肉厚感のあるライムグリーンの葉が可愛い植物ベビーサンローズ。
寒さが深まるにつれて葉の縁がピンク色に染まる姿が可愛い植物でもありますが、冬はどのように管理すべきなのでしょうか。
今回は、ベビーサンローズの冬の管理方法をくわしく解説します。
冬のベビーサンローズ 置き場所や水やり方法などを徹底解説!
では、冬場のベビーサンローズの管理方法をくわしく見ていきましょう。
冬のベビーサンローズ【置き場所】
ベビーサンローズは寒さに強く、霜に当たらなければ屋外での冬越しも可能です。
耐寒温度は0度程度まで。0度以下になりそうな場合は室内へ移動させるのがよいでしょう。
室内でもできるだけ日当たりのよい場所に置き、乾燥気味に管理します。風通しよく管理するのが根腐れやカビ、害虫などを防ぐコツです。
扇風機やサーキュレーターを活用するのもよいでしょう。
☆★サーキュレーターと扇風機の違いについて気になる方はこちら↓↓
冬のベビーサンローズ【水やり】
ベビーサンローズの生育がさかんになるのは春と秋です。
寒さには強いベビーサンローズではありますが、春・秋に比べると生育が緩慢になるのが冬場です。
そのため、冬場のベビーサンローズは水分を吸い上げる力自体が弱まります。冬場の水やりは、土が乾いて3~4日ほど経過してからです。
高湿状態が続くことで根が冷えて株のストレスとなるため気を付けます。根腐れを防ぐためにも、冬場は特に乾燥気味にすることを意識します。
乾燥気味にすることで樹液の濃度が高まり寒さにも強くなります。
水やりのタイミング【目安】
・土に指を3cmほど差して湿気を感じない
・土が乾いて3~4日経過している
・鉢を持ち上げて軽い
・鉢底が乾いている など
冬のベビーサンローズ【植え替え】
生育が早く根詰まりしやすいベビーサンローズではありますが、植え替えは春か秋の暖かい時期が最適です。
冬場の植え替えは株に大きな負担をかけることになるためできるだけ避けます。春になって気温が上がってきたら植え替えます。
冬のベビーサンローズ【肥料】
冬場のベビーサンローズはほぼ生長しない休眠期を迎えています。そのため、必要以上の水やりや肥料は根を傷める原因になりやすいです。
基本的に、冬場の肥料がは不要です。肥料を施すのは生育期である春と秋になります。
冬のベビーサンローズ【挿し木】
冬場の挿し木はあまりおすすめしません。
挿し木で増やしたい場合は、生育期である春か秋に実施することで失敗を避けることができます。「できるだけ失敗したくない」という場合、春か秋の生育が旺盛な時期におこないましょう。
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冬のベビーサンローズの管理方法【まとめ】
今回は、冬場のベビーサンローズの管理方法についてくわしく解説しました。
ベビーサンローズの特徴である肉厚でツヤのある葉を保つためには、冬場であっても日光が欠かせません。
冬のベビーサンローズ
・置き場所…0度以下になる場合は室内へ移動させるのが安心。ただ寒さには強く霜が当たらないければ屋外での越冬も可能。室内の場合もできるだけ日当たりの良い場所に置く。
・水やり…乾燥気味に管理。土がしっかりと乾いて3~4日経過してから与える。
・植え替え…春までまつのが無難。
・肥料…基本的に不要。
・挿し木…春先まで待つことで失敗を防げる。
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