PR

リプサリスの葉がポロポロ落ちる時の原因と対処法

リプサリスの落ちた葉 リプサリス

リプサリスの葉がポロポロ落ちてきちゃう…

リプサリスを長く育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?

本記事では、リプサリスの葉が落ちるときによくある原因と、その具体的な対処法について詳しく解説します。

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

工藤こまめをフォローする

リプサリスの葉がポロポロ落ちるときによくある原因

リプサリスの開花

水の与えすぎ(根腐れ)

リプサリスは多肉植物のため、過度な水やりには弱いです。

土が常に湿った状態が続くと根腐れを起こし、結果的に葉がポロポロ落ちることがあります。

対処法

  • 水やりの前に土の表面が乾いているか確認する
  • 水はけの良い土(多肉植物用の培養土など)を使用する
  • 底穴のある鉢を使い、水がしっかり抜けるようにする

リプサリスが根腐れする原因は?復活させる方法を徹底解説!

水不足(乾燥ストレス)

室内のエアコン

一方で、水が不足しすぎるとリプサリスは乾燥ストレスを感じ、葉を落とすことがあります。

特に、エアコンやヒーターの風が直接当たる環境では乾燥しやすいので注意が必要です。

対処法

ベンジャミンの土に差したサスティー

土の乾き具合が色で分かる「サスティー」があると便利!
  • 土の状態を定期的にチェックし、完全に乾いたら水を与える
  • 葉水を行い、適度な湿度を保つ
  • 直射日光や強い風が当たる場所を避ける

▶リプサリスの水やり頻度、量、時間帯を時期別で解説します!

 温度変化や寒さによるダメージ

リプサリスと握手

リプサリスは寒さに弱く、気温が10℃以下になると生育が鈍り、葉が落ちることがあります。

冬は最低でも10度、できれば15度以下にならないようにするのが理想です。

対処法

  • 冬場は室内の温かい場所で管理する
  • 急激な温度変化を避ける(暖房の風が直接当たるのもNG)

▶リプサリスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切る

直射日光や強すぎる光

花が咲いたリプサリス

リプサリスは耐陰性がありますが、強い直射日光には弱いため、葉焼けを起こして落ちることがあります。

屋外の場合、夏場は遮光ネットが必須です。

対処法

遮光ネットを設置

  • 明るい日陰やカーテン越しの光が当たる場所に置く
  • 夏場は遮光ネットなどで日差しを和らげる

肥料不足または過剰な施肥

アンプルタイプの活力剤

栄養不足や、逆に肥料を与えすぎることも葉が落ちる原因になります。

とはいえ筆者の経験上、リプサリスは肥料を与えずとも、問題無く育つことが多いです。

対処法

  • 成長期(春~秋)に月1回程度の緩効性肥料を与える
  • 規定量を守り、濃い肥料を避ける
  • 梅雨~真夏、冬は肥料不要
  • 弱っている時は肥料を控えて

▶リプサリスの元気がない理由は?長く育てるためのポイント3つ

害虫(ハダニ・カイガラムシなど)

乾燥した環境では害虫が発生しやすく、葉が落ちる原因になります。

風通しが大きく制限される窓を閉めた室内も、害虫の発生リスクが高まる傾向です。

対処法

  • 定期的に葉の裏をチェックする
  • 害虫がいたら綿棒や歯ブラシで除去し、薬剤を使用する

▶リプサリスに害虫?よくある症状と駆除方法を画像付きで解説!

 

リプサリスの葉が落ちるときによくある質問

リプサリスの花

Q1. リプサリスの葉が少し落ちるのは問題ない?

A. 少量なら自然現象。大量に落ちる場合は環境を見直しましょう。

▶リプサリスの花が咲かない原因は?花が咲かない時の対処法も

Q2. 冬になると葉が落ちやすいのはなぜ?

A. 寒さと乾燥が原因。室内で暖かく、適度な湿度を保つことが大切です。

栽培適温は20度~25度くらいです。

▶リプサリスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切る

Q3. 一度落ちた葉は戻る?

水挿しで発根したリプサリスの挿し芽

挿し芽で再生させることも可能。

A. 落ちた葉は戻りませんが、環境を整えれば新しい芽が出てきます。

落ちた葉が傷んでいなければ、発根させて育てることも可能です。

▶リプサリスの増やし方を画像付きで分かりやすく解説!

Q4. 葉が黄色くなって落ちるのは?

A. 水の与えすぎによる根腐れが原因の可能性が高いです。

▶リプサリスが根腐れする原因は?復活させる方法を徹底解説!

Q5. 室内で育てると葉が落ちやすい?

A. 光量不足や風通しの悪さが原因になることがあります。定期的に換気をしましょう。

Q6. 水やりの頻度はどれくらいが適切?

A. 週1回を目安に、土が完全に乾いてから与える。冬は2~3週間に1回でOK。

▶リプサリスの水やり頻度、量、時間帯を時期別で解説します!

 

葉が落ちないリプサリスが欲しいなら人工観葉がおすすめ!

「葉が落ちるのが心配」「手間をかけたくない」という方には、人工観葉植物のリプサリスがおすすめです。

葉が落ちる心配なし

人工観葉植物なら、どんな環境でも葉が落ちることは一切なし!

季節や場所を問わず、ずっと美しい姿のまま楽しめます。

害虫の発生ゼロ

生きた植物を室内で育てると、コバエやカイガラムシなどの発生が気になることも多いです…。

でも、人工観葉植物なら虫がつく心配がないので、虫が苦手な方でも安心です。

置き場所を選ばない

本物の植物は、日光不足が気になったり、湿度の調整が必要だったりと、置く場所に気を遣います。

ただ人工観葉植物なら、日当たりも湿度も関係なし!

窓際はもちろん、暗めの玄関やトイレ、オフィスのデスク上など、お好きな場所に気軽に飾れます。

長期間、美しい状態を維持

土も水も使わず軽量だから、万が一落下しても安心。

本物の植物は成長により枝ぶりが乱れたり、葉が黄ばんだりすることもありますが、人工観葉なら、理想の姿をそのままキープ可能。 

おしゃれなカフェやショップのような、スタイリッシュな空間作りにもぴったりです!

最近では、本物と見間違うほどリアルな質感の人工観葉も登場しているため、忙しい方や初心者にもおすすめ!

▶超リアル!造花のおすすめ人気ブランド3社を徹底比較

 

リプサリスの葉がポロポロ落ちる時の原因と対処法【まとめ】

リプサリスの葉が落ちる原因はさまざまですが、主に以下の6つが挙げられます。

  1. 水の与えすぎ(根腐れ) → 適切な水やりを心がける
  2. 水不足(乾燥ストレス) → 葉水を与え、適度な湿度を保つ
  3. 温度変化・寒さ → 10℃以下にならないよう管理する
  4. 直射日光や強い光 → 明るい日陰で育てる
  5. 肥料不足または過剰な施肥 → 適量の肥料を与える
  6. 害虫被害 → 定期的なチェックと早期駆除

また、「手間をかけたくない」「確実に葉が落ちないリプサリスが欲しい」という方には、人工観葉植物の選択肢もあります。

リプサリスを長く美しく楽しむために、適切な環境を整えて育てていきましょう!

リプサリス
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

工藤こまめをフォローする
工藤こまめをフォローする
タイトルとURLをコピーしました