ガジュマルがなかなか大きくならない…。ちゃんと水やりもしてるのに、なぜ?
ガジュマルを長く育てているのになかなか大きくならなくてお困りではありませんか?
そこで今回は、ガジュマルがなかなか大きくならない主な理由5つをご紹介します。
ガジュマルが大きくならない原因と対処法を解説
では、さっそくガジュマルが大きくならない理由と対処法をみていきましょう。
ガジュマルが大きくならない理由①日光不足
ガジュマルは耐陰性があとはいえ、本来は日光が大好きです。
日光不足が続くことでガジュマルは徒長(とちょう)を起こします。
徒長したガジュマルは枝ばかりが縦に枝が伸び、ひょろひょろと間延びしたような姿になります。
ガジュマルが大きくならない理由②温度・湿度不足
ガジュマルが育つためには最低でも15度は必要で、生育適温は20度~30度ほどです。
ガジュマルをより大きく育てたい場合、最低でも15度程度は確保するのが理想的でしょう。
こまめな葉水(はみず)でガジュマルの乾燥を防ぐ
ガジュマルは湿度70%以上の高湿度な環境を好みます。
しかし、私たちが生活する上で高湿状態は快適とはいえません。また、湿気の多い環境は室内でのカビ増殖を招きます。
この場合、霧吹きで直接ガジュマルに水分を吹きかける「葉水(はみず)」が効果的です。
特に、乾燥する秋~冬にかけては、1日数回、株全体を葉水で潤してあげましょう。
葉水のコツは、葉の表だけでなく裏面や枝・幹など全体的にまんべんなく吹きかけることです。
ガジュマルが大きくならない理由③風通しが悪い
植物にとって生長するために欠かせないのが「光」「水」「風」です。
風に当たることで葉の裏面にある気孔の開閉が活発になります。その結果、光合成のはたらきがよくなりより旺盛な生長につながります。
つまり、風通しの悪い室内に置きっぱなしだと、どうしても生長に欠かせない「風」が不足しがちです。
ガジュマルの生長が著しい春から秋にかけては基本、屋外で管理する
「室内で楽しむために購入したのに、外に置くのは嫌だ…」
このような方も多いかもしれません。その場合は、なるべく窓際の風通しよく日当たりの良い場所に置いて管理しましょう。
ただ、風通しに関しては、窓を開けっぱなしにしない限りどうしても屋外には劣ります。
「ガジュマルをより大きくしたい」という場合、暖かい時期だけでも屋外で管理することを検討してみてください。
※ただし、冬場は8度を下回りそうなら屋内へ移動させ寒さを防ぎます。
ガジュマルが大きくならない理由④根詰まり
ガジュマルを2年以上植え替えていないという場合、鉢の底を覗いてみましょう。
もし、鉢底から根っこがはみでていたら「根詰まり」しているサインです。根詰まりしたガジュマルは、養分や水分をうまく吸い上げられません。
その結果、なかなか大きくならず徐々に弱っていくことにもつながります。
ガジュマルが大きくならない理由⑤水不足
ガジュマルは春から秋にかけてよく育ちます。そのため、この時期に水不足が続くと生育に影響を及ぼすことになります。
ガジュマルの場合、「土が乾いたタイミングでの水やり」が基本です。ただし、土が乾かないうちに水やりすると根腐れを起こすので気を付けます。
冬場は気温が下がるためやや乾燥気味に管理する必要があります。根腐れを避けるためです。
ガジュマルが大きくならない原因と対処法を解説【まとめ】
今回は、ガジュマルが大きくならない主な理由5つをご紹介しました。
インテリアショップや雑貨屋さんなどでも見かけることの多いガジュマルですが、本来はたくさんの日光を好む熱帯植物です。
ガジュマルを大きくするには十分な日光と温度、風通しや湿度を保つことが重要ですね。
また、春から秋にかけて(最高金15度以上)は肥料を与えるのもおすすめです。今回の記事を参考に、ガジュマルを大きく育ててください。
ガジュマルが大きくならない主な理由5つ
1.日光不足
2.温度・湿度不足
3.風通しが悪い
4.水不足