PR

リプサリスは水苔で育つ?メリット・デメリットと失敗を防ぐコツ

リプサリスの水苔栽培 リプサリス

リプサリスを吊り下げて育てたい場合、軽くて散らかりにくい水苔を使いたいという方も多いのではないでしょうか?

この記事では、リプサリスを水苔で育てるメリットとデメリット、そして失敗しない育て方のコツを詳しく解説します。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

工藤こまめをフォローする

リプサリスは水苔でも育つの?

園芸用の水苔

結論、リプサリスは水苔でも育てられなくはありませんが、以下の点に注意する必要があります。

注意点

リプサリスを水苔で育てる際の注意点は以下の通りです。

  • 過湿に注意:水苔は保水性が高いため、水のやりすぎで根腐れを起こしやすいです。水苔が乾いてから水を与えましょう。
  • 通気性の確保:水苔が詰まると通気性が悪くなるので、定期的に状態を確認し、必要なら交換します。
  • 適度な光量:直射日光を避け、明るい日陰で管理します。

 

リプサリスを水苔で育てるメリット

天井から吊り下げたリプサリス

保水性が高い

水苔は、その名の通り、水分を多く含むことができます。

リプサリスは、湿度の高い環境を好むため、水苔を使うことで、適度な湿度を保つことができます。

通気性が良い

水苔は繊維状の構造をしており、通気性に優れます。

リプサリスは根が呼吸する必要があるため、通気性の良い水苔は、根の健康を保つのに役立ちます。

軽量で扱いやすい

水苔は、軽量で扱いやすいため、鉢植えやハンギングバスケットなど、さまざまな栽培方法に適しています。

リプサリスを吊るして育てたい場合にも、水苔は最適な栽培材料です。

 

リプサリスを水苔で育てるデメリット

わさわさのリプサリス

栄養分が少ない

水苔自体には、栄養分がほとんど含まれていません。

そのため、リプサリスを水苔で育てる場合、定期的な肥料の追加が必要です。

管理が難しい

水苔は保水性が高い反面、過湿になりやすいです。

リプサリスを水苔で育てる場合、水やりの頻度や量を適切に管理しないと、根腐れを引き起こすリスクがあります。

▶リプサリスが根腐れする原因は?復活させる方法を徹底解説!

 

リプサリスを水苔で育てる際のコツ

リプサリスの挿し芽

水やりの頻度に注意する

水苔を使う場合、水やりの頻度に注意が必要です。水苔が乾いてきたら、適度に水を与えるようにしましょう。

ただし、過湿にならないように、水苔が常に湿っている状態は避けてください。

水やりの際は、水苔全体に均等に水が行き渡るようにしよう!

定期的な肥料の追加

水苔には栄養分が少ないため、リプサリスを健康的に育てるためには、定期的な肥料の追加が必要です。

液体肥料を水やりの際に与えるか、緩効性肥料を水苔に混ぜ込むことで、リプサリスに必要な栄養を補給できます。

ただし肥料の与えすぎは逆効果。梅雨~真夏、冬の肥料は不要!

適度な光量を確保する

リプサリスは直射日光を避け、明るい日陰を好みます。

室内で育てる場合は、南~東向きの窓際に置くのが理想です。

光が不足すると成長が遅くなり、葉の色も悪くなる!

▶リプサリスが徒長する原因は?対処法と徒長対策を解説!

通気性を保つ

水苔は通気性が良いとはいえ、長期間使用していると、苔が詰まって通気性が悪くなることがあります。

定期的に水苔の状態を確認し、必要に応じて新しい水苔に交換することで、リプサリスの根の健康を保つことができます。

▶リプサリスに適した鉢の条件は?失敗しない鉢ポットの選び方

温度管理

リプサリスは、熱帯雨林原産の植物であるため、寒さに弱いです。

水苔で育てる場合も、冬場は特に温度管理に注意が必要です。

冬は最低でも10℃、できれば15度以下にならないようにしてね!

▶リプサリスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切る

 

リプサリスの水苔栽培でよくある質問

しわしわ気味のリプサリス

Q1: 水苔はどのくらいの頻度で交換すれば良いですか?

A1: 水苔の交換頻度は、使用環境やリプサリスの成長状態によって異なりますが、一般的には1年~2年に1回程度が目安です。

水苔が古くなると、通気性が悪くなり、根腐れの原因になることがあります。

水苔が黒ずんだり、匂いがしたりする場合は早めに交換しよう!

Q2: 水苔を使う場合、どのくらいの水やり頻度が適切ですか?

A2: 水苔を使う場合の水やり頻度は、季節や環境によって変わります。

一般的には、水苔が乾いてきたら水を与えるようにします。夏場は週に1~2回、冬場は2週間に1回程度が目安です。

水苔が常に湿っている状態は避け、過湿にならないように注意。

▶リプサリスの水やり頻度、量、時間帯を時期別で解説します!

Q3: 水苔を使う場合、肥料はどのように与えれば良いですか?

A3: 水苔には栄養分が少ないため、定期的な肥料の追加が必要です。

液体肥料を水やりの際に与えるか、緩効性肥料を水苔に混ぜ込むことで、リプサリスに必要な栄養を補給できます。

肥料の与えすぎは根を傷める原因になるため注意!

▶初心者でも使いやすくて効果的!観葉植物におすすめの肥料【厳選・3選】

Q4: 水苔を使う場合、リプサリスが根腐れを起こすことはありますか?

A4: 水苔は保水性が高いため、過湿になると根腐れを起こすリスクがあります。

特に、水やりの頻度が多すぎたり、水苔が常に湿っている状態が続いたりすると、根腐れのリスクが高まります。

水苔が乾いてきたら水を与えるようにし、過湿にならないように注意しよう!

Q5: 水苔を使う場合、リプサリスを直射日光に当てても大丈夫ですか?

A5: リプサリスは、直射日光を避け、明るい日陰を好みます。

水苔を使う場合も同じ。直射日光に当てると葉が焼けたり、水苔が乾燥しすぎたりするリスクがあります。

カーテン越しの柔らかい光が当たる場所に置くのが理想!

Q6: 水苔を使う場合、リプサリスの植え替えはどのように行えば良いですか?

リプサリスの植え替え

A6: 水苔を使う場合の植え替えは、以下の手順で行います。

1. リプサリスを鉢から取り出し、古い水苔を優しく取り除きます。
2. 新しい水苔を水で軽く湿らせます。
3. リプサリスの根を新しい水苔で包み、鉢に植え付けます。
4. 水苔がしっかりと根に密着するように軽く押さえます。

植え替え後は、数日間水やりを控え、根が落ち着くのを待ちます。

 

リプサリスは水苔で育つ?メリット・デメリットと失敗を防ぐコツ【まとめ】

リプサリスは水苔でも育てられなくはありませんが、過湿にならないように注意しなければなりません。

初心者にとっては少し難しいかもしれませんが、適切な管理を行えば、美しい姿を長く楽しむことができます。

この記事を参考に、リプサリスの水苔栽培にトライしてみてくださいね✨

リプサリス
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

工藤こまめをフォローする
工藤こまめをフォローする
タイトルとURLをコピーしました