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ディフェンバキアの冬越し方法!寒さの厳しい冬は水やりに注意して

色鮮やかなグリーンが美しいディフェンバキア その他の観葉植物

ディフェンバキアを育てているけど、冬になってから何となく調子が悪い…。

ディフェンバキアの冬越し方法を、初心者にも分かりやすく解説して欲しい。

今回はこのような方に向け、ディフェンバキアの冬越し方法を初心者向けに分かりやすく解説します。

すでにディフェンバキアの元気がなくてお困りの方は、以下記事を参考にしてみてね!

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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ディフェンバキアは冬の寒さに弱い?

ディフェンバキアは熱帯アメリカに約30種分布する熱帯性の植物です。暖かい場所を好むため寒さには強くありません。

ディフェンバキアは寒さに弱い

色鮮やかなディフェンバキア

ディフェンバキアは寒さに弱く、耐えられる寒さは10度程度までです。

とはいえ、それは枯れないための最低温度といえます。ディフェンバキアの美しい姿を保つなら、冬でも最低15度程度は保つのが理想的です。

ちなみに、元気がないからといって冬に肥料を与えるのは×。特に、株が弱っている場合は肥料を与えることで根を傷めてしまう恐れも。個人的には活力剤の使用もおすすめしない(冬は)。

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一年を通して明るく、風通しの良い場所で育てよう

爽やかなグリーンが綺麗なディフェンバキア

ディフェンバキアは耐陰性があるため、室内の少ない光でも育てられます。

ただ、あまりにも日光不足が続くと弱々しい株になってしまいます。丈夫に育てたいなら、一年を通して明るく風通しの良い場所に置くことが必要です。

寒さに弱いディフェンバキア。でも、次に紹介する3つのポイントを押さえておけば、寒い冬も乗り越えられるよ。

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ディフェンバキアを冬越しさせる!押さえておくべきポイント3つ

寒さが苦手なディフェンバキアを冬越しさせるためには、以下3つのポイントを押さえておきましょう。

水やりは土が乾いてさらに3~4日ほど経ってから

室内に置いたディフェンバキア

ディフェンバキアは20度以下になると徐々に生育が鈍ってきます。すると、根が水分を吸い上げる速度も落ちるのですね。

この状態で暖かい時期と同じ間隔で水やりを続けた場合、鉢の中が常に湿った状態となります。

根っこは呼吸している。常に湿った状態だと腐ってしまうんだ。これが「根腐れ」。根が腐ると水分を吸い上げられないから、放っておくと枯れてしまうよ。

生育が緩慢になる冬は、土が乾いてさらに3~4日経ってから水やりしましょう。このようにすることで、根腐れや鉢内の冷え込みを防ぎます。

水やりチェッカーで根腐れを防ぐ

サスティー

冬に起こしがちなトラブルが「水のやり過ぎによる根腐れ」です。とはいえ、慣れるまでは難しいのが「水やりのタイミング」

そんな時にあると便利なのが「水やりチェッカー」です。(下写真)

ベンジャミンの土に差したサスティー

スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、土の乾き具合を色の変化で知ることができます。

使い方の目安は以下表を参考にしてみてね。

春~秋(最低気温が15度以上が目安) チェッカーが白になったタイミングで鉢底から水が出るくらいたっぷりと水やりする
秋~冬(最低気温が15度以下が目安) チェッカーが白になってさらに3~4日してから、土の約1/3が湿る程度に常温の水(30度くらい)を与える。ただし、夜間を避けた時間帯におこなうこと。暖かい日の午前中がベスト
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夜になったら窓から1~2m離して冷え込み防止

ディフェンバキアは明るい場所が大好き。室内なら、南~東向きの窓際に置いてガラス越しの光を浴びせることで葉の色つやが良くなります。

ただし、冬の窓際は朝晩の冷え込みに注意しなくてはなりません。夜になったら窓から1~2m離して冷え込みを防ぎます。

ディフェンバキアを育てているなら、室内に温湿度計はひとつ置いておこう。

温度計   ときどきチェックする習慣を付けよう!

人が快適と感じる環境の目安 気温18度~27度、湿度40%~60%くらい
ディフェンバキアの生育に適した環境の目安 気温20度~30度、湿度70%~(葉水、加湿器等で調整)

低い位置は冷気が停滞しやすいので注意。フラワースタンドを使うのも◎

鉢スタンドに置いたサンスベリア

冷気は暖気よりも重く、下に溜まりやすい性質を持ちます。そのため、ディフェンバキアの鉢を直接床に置くのは避けるべきです。

冬は少し高さのある棚に置いて冷気を遠ざけることで、寒さから株を守ることができます。

インテリアに合わせて、好みのフラワースタンドを探してみるのも楽しいよ。

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風通しを良くしておく

こんもり育ったディフェンバキア

日当たり、水やりに気を取られ過ぎて風通しがおろそかになりがちなのが冬です。

風通しが悪いと根腐れや害虫などの発生リスクが高まります。

特に、冬は窓を閉め切りがちだから注意!とはいえ、暖房を効かせている冬の室内。頻繁に窓を開け閉めするのは現実的ではないよね…。

そんな時に活躍するのがサーキュレーターです。

窓を閉め切る真冬はサーキュレーターをフル活用して

梅雨時期に活躍するサーキュレーター

室内で観葉植物を多く育てているなら、サーキュレーターは必須アイテムです。

窓を閉め切った室内は冷気や暖気、湿気などが一か所に停滞します。すると、根腐れ・カビ・害虫などが湧きやすくなるのです。

サーキュレーターを使うことで、停止しがちな室内の空気を効率的にかき混ぜ空気の流れを作りだせます。

サーキュレーターは冷暖房と組み合わせて使うことで、より効率的に活用できる。間接的に電気代を節約できることもあるんだ。ちなみに、扇風機との違いが気になる人は以下記事を読んでみてね。

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ディフェンバキアの冬越しさせる3つのポイント【まとめ】

ということで、今回はディフェンバキアの冬越し方法についてご紹介しました。

気温が下がるにつれて、水やり後、土が乾くまでの時間が徐々に長くなるはずです。目安となるのは天気予報。

最低気温が15度を下回り始めたら少しずつ冬に備えましょう。

ディフェンバキアを冬越しさせる3つのポイント

  1. 水やりは土が乾いてさらに3~4日経ってから
  2. 夜になったら窓から1~2m離して冷え込みを防ぐ
  3. 風通しを良くしておく➡根腐れ、害虫の防止

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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