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アロマティカスにおすすめの土は?鹿沼土だけでも育てられる?

徒長気味のアロマティカス アロマティカス

ふわふわの葉が放つ爽やかな香りが人気の多肉質ハーブ「アロマティカス」。その可愛らしい見た目から観葉植物としての人気が高まっています。

そんなアロマティカスは暑さと乾燥に強い反面、寒さと蒸れは大の苦手です。

つまり、アロマティカスに適した土は「排水性に優れる」というのが大前提になります。

そこで今回は、アロマティカスに適した土の条件3つと、アロマティカスにおすすめの土をあわせてご紹介しましょう。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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アロマティカスに適した土の条件3つとは?

アロマティカスに適した土の条件は3つあります。それぞれをくわしくみていきましょう。

アロマティカスに適した土の条件①排水性に優れる

元気なアロマティカス

アロマティカスはその多肉質な葉の中に沢山の水分や養分を蓄えています。

そのため、土が乾ききらないうちに水をやったり、水はけの悪い土に植え付けていると、根が蒸れて腐りやすくなってしまいます。

アロマティカスに適しているのは、排水性に優れる水はけの良い土です。

水はけの良い土に植え替えたら、ずっと大丈夫?

元気がないアロマティカス根詰まりすると鉢内が蒸れて株が弱る・・・

ただ、水はけがよい土であっても、何年も植え替えないままだと土の粒が崩れて水はけの悪い土になってしまいます。

しかも、アロマティカスは非常に生育旺盛です。最低でも2年に1回、できれば1年に1回は新しい土に更新してやるのが理想的でしょう。

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アロマティカスに適した土の条件②室内でも清潔に管理できる

マグカップに植えたアロマティカス

アロマティカスは寒さに強くありません。

春から秋の暖かい時期は屋外で元気に育つアロマティカスも、寒さが厳しくなる秋以降は室内へ移動する必要が出てくるのです。

アロマティカスには室内でも清潔に管理できる土がおすすめです。

アロマティカスは多肉植物と同じ育て方でok?

アロマティカス寒さに当たったアロマティカス・・・

アロマティカスを「多肉植物」と把握していると思わぬ失敗をすることも…。

なぜなら、多くの多肉植物が寒さに強いのに比べ、アロマティカスは非常に寒さに弱いからです。

耐えられる寒さは10度程度まで。10度以下になると徐々に葉がしおれて、弱ってしまいます。

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アロマティカスに適した土の条件③色の変化が分かりやすい

アロマティカス通気性のよい素焼き鉢はアロマティカスにおすすめ

アロマティカスは何といっても「蒸れ」を嫌います。風通しのよい場所を好むのです。

それは地中も同じで、ジメジメとした環境が続くと根が呼吸できずに傷み、根腐れを起こしてしまいます。

そのため、アロマティカスは水やりのタイミングが大切です。

色の変化が分かりやすい土であれば、土が乾いたか濡れているかの判断がしやすいというわけです。

色の変化が分かりやすい土の特徴は?

ダイソーの鹿沼土(小粒)

色の変化が分かりやすい土のひとつに「鹿沼土」があります。

鹿沼土は水を含むことで赤味がかった茶色になり、乾燥すると白っぽい元の色に戻ります。

そのため、鹿沼土がベースとなっている土を使うことで、土が濡れている時と乾いている時の変化が分かりやすく、水やりのタイミングを把握しやすくなります。

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アロマティカスは鹿沼土だけでも育つ?

アロマティカスは比較的育てやすい多肉植物で、鹿沼土だけでも育てることが可能です。

鹿沼土は排水性と通気性が良いので多肉植物の根が腐りにくく、健やかに育つ環境を提供します。

ただし、アロマティカスを鹿沼土だけで育てるなら、以下の点に注意してください。

※鹿沼土とは?…白っぽいベージュ色をした粒々の土で、栃木県鹿沼市で産出される軽石の総称です。

水やりの頻度

鹿沼土は水はけが良い反面、水持ちが良くないため定期的な水やりが必要です。

土が完全に乾いてからたっぷりと水を与えましょう。

特に夏場は頻繁に水やりをする必要がありますが、冬場は乾燥気味に管理します。

肥料

鹿沼土は無機質で肥料分を含んでいないため、成長期(春・秋)には定期的に液体肥料を与えると良いでしょう。

肥料を与える際は、薄めの濃度にして根を傷めないように注意します。

 

アロマティカスにおすすめの土は?

手ですくい上げた土

それでは、アロマティカスに適した土の条件3つを満たしているおすすめの土をご紹介します。

アロマティカスにおすすめの土は「室内向けの土」

アロマティカスに適した土の条件3つを満たしたおすすめの土は、プロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土 です。

室内向けの土

排水性に優れることはもちろん、コバエやキノコの原因となる堆肥(たいひ)を含まないため、室内でも清潔に管理することができます。

通気性・排水性に優れる上、カビが生えにくく虫がよりつきにくい

もちろん、「多肉植物用の土」でもいいのですが、アロマティカスの場合は寒さに弱いため、室内で管理する期間が結構長いんです。

室内での管理機関を考慮すると、やはり「清潔に管理できる」という点はかなり大きなメリットになります。

何より「カビが生えにくく、虫が寄り付きにくい」というのが、この土の大きな特徴です。

さらに、即効性・緩効性の肥料が両方配合されているので、植物の生長もしっかりサポート。もちろん虫が寄り付きにくい成分のものが使われています。

濡れている時と乾いている時の色の違いがはっきりしている➡水やりのタイミングが分かりやすい

室内向けの土とサスティー

ベースに鹿沼土が使わているため、濡れている時と乾いている時の土の色の変化が分かりやすいというともおすすめポイントです。

アロマティカスの場合、特に冬場は生長が鈍ります。そのため、水をやりすぎるととたんに蒸れて弱ってしまいます。

室内でも清潔に管理できることはもちろん、水やりのタイミングが分かりやすく、水やりによる失敗を防げるのもプロトリーフ 室内向け観葉・多肉の土 の特徴です。

さらに水遣りの管理を楽にするなら「水やりチェッカー」を活用するのもおすすめ。

サスティー

スティック状のチェッカーを土に差しておくだけで、土の乾き具合を色で知ることができますよ。

管理を楽にすることはもちろん、水のやり忘れややり過ぎによる失敗を防いでくれる便利アイテムです。

サスティー

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アロマティカスにおすすめの土は?鹿沼土だけでも育てられる?【まとめ】

アロマティカス伸びすぎた茎をカットして増やすのも簡単なアロマティカス!

ということで、今回はアロマティカスの土についてくわしくご紹介しました。

アロマティカスの場合、

排水性・通気性にすぐれることはもちろんのこと、秋以降は「室内で管理する」ことを前提とした土選びが必要になります。

もちろん、ご自身で土をブレンドして使うのもよいでしょう。

ただ、「土の種類や混ぜ方まではよく分からない…」という方は、今回ご紹介した便利な土やアイテムを使ってみるのがおすすめですよ。

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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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