万能ねぎをカットした後に残る根っこをそのまま捨てていませんか?
実は、万能ねぎの根っこは再生させて新たに収穫することが可能です。捨ててしまうなんてもったいない!
今回は、カット後に残る万能ねぎの根っこを再生させる方法をご紹介しちゃいます。
万能ねぎの簡単な再生方法!根元を育てて再収穫しよう
今回は近所のスーパーで買った万能ねぎを使って再生させてみましょう。
万能ねぎの再生方法 手順①根元を約5~6cmカット
まずは根元を5~6cm残してカットします。短すぎると失敗しやすいので注意してください。
短すぎるとそのまま腐敗してしまうことが多い…
下写真は根元を切り詰めすぎた再生ねぎです。
案の定、水に浸けて3日ほどで腐敗してしまいました。このような失敗を防ぐためにも、長さは最低でも5cmほど残しておくのがよいでしょう。
万能ねぎの再生方法 手順②水に浸ける
カットした万能ねぎの根元は水を張った容器に浸けておきます。水の量は、根っこが浸かるくらいでokです。
水は毎日替えてあげよう
水はできるだけ毎日替えてやります。特に夏は水が傷みやすいため毎日替えるのがおすすめです。
このままでもどんどん伸びていくので、20cmほど伸びたらハサミでカットし収穫します。
生育適温は20度前後
万能ねぎの再生方法 手順③土に植えつける
収穫量を増やしたい場合や、収穫期間をより長くもうけたい場合、土に植え付けるのがおすすめです。
数時間、水差しにしていた万能ねぎの根元を野菜用の土に植え付けます。
万能ねぎの場合、鉢は深さが20cmほどあればokです。鉢がない場合、ペットボトルや空き缶などの底に穴を開けて使うのもよいでしょう。
蒸れを嫌うため、水はけの良い土を使ってください。
水やりは土が乾いてきたらたっぷりと与えるのが基本
万能ねぎは比較的に根が浅く、風通しのよい環境を好みます。水やりは土が乾いてきたらでok。地植えの場合は基本的に水やり不要です。
水をやり過ぎると根が腐ってしまうことがあるため気を付けます。
夏場は蒸れと高温により根が傷みいやすいため、水やりは早朝か日が暮れてからおこないましょう。
万能ねぎの再生方法 手順④収穫
20cmほど伸びたらその都度カットして収穫します。葉が古くなってくると葉先が枯れてきますが、これは世代交代や肥料不足によるものです。
葉先が枯れた葉はその都度カットすることで、栄養を持っていかれずに済みます。肥料不足が疑われる場合、液体肥料や固形肥料などを与えます。
ハイポネックス原液の場合、20度前後の生育が盛んな時期に約500倍に薄めて7日に1回程度与える
水差しの場合、何回くらい収穫できる?
一度に使用する量にもよりますが、薬味としてちょこちょこ収穫するなら3か月くらいは持つでしょう。
ただ、夏は暑さで水が傷みやすいです。できるだけ毎日水を替え、清潔を保つことでより長く楽しむことができるでしょう。
まとめ
鮮やかなグリーンはインテリアとしてもgood!生長の経過も楽しめるのも良い!
ということで、今回は万能ねぎの根元を使って再生させる方法をご紹介しました。
万能ねぎの根元をそのまま生ゴミに捨てている方は多いでしょう。しかし、水に浸けるだけで簡単に再生させ、再び収穫することができちゃうんですね。
今回は土に植えてみましたが、「虫が苦手だし、室内で清潔に育てたい」という方の場合は、水栽培のままでも十分収穫が楽しめますよ。
ただ、さらに株を充実させて収穫期間を長く確保したいなら、土に植え替えるのがおすすめです。
食卓に彩りが足りない…そんな時に活躍するのが「再生野菜(リボベジ)」!
「なんとなく料理に彩りが足りないな…」という時に、再生させた野菜たちが活躍してくれますよ。
欲しい時に欲しい分だけ使える、新鮮で香りのよい再生野菜。ぜひ、挑戦してみてくださいね。