を解説↓↓
ガジュマルが伸びすぎた時の対処法
次に、ガジュマルが伸びすぎた際の対処法を、ご紹介します。
ガジュマルが伸びすぎた時の対処法①「剪定」
ガジュマルが伸びすぎた場合、剪定をして樹形を整えます。
伸びすぎている枝をカットするのに適した時期は春から秋にかけての生育期です。この時期に剪定すると比較的に株の回復が早いため、剪定による失敗を防げます。
カットした際に出た枝を使用して挿し木でガジュマルを増やすこともできます。
あわせて読みたい「ガジュマルの挿し木【初心者でも簡単に増やす方法!】」はこちら
- 清潔な剪定ハサミを用意
- 伸びすぎている枝を中心にカット
- 風通しのよい場所で管理(葉を多く切り落とした場合、剪定前より土が乾きにくくなるので、水のやり過ぎに気を付けます)
※ガジュマルを剪定する際は、切り口からにじみ出る白い樹液に触らないようにします。この樹液はゴムの原料となるもので、皮膚に付着するとかぶれる恐れがあります。
作業の際には手袋を装着すると安心です。特に、ゴムアレルギーをお持ちの方は気を付けてください。
ガジュマルが伸びすぎた時の対処法②「丸坊主」
丸坊主も剪定の一つではありますが、ここでは分けてご紹介します。丸坊主は幹以外すべてをカットして仕立て直すという方法です。
適期は5月~6月頃。生長期の初期がおすすめです。
- 清潔な剪定ハサミを用意
- 幹以外のすべての枝葉をカット
- 風通しの良い半日陰で管理(水は土が乾いてからやや控えめにして様子をみる)
☆★ガジュマル丸坊主の方法とコツ!【ひょろひょろの対処法】↓↓
まとめ
今回は、ガジュマルが伸びすぎる原因と対処法をご紹介しました。
ガジュマルが伸びすぎるのは生長だけではなく、徒長している可能性もあります。
特に、春~秋にかけての生長期に日当たりの良い場所に置きっぱなしにしていると起こりいやすいのが徒長です。
徒長している場合は、様子をみて少しずつ管理環境を見直す必要もあります。株の状態をよく観察してそれぞれに適した対処法でガジュマルを育ててみてください。
ガジュマルが伸びすぎる原因
- 生長によるもの
- 徒長によるもの
ガジュマルが伸びすぎたときの対処法
- 剪定
- 丸坊主
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