アジアンタムは水を好むって聞いたけど、毎日水やりした方がいいのかな?
結論から申し上げると、アジアンタムの水やり頻度は育てている環境によって異なります。
ただ、他の観葉植物と同じような水やり頻度でアジアンタムを管理していると、必ずといって良いほど葉がチリチリとしおれてくるはずです。
そこで今回は、アジアンタムの水やり頻度や量について紹介します。
アジアンタムの葉水、水やりは毎日必要?頻度と量を時期別で解説
春~秋は、土の表面が乾いてきたら水やり
多くの観葉植物は「土が乾いてからの水やり」が基本ですね。水のやり過ぎは「根腐れ(ねぐされ)」に発展しやすいからです。
しかし、アジアンタムはこれらの多くの観葉植物とは少し異なります。シダ植物であるアジアンタムは「土の表面」が乾いたタイミングでの水やりが望ましいです。
乾燥状態が長く続くことで、アジアンタムの特徴であるレース状の葉が徐々にチリチリになりしおれてしまいます。チリチリになった箇所は元には戻りません。
チリチリと葉がしおれる症状を防ぐためにも過度の乾燥は防ぐ必要があります。
明るく風通しの良い場所なら土が乾くのも早い。環境によっては毎日水やりが必要になることもあるよ。
冬は、土の表面が乾いてさらに2~3日経ってから水やり
とはいえ、気温の下がる冬場は生育が緩慢になるため、暖かい時期と比べて根が水分を吸い上げる力が弱まります。
冬場の水やりは、土の表面が乾いて2~3日ほどしてから様子を見て気持ち乾燥気味に管理することで根腐れを防ぎます。
水やり後、受け皿に溜まった水はこまめに捨て、できるだけ余分な水分はしっかりと切っておくのが根腐れを防ぐコツです。
冬は寒さで根が傷みやすい。毎日の水やりは避けて。空気が乾燥しやすいから葉水を忘れずに。
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アジアンタムは湿度を好むシダ植物。霧吹きでの葉水も忘れずに
シダ植物であるアジアンタムは空気中の湿度が高い状態を好みます。理想は70%以上です。
しかし、私たちが生活をする上で湿度が70%以上というのは現実的ではありませんね。
そんなときに必要となるのが「葉水(はみず)」です。(下写真)
特に空気中が乾燥しやすいのが秋から冬にかけての時期です。この時期は意識的に葉水をすることで空気中の湿度を高く保つことが出来ます。
加湿器はあくまでサポート的な存在
もちろん、加湿器を活用するのもおすすめです。
しかし、加湿器はあくまでサポートとしてのものとして活用し、メインのお手入れは葉水がよいでしょう。
アジアンタムの葉水、水やり頻度はどれくらい?【まとめ】
今回は、アジアンタムの水やりのコツ2つをご紹介しました。
アジアンタムを美しく保つためには土への水やりだけでなく、空気中の湿度を保つことも大切ですね。
普通に生活していると湿度が70%以上となるのは梅雨時期くらいでしょうか。それでもベタベタとして不快になります。
アジアンタムの葉を綺麗に保つためには、「朝起きて1回、夜寝る前に1回」のように、葉水を習慣化するのがおすすめですよ。
アジアンタムの水やりのコツ2つ
1.水やりは土の「表面」が乾いたタイミングが基本
2.こまめな葉水(はみず)