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リプサリスの気根は切っても大丈夫?気根が出る原因と対処法を解説!

リプサリスの気根 リプサリス

リプサリスをしらばく育てていると、茎から「気根(きこん)」と呼ばれる白い根っこが生えてくることがあります。

「切っても大丈夫?」「放っておいても問題ない?」とお悩みの方も多いのではないしょうか?

そこで今回は、リプサリスの気根について、その原因や役割、切っても良いのかどうか、そして気根が出たときの対処法を紹介します!

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リプサリスの気根とは?

リプサリスの気根

気根とは、植物の茎や枝から生える根のことで、地面に触れることで栄養や水分を吸収する役割を持っています。

湿度が高いと気根が出やすい

リプサリスの場合、気根は茎の節から生えてくることが多く、細くて白い根っこが特徴です。

気根は、リプサリスが自生する環境で生き残るための適応の一つで、特に湿度の高い環境でよく見られます。

 

リプサリスの気根は切っても大丈夫?

リプサリスの開花

リプサリスに気根が生えてきた場合、切っても良いのかどうかは、その状況によって異なります。

気根を切っても良い場合

  • 見た目が気になる場合:気根が生えてくると、リプサリスの見た目が乱れることがあります。特に、観葉植物として楽しんでいる場合、気根が生えていると見た目が気になることがあるでしょう。そのような場合は、気根を切っても問題ありません。気根を切っても、リプサリス自体には大きな影響はありません。
  • 気根が枯れている場合:気根が枯れてしまっている場合も、切ってしまって構いません。枯れた気根は、リプサリスにとって役に立たないだけでなく、病気やカビの原因になることもあります。枯れた気根は、清潔なハサミやナイフで切り取りましょう。

気根を切らない方が良い場合

  • 気根が健康で活発に成長している場合:気根が健康で、活発に成長している場合は、切らない方が良いでしょう。気根はリプサリスが環境に適応するための重要な器官です。特に、湿度が高い環境や栄養不足の状況では、気根がリプサリスの成長を助ける役割を果たします。そのため、気根が健康であれば、そのままにしておくことをおすすめします。
  • 気根が土に触れている場合:気根が土に触れている場合も、切らない方が良いでしょう。気根が土に触れることで、リプサリスはより多くの栄養や水分を吸収することができます。特に、土壌が乾燥している場合や栄養不足の場合は、気根が土に触れることでリプサリスの成長が促進されることがあります。

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リプサリスに気根が生えたときの正しい対処法

天井から吊り下げたリプサリス

気根が出たときの正しい対処法について、以下に解説します。

環境を見直す

気根が生えてきた場合、まずはリプサリスの環境を見直してみましょう。

湿度が高すぎる・逆に乾燥しすぎている・光が不足している場合など、環境がリプサリスにとって適切でないことで気根が生えている可能性があります。

水やりを適切に行う

水やりが不足している場合や、逆に過剰な場合も気根が生える原因となります。

リプサリスは、土が乾いたらたっぷりと水を与えるようにしましょう。ただし、過剰な水やりは根腐れの原因となるため、注意が必要です。

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最低2年に一度は植え替える

リプサリスの鉢底

鉢底から根っこが出ていたら根詰まりのサイン!

リプサリスは、2年に一度を目安に植え替えましょう。

植え替えを行うことで、土壌の通気・排水性を回復させ、根への負担を防ぐことができます。

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気根を活用する

気根が生えてきた場合、それを活用する方法もあります。気根が土に触れるようにすることで、リプサリスの成長を促進することができます。

また、気根が生えている部分を切り取って挿し木にすることで、新しいリプサリスを増やすことも可能です。

リプサリスの増やし方を画像付きで分かりやすく解説!

 

リプサリスの気根が出る原因は?

ブリキ缶にセットしたリプサリス

リプサリスに気根が生える原因はいくつか考えられます。以下に主な原因を挙げます。

湿度が高い環境

リプサリスは元々、熱帯雨林などの湿度の高い環境に自生しているため、湿度が高い環境では気根が生えやすいです。

気根は空気中の水分を吸収する役割を持っているため、湿度が高いと気根が発達しやすくなります。

水分不足

逆に、土壌が乾燥している場合も気根が生えることがあります。水分を求めて、空気中から水分を吸収しようとするためです。

特に、水やりが不足していると、気根が生えやすくなります。

リプサリスの水やり頻度、量、時間帯を時期別で解説します!

栄養不足

土壌中の栄養が不足している場合も、気根が生える原因となります。

リプサリスが栄養を求めて、気根を伸ばすことで、より多くの栄養を吸収しようとするためです。

光不足

リプサリスは明るい場所を好む植物ですが、光が不足していると気根が生えやすくなることがあります。

光不足によって光合成が十分に行われず、植物がストレスを感じることで気根が生えることがあります。

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リプサリスの気根は切っても大丈夫?気根が出る原因と対処法【まとめ】

リプサリスの気根は、切っても大丈夫な場合と、切らない方が良い場合があります。

気根が生えてきた場合、まずはその原因を探り、適切な対処法を取ることが重要です。

リプサリスを育てる上で、気根は必ずしも悪いものではありません。

この記事を参考に、リプサリスの気根についての疑問を解消し、より良い育て方を実践してみてくださいね✨

リプサリス
この記事を書いた人

・農業高校卒業
・園芸を専門に3年間学ぶ
・自宅で100種類ほど栽培中
・観葉植物栽培のコツを研究&発信

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