ポリシャスの葉が黄色くなる？原因と対処法を解説！

ポリシャスの葉っぱが黄色くなってきた。。ちゃんと水やりしてるのに何故？

ポリシャスを育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか？

実は、多くの観葉植物に比べ、ポリシャスは耐陰性(少ない力でも育つ力)があまり強くないんです。

今回は、ポリシャスの葉が黄色くなるときによくある原因とその対処法を紹介します。

ポリシャスの葉が黄色くなる原因は、大きく分けて寒さ、日光不足、根のダメージ、そして病気や害虫によるものがあります。

小さな株は特に寒さに弱い。

ポリシャスは15度以下になると生育が鈍り、10度以下になると徐々に葉が黄色くなります。

冬は最低でも10度、できれば15度はキープするのが理想です。

窓際に置いている場合、冬は夜になったら窓から1～2m離す。

15度以上をキープ: ポリシャスに最適な温度は15〜25℃程度です。特に冬場は、暖房器具の近くや窓際の冷えやすい場所を避け、暖かく湿度の保たれた場所に置きましょう。
湿度を保つ: 空気が乾燥しやすい時期には、加湿器を使用したり、葉に霧吹きで水をかけることで、湿度を保つことができます。エアコンの風が直接当たると葉が傷むため避けます。

過剰な水やりまたは水不足も、ポリシャスの葉が黄色くなるときによくある原因です。

特に室内管理の場合、土が乾かないうちに次から次へと水を与えることで、根が蒸れて腐ってしまいます。

特に水はけが悪い鉢や土を使用している場合、根が酸欠状態になり、栄養が行き渡らなくなって葉が黄変することがあります。

過剰な水やりの場合：まずは水やりの頻度を減らし、土の表面が乾いてから水を与えるようにします。また、根が腐っている場合は、植物を鉢から取り出し、傷んだ根を剪定してから、新しい排水性の良い土に植え替えましょう。
水不足の場合：土が乾燥しすぎないように定期的に水やりを行い、特に夏場は乾燥しやすいので注意しましょう。ただし、土が乾いている状態でさらに水を与えるのは避けます。

健康なポリシャスの葉は青々として色つやが良い。

ポリシャスは多くの観葉植物に比べ、耐陰性があまり強くありません。

そのため、日光不足が長く続くと養分が不足し、葉が黄色く変色することがあります。

室内なら南～東向きの窓際に置く: 光不足の環境では、窓際や明るい部屋に移動させることで、植物が適切に光を吸収できるようにしましょう。室内でも明るさを保つために、必要であれば植物用のLEDライトを使用するのも効果的です。
真夏の直射日光は避ける: 夏場の直射日光は葉を傷める原因になります。夏の屋外に置くなら、直射日光を避けた半日陰へ移動しましょう。遮光カーテンを使うのもおすすめです。

葉がべとついたり、白い粉状のものがわく場合は要注意。

ポリシャスは、病気や害虫の影響でも葉が黄色くなることがあります。

特に、ハダニやカイガラムシなどの害虫が付くと葉が黄色くなり、場合によっては枯れてしまうことがあります。

これらの害虫は、空気が乾燥した暖かい場所で発生しやすいです。

虫の種類が不明・病気か害虫か分からないなら、とりあえず「ベニカネクストスプレー」を吹きかけておくのがおすすめ。

被害が軽度の場合：カイガラムシの場合、数が少ないなら綿棒やピンセットなどを使って物理的に取り除くのが効果的。ただしハダニの場合、この方法で駆除するのは難しい。
被害が深刻な場合：物理的に取り除いてもまたすぐ再発する場合、観葉植物専用の殺虫剤を使用しましょう。おすすめは殺虫・病気の治療が一度に可能な「ベニカネクストスプレー」です。

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