
ポリシャスの枝がひょろひょろになってきちゃった…
ポリシャスを長く育てている方のなかには、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
枝がひょろひょろだと、どうしても見栄えが悪くなってしまいますよね…。
そこで今回は、ポリシャスがひょろひょろになる原因とその対処法と対策について、画像付きで分かりやすく解説します。
ポリシャスがひょろひょろに伸びすぎる原因
ポリシャスがひょろひょろになる原因は、主に日光不足にありますが、他にも以下のようなことが考えられます。
光が足りない
ポリシャスは室内でも育てられる観葉植物として人気ですが、本来は明るい場所を好みます。
光が不足すると徒長(とちょう)しやすくなります。徒長とは、茎が細く間延びした状態になることです。
過剰な水やり
水をやりすぎると、根が酸欠状態になり、茎が弱々しくなることがあります。
ポリシャスの水やりは、土が乾いてからたっぷりと与えるのが基本です。
▶ポリシャスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切ろう
肥料不足
適切な栄養が供給されないと、ポリシャスは健全な成長を維持できず、ひょろひょろと伸びてしまいます。
ただ、すでに徒長を起こしている場合、肥料を与えるのは避けた方が無難です。
ひょろひょろに伸びすぎたポリシャスの仕立て直し方
ひょろひょろに徒長したポリシャスでも、適切な手順で仕立て直せば、再び美しい姿を取り戻すことができます。
徒長したポリシャスを仕立て直すためには、以下の手順を順番に行います。
適期は春~初夏
ポリシャスの剪定に最適な時期は、春から初夏です。
この時期はポリシャスの成長期にあたり、剪定後の回復が早く、新しい芽や枝が活発に伸びるため、仕立て直しに最適です。
カットする場所を決める
徒長した茎の途中で切るのではなく、節(葉や枝が出ている部分)の上で切るようにします。
節の上で切ることで、新しい芽が出やすくなります。
剪定ばさみでカット
清潔で鋭い剪定ばさみを使い、枝を切ります。
切れ味の良いハサミを使うことで、切り口に水がたまりにくくなり、病気のリスクを減らせます。
カット後のケア
剪定後は、切り口から樹液が出ることがありますが、そのまま拭き取らずに乾燥させることで、かさぶたを作ることができます。
葉が大幅に減った場合は水やりは控えめにし、土がしっかり乾いてから与えるようにします。
ポリシャスをひょろひょろに伸びすぎさせないための防止策
光不足は、ポリシャスがひょろひょろになる大きな原因です。
光が不足すると、植物は光を求めて上に伸びようとし、結果として茎が細く弱々しくなります。
室内なら南~東向きの窓際に置く
室内でポリシャスを育てるなら、南~東向きの窓際に置くのが理想です。
窓越しの光であれば、レースカーテンも基本要りません。
15度以上なら屋外の半日陰へ
ギュッと締まった丈夫でカッコいい樹形に育てたいなら、屋外の半日陰で管理するのがベストです。
ただし、夏場の直射日光は葉を傷めるので、注意。寒さには弱いので、15度以下なら室内へ移動します。
植物育成ライトでサポート
どうしても日当たりの良い場所が見つからない場合、植物育成ライトを使用するのも選択肢の一つです。
太陽光に似た光を照射することで、日光不足による徒長を防ぎます。
▶観葉植物の育成をサポート!失敗しない植物育成ライトの選び方とは?
1~2年に一回程度の剪定
長く育てていると、どうしても樹形が崩れてくることが多いです。
伸びすぎた枝を剪定することで、新しい枝の成長を促し、形を整えることができます。
ポリシャスがひょろひょろに伸びすぎる原因と剪定方法【まとめ】
ポリシャスがひょろひょろになる原因は、室内管理の場合、主に光不足にあります。
室内なら南~東向きの窓際に置くこと。これだけでも全然違うはずです。
すでにひょろひょろになってしまった場合は、今回の記事を参考に、春から初夏に剪定に挑戦してみてくださいね✨