
かわいいピンクルルビーをもっと増やしたい!
ロゼット状に広がる可愛い多肉植物「ピンクルルビー」。実は、初心者でも簡単に増やすことが可能です!
ピンクルルビーを増やす方法は主に3つあります。今回はそれぞれの方法について、詳しく見ていきましょう。
多肉植物「ピンクルルビー」の増やし方【葉挿し】
葉挿しは、多肉植物の中でも特にポピュラーな増やし方の一つです。ピンクルルビーも葉挿しで簡単に増やすことができます。
葉を選ぶ
健康でしっかりとした葉を選びます。
葉を選ぶ際は、茎から優しくひねるようにして取り外します。葉の付け根がきれいにはがれることが重要です。
乾燥させる
取り外した葉を数日間、日陰で乾燥させます。これにより、切り口が癒えて腐りにくくなります。
土に置く
乾燥させた葉を多肉植物用の土の上に置きます。この時、土に挿す必要はありません。ただ置くだけでOKです。
水やり
葉挿し後は、土が乾いたら軽く水を与えます。過剰な水やりは腐敗の原因となるので注意が必要です。
発根・発芽
数週間から数ヶ月かけて、葉の付け根から新しい根や芽が出てきます。根が生えてきたら、少しずつ土に埋めていきましょう。
多肉植物「ピンクルルビー」の増やし方【挿し木】
挿し木は、ピンクルルビーの茎を切り取って増やす方法です。葉挿しに比べて早く成長するため、早く大きくしたい場合におすすめです。
茎を選ぶ
健康でしっかりとした茎を選び、清潔なハサミやナイフで切り取ります。切り口が斜めになるように切ると、発根しやすくなります。
乾燥させる
切り取った茎を数日間、日陰で乾燥させます。これにより、切り口が癒えて腐りにくくなります。
土に挿す
乾燥させた茎を多肉植物用の土に挿します。深さは2〜3cm程度で十分です。
水やり
茎挿し後は、土が乾いたら軽く水を与えます。過剰な水やりは腐敗の原因となるので注意が必要です。
発根・発芽
数週間かけて、茎の切り口から新しい根が出てきます。根が生えてきたら、通常の水やりに戻します。
多肉植物「ピンクルルビー」の増やし方【株分け】
株分けは、ピンクルルビーが大きくなり、子株ができた場合に有効な方法です。子株を親株から分けて、新しい株として育てます。
子株を確認
親株の根元に子株ができているか確認します。子株がある程度の大きさになっていることが理想的です。
子株を取り外す
清潔なハサミやナイフを使って、子株を親株から切り離します。この時、子株の根を傷つけないように注意します。
乾燥させる
切り離した子株を数日間、日陰で乾燥させます。これにより、切り口が癒えて腐りにくくなります。
植え替える
乾燥させた子株を新しい鉢に植え替えます。多肉植物用の土を使用し、軽く水を与えます。
管理
植え替えた子株は、直射日光を避け、明るい日陰で管理します。根が定着するまで、水やりは控えめにします。
ピンクルルビーを増やす際のポイント
ピンクルルビーを増やす際には、いくつかのポイントを押さえることで成功率が高まります。
適切な時期
ピンクルルビーを増やすのに最適な時期は、春~初夏にかけての成長期です。
この時期は植物の成長が活発で、発根や発芽がしやすくなります。
適切な環境
ピンクルルビーは日光を好む植物ですが、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすことがあります。
増やし始めたばかりの株は、明るい日陰で管理するのがベストです。
水やりのコントロール
多肉植物は乾燥に強い反面、過湿に弱いです。増やし始めたばかりの株は、根が未発達なため、過剰な水やりは禁物です。
土が完全に乾いてから、軽く水を与えるようにしましょう。
適切な土選び
ピンクルルビーを増やす際には、水はけの良い多肉植物用の土を使用することが重要です。
市販の多肉植物用の土を使うか、自分で配合する場合は、赤玉土、鹿沼土、川砂などを混ぜ合わせて使用します。
ピンクルルビーの増やし方の注意点
ピンクルルビーを増やす際には、いくつかの注意点があります。
病害虫に注意
多肉植物は比較的病害虫に強いですが、カイガラムシやアブラムシが発生することがあります。
特に増やし始めたばかりの株は弱いため、病害虫の早期発見と対策が重要です。
過湿に注意
ピンクルルビーは過湿に弱いため、水の与えすぎには注意が必要です。
特に増やし始めたばかりの株は、根が未発達なため、過剰な水やりは腐敗の原因となります。
直射日光に注意
ピンクルルビーは日光を好みますが、直射日光が強すぎると葉焼けを起こすことがあります。
特に増やし始めたばかりの株は、明るい日陰で管理するのがベストです。徐々に日光に慣らしていくようにしましょう。
ピンクルルビーの増やし方を画像付きで徹底解説【まとめ】
ピンクルルビーは、その美しい見た目と育てやすさから、多肉植物の中でも特に人気の高い品種です。
葉挿し、茎挿し、株分けといった方法で簡単に増やすことができ、初心者でも挑戦しやすいです。
増やす際には、適切な時期や環境、水やりのコントロールに注意し、病害虫や過湿に気をつけることが重要です。
ぜひ、今回紹介した方法を参考に、ピンクルルビーを増やして、より多くの美しい多肉植物を楽しんでください。