ふわっとした繊細な葉が魅力的なアジアンタム。
ホームセンターや園芸店などで手軽に購入できるアジアンタムですが、その美しい姿を保つためには「霧吹き」が欠かせないことをご存じですか?
今回は、アジアンタムを育てていくためには霧吹きが欠かせない理由をご紹介します。
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アジアンタムに霧吹きが欠かせない理由
アジアンタムに霧吹きが欠かせない理由は、アジアンタムが湿気を好むシダ植物だからです。
具体的に、どのようにお手入れをしていくべきかもあわせてご紹介します。
アジアンタムが好むのは湿度70%以上!
アジアンタムは湿気を好むシダ植物です。繊細な葉を保つため必要な湿度は約70%以上。
とはいえ、人間が生活する上で室内が湿度70%以上では、ベタベタとして快適ではありません。
それどころか、カビの増殖も懸念されます。
人が暮らす上で快適な湿度は40%~60%です。これではアジアンタムを長く楽しむことができません。
そこで必要となるのが霧吹き。水分を吹きかけることで、空中湿度を高められるよ。
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アジアンタムの霧吹きはどれくらい必要?頻度と時間帯
1日に数回、株全体に水分を吹きかける
アジアンタムを美しく保つためには霧吹きによる葉水が欠かせません。
1日に数回、霧吹きでアジアンタムの葉の表だけでなく裏面にまんべんなく葉水してあげましょう。
これで、室内を快適に保ちつつアジアンタムも長く楽しむことが出来ます。
朝起きて1回、昼もできたら1回、寝る前に1回。こんな感じで、霧吹きで葉水するのを習慣化できると理想的!
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春~秋なら時間帯はいつでもok。冬のみ夜間の霧吹きは避ける
霧吹きする時間帯は基本いつでもokですが、冬は注意が必要です。
葉に残った水滴が朝晩のうちに冷え込み、葉を傷めてしまう恐れがあります。
そのため、冬の霧吹きは夜間を避けた時間帯におこなうのが無難です。
多湿を好むものの、風通しの悪さや水のやり過ぎは根腐れを招く!
「そんなに湿気が好きならお風呂場に置いてみようかな!」
アジアンタムが湿気を好むと聞くとこのように考える方も多いのではないでしょうか?
しかし、アジアンタムを長く育てるためには風通しのよさも必要です。湿気がこもる環境では根腐れを招きやすくなります。
直射日光を避けたレースカーテン越しの窓際に置くのがおすすめです。また、気温が15度~30度以下であれば、屋外の半日陰に置くと生育がよくなります。
ただし、直射日光が当たると葉焼けして株が弱ってしまうよ。光が強い場合は、遮光ネットを使って強光によるダメージを防いでね。
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アジアンタムに霧吹きが欠かせない理由は?頻度と時間帯を解説【まとめ】
今回は、アジアンタムに霧吹きが欠かせない理由と合わせて、アジアンタムの株姿を保つためのお手入れのポイントもご紹介しました。
シダ植物であるアジアンタムは、他の多くの観葉植物(ゴムの木やパキラなど)に比べて水を欲します。
乾燥気味に管理しているとどうしても葉がチリチリとなってしおれやすいのもよくあるトラブルです。
アジアンタムの可愛い姿を保つには、霧吹きでの葉水を習慣化する必要があるでしょう。ちょっと面倒に感じるかもしれませんが、習慣化してしまえば毎朝の観察が楽しみになってくるはずです。
ぜひ、こまめな葉水で可愛いアジアンタムを長く可愛がってみてください。
アジアンタムに霧吹きが欠かせない理由
・シダ植物であるアジアンタムは湿度70%以上を好むため
アジアンタム【お手入れのポイント】
・1日数回の葉水を習慣化するのが理想的!
・土の表面が乾いたら水やりし、過度の乾燥には気を付ける
・風通しのよい場所に置き、直射日光を避けた明るい場所に置く