ハナキリンといえば、鋭いトゲが特徴的な植物ですが、近年「トゲなしハナキリン」が人気を集めているのをご存じですか?
今回はトゲナシハナキリンが人気の理由と育て方、注意点まで詳しく紹介します。
トゲなしハナキリンとは?
トゲなしハナキリンは、従来のハナキリンの品種改良により、トゲがほとんどない、または非常に少ないタイプのハナキリンです。
外見や育成方法は通常のハナキリンと似ていますが、扱いやすさから初心者にも人気があります。
特徴
- トゲがほとんどなく、安全に扱える
- 通常のハナキリンと同様に一年を通して花を咲かせてくれる
- 乾燥に強く、育てやすい
- 室内でも気軽に管理できる
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トゲなしハナキリンが人気の理由
扱いやすさと安全性
トゲがないことで、手入れや植え替えの際にケガをするリスクが大幅に減少します。
小さなお子様やペットがいる家庭でも安心して育てられます。
インテリアプランツとしての魅力
スタイリッシュな見た目とコンパクトなサイズ感で、室内のインテリアとしても人気があります。
シンプルなデザインの鉢に植えると、モダンな雰囲気を演出できます。
育てやすさと丈夫さ
- 乾燥に強く、頻繁な水やりが不要
- 日当たりの良い場所に置くだけでOK
- 鉢植えでも十分に育てられる
一年を通して花が咲く
- 15度以上が保てる環境であれば、基本一年じゅう花を咲かせてくれる
- 彩りが少ない冬場もハナキリンがあるだけで明るい雰囲気になる
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▶ホームセンターで買ったハナキリン(198円)を5年間育ててみた!
トゲなしハナキリンの育て方
置き場所
- 理想:屋外の日当たりが良い場所。ただし真夏は半日陰へ移動し、冬は室内へ移動
- 室内の場合:南~東向きの窓際。レースカーテンは基本不要
温度管理
- 最低10℃以上を保つ
- 冬場は室内管理がベスト。15度以下なら室内へ。
水やりのコツ
- 春〜秋(成長期):土が乾いたらたっぷり
- 冬(休眠期):月1〜2回程度
- ポイント:水のやりすぎは根腐れの原因になるため注意
土と鉢の選び方
- 鉢:通気性の良い素焼き鉢がおすすめ
- 土:多肉植物用の土 or 水はけの良い配合(土+軽石+赤玉土)
▶ハナキリンにおすすめの土!元気に育てるには土選びが重要な理由
肥料の与え方
- 成長期(春〜秋):月1回液体肥料を薄めて与える
- 冬:肥料は不要
剪定と仕立て方
▲剪定で樹形が整い、花数も増えました。
- 枝が伸びすぎたらカット
- 剪定後は切り口を乾燥させる
トゲなしハナキリンによくあるトラブルと対策
葉が黄色くなる
- 水のやりすぎ → 土が乾くまで待つ
- 日照不足 → より明るい場所へ移動
花が咲かない
原因と対策
- 日光不足 → 直射日光に当てる
- 肥料不足 → カリウムを含む肥料を適度に与える
成長が止まる
原因と対策
- 根詰まり → 一回り大きな鉢に植え替え
- 寒さ → 室内管理に切り替える
トゲなしハナキリンの人気が高まっている理由は?魅力と育て方を解説【まとめ】
トゲなしハナキリンは、通常のハナキリンと同じ美しい花を咲かせつつ、トゲがないため扱いやすく、安全に育てられる点が魅力です。
インテリアグリーンとしても最適で、初心者にもおすすめです。
育て方のポイントを押さえれば、1年中元気な姿を楽しめます。
ぜひ、あなたの家でもトゲなしハナキリンを育てて、その魅力を体験してみてください!