
ハナキリンの水やりって、どれくらいの頻度でやればいいの?
ハナキリンをこれから育てていく方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
丈夫で育てやすいハナキリンですが、水やりの頻度を誤るとあっという間に弱って、そのまま枯れてしまうことも…。
そこで今回は、ハナキリンの水やり頻度を時期別に分かりやすく解説します!
ハナキリンの水やり頻度【春~初夏】
春はハナキリンの成長が始まる時期です。気温が上昇し、日照時間も長くなるため、活動が活発になります。
- 水やり頻度: 週に1回程度。土が完全に乾いたタイミングで。
- 水やりの量: 土が完全に乾いてから、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与える。
春~秋にかけては肥料を与えるのも◎。ただし植え替えた場合は1ヵ月ほど経ってから↓↓
▶ハナキリンにおすすめの肥料は?おすすめ2選と使い方を徹底解説!
植え替え、剪定ならこのタイミング
春~初夏にかけては、ハナキリンの回復力が高い時期です。
この時期に植え替えや剪定をすることで、失敗を防ぐことができます。
ハナキリンの水やり頻度【真夏】
高温多湿の環境では根腐れのリスクが高まります。そのため、水やり頻度には特に注意が必要です。
- 水やり頻度: 土が完全に乾いてさらに1日程経ったら水やり。10日に1回程度が目安。
- 水やりの量: 土の約1/3が湿るくらいの量で与える。
- 時間帯: 高温時の水やりは×。早朝か夕方に行い、その際は葉に水がかからないようにする。
室内の場合は蒸れに注意
夏場は蒸れによる病害虫の発生リスクが高まります。
特に窓を閉め切った室内では、カビや根腐れを起こしやすいです。
水やりの際には、風通しの良い場所で管理し、サーキュレーターを回して空気を意識的に動かしましょう。
▶観葉植物が喜ぶサーキュレーター置き方!つけっぱなしでok?
ハナキリンの水やり頻度【秋】
秋はハナキリンの成長期が終わり、徐々に開花数が減ってくる時期です。
気温が徐々に低下し、活動も鈍くなります。この時期の水やり頻度は、以下のように調整します。
- 水やり頻度: 土が乾いたタイミングで水やり。2週間に1回程度。
- 水やりの量: 鉢底から流れ出るくらいたっぷりと与え、その後、しっかりめに水を切っておく。
- 注意点: 気温の低下に伴い、水やりの頻度を徐々に減らしていく。
花がらはこまめに取り除こう
ハナキリンは、花が咲き終わった後のケアも重要です。
枯れた花や葉を取り除き、株の健康を保つことで、次のシーズンに向けた準備を行います。
ハナキリンの水やり頻度【冬・15度以下】
冬はハナキリンの休眠期であり、植物の活動がほとんど停止します。この時期の水やり頻度は、極力控えることが重要です。
- 水やり頻度: 月に1回程度で十分
- 水やりの量: 土の約1/3が湿るくらいの量でok
- 注意点: 低温時の水やりは根腐れのリスクが高いため、特に注意。夜の水やりは根を冷やすため避けて
防寒対策
冬場は寒さによるダメージを防ぐため、室内の明るい場所で管理することが望ましいです。
また、水やりは室温が高い日中に行うようにします。できるだけ天気の良い日がベストです。
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ハナキリンの水やりの基本ポイント
土の状態を確認
ハナキリンの水やりは、土の乾燥状態を確認してから行うことが基本です。指で土の表面を触り、乾いていることを確認してから水を与えます。
土の乾き具合がイマイチ分からないという場合は、水遣りチェッカーが便利↓↓
鉢底からの排水
水やりの際には、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。ただし、受け皿に水が溜まったままにならないように注意します。
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ハナキリンの水やり頻度はどれくらい?時期別で徹底解説【まとめ】
ハナキリンの水やり頻度は、季節や生育ステージに応じて適切に調整することが重要です。
春から夏にかけての成長期にはやや多めに、秋から冬にかけての休眠期には控えめに水を与えることで、健康な株を維持することができます。
適切な水やりとともに、肥料や環境管理にも気を配ることで、美しい花を楽しむことができるでしょう。
適切な水やり頻度を守り、ハナキリンの美しい花を長く楽しみましょう✨