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フィットニアが難しいといわれる3つの理由とは?【アミメグサ】

フィットニア その他の観葉植物

白や赤の網目模様がエキゾチックで魅力あふれるフィットニア(アミメグサ)。高温多湿を好む熱帯性の植物のため、寒さを苦手とします。

でも、なんとなく他の観葉植物に比べて育てるのが難しい…と感じている方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、フィットニアが難しいといわれる3つの理由を解説していきましょう。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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フィットニアが難しいといわれる3つの理由とは?【アミメグサ】

こんもりしてきたフィットニア

「個性的な見た目に惹かれて購入したものの、なんとなく元気がない…」「水をやり過ぎないように気を付けて管理しているのに葉がしおれてきた」「他の観葉植物に比べて管理が難しい気がする…」

フィットニアはなぜ、「気難しい」と思われがちなのでしょう。くわしくみていきましょう。

フィットニアが難しい理由①寒さに弱い

フィットニア

フィットニアは多くの観葉植物の中でも、特に寒さに弱いです。もともとが多湿森林地帯に分布する熱帯性の植物のため、25度前後の暖かい気候を好みます。

そのため、冬場の寒さで株を弱らせてしまうことが多いでしょう。窓際に置いている場合、夜になったら窓から少し離してやるだけでも寒さ対策になります。

冬場は水やりをやや控え目にシフトし耐寒性を高めよう

また、冬場の場合は夜になってからの水やりは控えた方が無難です。水やりは控え目にシフトし、できるだけ暖かい日中の時間帯に常温(30度程度)の水を与えます。

水やり後は受け皿に溜まった水をこまめに捨て、根腐れや病害虫の発生を防ぎます。一年を通してのフィットニアへの水やりの目安は以下の通りです。

  • 20度~30度未満…土の表面が乾いたらたっぷりと水やり+ときどき葉水
  • 15度以下…表土が乾いて1~2日ほどしてから常温の水を与える+こまめな葉水
  • 30度以上…蒸れに気を付けつつできるだけ涼しい時間帯に水やりし、風通しのよい場所へ+ときどき葉水

※管理環境によっても異なります。ご参考までに。

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フィットニアが難しい理由②乾燥で葉がしおれやすい

再度daisoで購入したフィットニア

高温多湿を好むフィットニアは、空気中の水分量が少なくなると、とたんに葉がしおれて丸まりやすいです。

フィットニアの美しい葉を保つためには「葉水」が欠かせません。特に乾燥に気を付けたいのが、秋から冬にかけての時期です。

葉水

加湿器を活用するのもよいでしょう。ただし、あくまでメインの保湿は葉水にします。

特に乾燥しがちな冬場は湿度計を置いてときどきチェックしよう

寒さに弱いフィットニアは室内での管理がメインとなります。そのため、温度計・湿度計をこまめにチェックしてください。デジタルのものが確認しやすくのでおすすめですよ。

温度計

  • 人が快適と感じる温度と湿度…20度~28度程度、45%~60%程度
  • フィットニアが好む温度と湿度…20度~25度程度、70%以上

※フィットニアの場合、寒さと同時に湿度にも気を付けたい。

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フィットニアが難しい理由③日光は強すぎても弱すぎてもだめ

フィットニア

「熱帯植物」と聞くと、直射日光を好むイメージを抱かれる方も多いでしょう。しかし、フィットニアは高温多湿を好むものの、強光は苦手です。

ジャングルの下草的存在のフィットニアは、半日陰や木漏れ日のような柔らかい光を好みます。そのため、屋外の直射日光や西日に当たると、葉の一部が焼け焦げたように変色する「葉焼け」を起こしやすいのですね。

葉焼けした部位は、残念ながら元に戻りません。また、葉焼けした部分は組織が破壊されるため光合成ができなくなります。

葉焼けするほどの強光に当て続けることで、株自体をも枯らしかねないのです。

かといって、日光があまりにも足りないと徒長を起こし、葉の色つやが悪くなったり、間延びしてひょろひょろとしてきます。

フィットニアに適した置き場所とは?

網目模様がかわいいフィットニア

フィットニアに適した置き場所の条件は、「風通しのよい半日かげ」です。

室内であれば窓際のレースカーテン越しがそれに当たるでしょう。ただし、冬場の窓際は冷え込みます。冬は夜になったら窓から離し、できるだけお部屋の中心近くへ移動させると安心ですね。

また、気温が許す限りは屋外の半日陰に置くと生長がさかんになります。時期によって置き場所を少しずつ調整し、フィットニアに適した置き場所を探してみてください。

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まとめ

赤いフィットニア

今回は、フィットニアが難しいといわれる3つの理由をくわしくご紹介しました。

観葉植物の多くが「水のやり過ぎによる根腐れに気を付ける」必要がありますね。ただ、フィットニアの場合、あまりにも乾燥状態が長引くと水切れを起こしやすい印象です。

特に、20度~25度程度の時期はフィットニアの生長がもっともさかんになる時期です。この時期は土の表面が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えるのがおすすめ。

水やり後はしっかりと水気を切って、風通しのよい半日陰に置いて休ませましょう。

そして、葉が丸まってきたら空気中の水分が不足しているサインです。湿度を確認し、足りないようなら葉水を与えて様子をみましょう。

株が充実してくれば寒さや乾燥にも少しずつ強くなってくるはずですよ。試行錯誤しつつ、楽しみながら育ててみてくださいね。

フィットニアが難しいといわれる理由3つとは?

  1. 寒さに弱い!
  2. 乾燥で葉がしおれやすい!
  3. 日光は強すぎても弱すぎても×!

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「フィットニアの葉が落ちる原因と葉が落ちる時の対処法とは?」はこちら

「フィットニアの葉が丸まるのはなぜ?原因と対処法も」はこちら

「アミメグサ(フィットニア)の育て方は?置き場所、水やり、肥料など」はこちら

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