リプサリスを育てる上で「葉水は必要?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
一般的に、多肉植物には葉水が不要とされますが、リプサリスの場合は例外で、環境によっては葉水が良い効果を生み出します!
そこで今回は、リプサリスの特性を理解し、葉水の必要性やその効果と注意点について詳しく解説します。
リプサリスは葉水が必要?
リプサリスは、元々湿度の高い環境で育つ植物のため、葉水することで原産地に近い環境を作り出せます。
特に、冬の室内は乾燥しやすいため、葉水が有効です。以下に、リプサリスに葉水が必要な理由を詳しく説明します。
秋~冬の室内では葉水が有効
リプサリスは、湿度の高い環境を好みます。室内で育てている場合、特に冬場は暖房によって空気が乾燥しがちです。
葉水を行うことで、植物の周りの湿度を上げ、リプサリスが快適に育つ環境を作ることができます。
葉の乾燥防止
リプサリスの葉は、乾燥するとハリがなくなり、元気がなくなってしまいます。
葉水を行うことで、葉の乾燥を防ぎ、常にみずみずしい状態を保つことができます。
光合成の促進
葉水を行うことで、葉の表面に付着したホコリや汚れを洗い流すことができます。
これにより、光合成が促進され、植物の成長がより活発になります。
病害虫の予防
葉水は、病害虫の予防にも効果的です。リプサリスは、乾燥した環境でハダニやカイガラムシが発生しやすくなります。
葉水を行うことで、これらの害虫を予防し、健康な状態を維持することができます。
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リプサリスの正しい葉水のやり方
リプサリスに葉水を行う際には、以下のポイントに注意しましょう。
霧吹きを使う
葉水は、霧吹きを使って行います。
霧吹きは、細かい霧状の水を出すことができるので、葉の表面や裏側に均等に水をかけることができます。
葉の裏側にもかける
葉水を行う際には、葉の表面だけでなく、裏側にもしっかりと水をかけることが重要です。
葉の裏側は、害虫がつきやすい場所でもあるので、しっかりと水をかけることで、害虫の予防にもなります。
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夏は朝、冬は午前中に済ませる
葉水は、夏は朝、冬は午前中に済ませるのがベストです。
夏の日中に行うと、水滴がレンズの役割をして葉が焼けることがあります。
定期的に行う
葉水は、定期的に行うことが重要です。
特に、乾燥しやすい季節や、室内で育てている場合は、週に2〜3回程度行うと良いでしょう。
リプサリスに葉水を与える際の注意点
葉水を行う際には、以下の点に注意しましょう。
風通しを確保する
葉水を行った後は、風通しの良い場所に置くことが重要です。
葉が濡れたまま蒸れると、根腐れやカビ、病害虫の原因になることがあるので、しっかりと乾かすようにしましょう。
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冬は夜間の葉水を避けて
リプサリスは湿度を好む植物ですが、夜間に葉が濡れている状態が続くと、カビや細菌の繁殖を招く可能性があります。
冬の葉水は、午前中に行うことで、葉が日中のうちに乾くようにします。
▶リプサリスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切る
葉水だけじゃない!リプサリスのその他の管理ポイント
葉水以外にも、リプサリスを健康的に育てるためのポイントをいくつか紹介します。
室内なら南~東向きの窓際
リプサリスは、直射日光を避け、明るい日陰で育てるのがベストです。
室内で育てる場合は、南~東向きの窓際に置くと日光不足に陥りにくくなります。
水やりは土が完全に乾いてから
リプサリスは、多肉植物なので、過剰な水やりは禁物です。
土が完全に乾いてから、たっぷりと水を与えるようにしましょう。
10度以下の寒さを避ける
リプサリスは、温暖な気候を好みます。冬場は、10℃以下にならないように注意しましょう。
また、急激な温度変化にも弱いので、エアコンの風が直接当たる場所は避けます。
▶リプサリスの冬越し方法!3つのポイントを押さえて寒さを乗り切る
リプサリスの葉水はどうやる?効果的な方法と注意点【まとめ】
湿度を好むリプサリスにとって、葉水は非常に有効であると答えられます。
特に、室内で育てている場合や、乾燥しやすい季節には、葉水を行うことで、リプサリスがより健康的に育つ環境を作ることができます。
リプサリスを育てる際には、ぜひ葉水を取り入れて、健康的で美しい姿を保ってくださいね✨