ポリシャスの幹が太くならない。どうしたら強く丈夫な株に育つの?
美しい葉が魅力的なポリシャスですが、幹が細いと全体のバランスが悪くなり、弱々しい見た目になってしまいます。
ポリシャスをしっかりと成長させ、幹を太くしたいという方も多いでしょう。
そこで今回は、ポリシャスの幹を太くするために押さえておきたい3つのポイントについて詳しく解説します。
ポリシャスの幹を太くするための3つのポイント
ポリシャスの幹を太くするなら、以下3つのポイントを押さえておく必要があります。
室内なら南~東向きの窓際に置く
ポリシャスの幹を太くするためには、日光が非常に重要な要素です。
室内なら南~東向きの窓際に置くことで、適度な光と風通しを確保しやすいです。
窓から遠く離れた壁際や部屋の隅に置いていると、日光不足によって幹が細く弱々しい株になります。
日光の当て方のポイント
- 鉢の向きを定期的に変えて、植物全体に均等に日光が当たるようにする
- 日当たりの良い場所が見つからない場合、植物育成LEDライトを活用するのもよい
1年~2年に一度の植え替え
ポリシャスの幹を太く育てたいなら、1年~2年に一度のタイミングで植え替えましょう。
ポリシャスは成長が早くはありませんが、根詰まりを起こしたり土が劣化すると、根が十分に伸びられず、栄養の吸収が悪くなってしまいます。
植え替えの方法
植え替えの際には、今よりひと回り大きな鉢を選ぶことがポイントです。また、土も新しいものを使用します。
- 植え替えの時期:春(5月~6月頃)がもっとも失敗しにくいです。寒い時期の植え替えは避けます。
- 土の選び方:ポリシャスには、水はけの良い土が適しています。市販の観葉植物用の培養土を使うか、赤玉土と腐葉土を混ぜたものがおすすめです。
- 根の手入れ:植え替えの際には、古くなった根や傷んだ根を軽く切り落とすことも有効です。これにより新しい根の成長が促され、植物全体が元気になります。
気温が許す限りは屋外で育てる
ポリシャスの幹を太くしたいなら、気温が許す限りは屋外で育てるのが最も効果的です。
屋外では室内よりも日光量が多く、風通しも良いため幹が自然に強く育ちます。
風による適度な刺激は、植物の幹や根を強くする効果があります。室内で育てるよりも幹が太く丈夫に育ちます。
屋外に出す際の注意点
- 春・秋:気温が安定して暖かい時期は、屋外での育成が最も効果的です。特に、日中の温度が20℃以上になる時期には、ポリシャスを外に出して育てると、幹が太く成長します。
- 夏:直射日光は葉を傷める原因になるため避けてください。遮光ネットを使用するか、半日陰~日陰へ移動しておきます。
- 冬:最低気温が15度以下なら室内に移動します。
ポリシャスの幹を太くしたいなら押さえておくべき3つのポイント【まとめ】
ポリシャスの幹を太く育てるためには、日光、風通し、定期的な植え替え、そして屋外での管理が重要なポイントです。
特に日光と風は植物が光合成するうえで欠かせない要素です。
気温が許す限りは屋外で育てることで、自然な環境下での成長を促し、幹を強くすることができます。
今回紹介した3つのポイントを押さえ、ポリシャスを健康的に成長させて、幹をしっかり太く育てましょう!