見た目が気持ち悪くてインパクトのある観葉植物が知りたい。
観葉植物のなかには、見た目が気持ち悪いものもありますよね。
ただ、不思議と「気持ち悪い見た目が癖になる…」ということも多いです。
そこで今回は、筆者が実際に育てている観葉植物のなかでも、見た目が気持ち悪いかも…というものを5つ集めてみました。
最初はギョッとするかもしれませんが、長く育てていると愛着が湧く可愛い植物ばかりですので、ぜひご覧ください!
気持ち悪いけどかわいい観葉植物①リプサリス
リプサリスはサボテン科に属する植物で、触手のような株姿が特徴です。
細長くて垂れ下がるように伸びる枝がまるで髪の毛のようであり、見方によっては少し気持ち悪く感じることもあるでしょう。
リプサリスの魅力
- 枝が多肉質で、垂れ下がるように成長するため、吊り下げるように飾るとおしゃれ
- リプサリスの枝は触り心地が良く、柔らかい感触が意外にも癒し系で人気
- 熱帯雨林の木漏れ日のような場所に生息しているため、強い光よりは柔らかな明るさを好む。そのため通常のサボテンに比べると室内でも育てやすい
気持ち悪いけどかわいい観葉植物②ベゴニア・マクラータ
ベゴニア・マクラータは、白い水玉模様が特徴的なベゴニアの一種です。
そして葉の裏側は赤。緑と赤のコントラストが非常に奇抜なため、気持ち悪いと感じる人もいるかもしれません。
ベゴニア・マクラータの魅力
- 葉の表面に白い水玉模様が広がっており、まるで星空を見ているような幻想的な雰囲気、エキゾチック
- 葉の裏側は深い赤色で、視覚的なインパクト大!
- 高湿度を好むため、室内の明るい間接光の場所で育てるのが良い
気持ち悪いけどかわいい観葉植物③リトープス
リトープスは多肉植物の一種で「生ける宝石」とも呼ばれています。
古い葉を落とす姿が、まるで爬虫類の脱皮のように見えることから、気持ち悪いと感じる人が多いです。
リトープスの魅力
- 脱皮シーンが面白過ぎて、毎日の観察が楽しみになること間違いなし
- 見た目がまるで小石のようで、自然界における擬態の面白さを実感できる
- 成長すると可愛らしい花を咲かせることもあり、そのギャップが魅力的
- 乾燥に非常に強く、砂漠のような環境でも育つため、水やりの手間が少なく済む
気持ち悪いけどかわいい観葉植物④カラテア・マランタ
カラテア・ラマンタは、葉の裏表で異なる色合いを持つ独特な模様が特徴的です。
規則的な模様が少し気持ち悪い…と感じるかもしれませんが、吸い込まれるような魅力を持ちます。
カラテア・ラマンタの魅力
- 葉の表側は緑と白のストライプ模様、裏側は深い紫色と、非常に視覚的に魅力的
- 葉が夜になると閉じて朝に開く「ニクチナス運動」と呼ばれる特性を持ち、生きている実感を感じさせてくれる
- 高湿度と明るい間接光を好むため、バスルームやキッチンなどの湿気の多い場所での育成に向いている
気持ち悪いけどかわいい観葉植物⑤ザミオクルカス
ザミオクルカスは濃い緑色の光沢のある葉を持ち、株元にはジャガイモのような根茎を抱えている力強い見た目の観葉植物です。
芋部分は土に埋めても育てられますが、筆者はあえて芋を露出させ、芋仕立てにして育てています。
ザミオクルカスの魅力
- 非常に丈夫で、光が少なくても育つため、室内の様々な場所で育てられる
- 水やりの頻度が少なくて済み、初心者にも優しく強い植物
- 葉は水に差しておくと付け根から芋が出てくる。葉挿しで増やせる珍しい観葉植物
意外と人気!気持ち悪い観葉植物に惹かれてしまう理由
「気持ち悪い」と感じる植物に惹かれるのは一見不思議なことですが、そこにはいくつかの心理的な理由があります。
ユニークさへの魅力
普通の観葉植物とは一線を画す独特な見た目を持つ「気持ち悪い」植物は、ユニークさが際立ちます。
他の人と違ったものを持ちたい、珍しいものを見つけたいという気持ちが、このような植物への興味を引き出します。
生き物としての興味
見た目が普通でない植物は、奇妙な生態を持つことが多いため、観察する楽しみがあり、生物としての興味をそそられます。
特に、植物愛好家や自然科学に興味のある人にとっては、これが大きな魅力です。
「気持ち悪さ」と「かわいさ」の共存
多くの人が「気持ち悪い」と感じる一方で、その中に「かわいらしさ」を見出すことができるという矛盾した感覚が、興味を引きつけるのです。
例えば、異様な形や質感があるにもかかわらず、どこか愛嬌を感じる点が人の心を鷲掴みにしてしまいます。
気持ち悪い観葉植物、大集合!キモいけどかわいい植物・5選【まとめ】
気持ち悪いと感じる観葉植物は、その独特な見た目や質感が逆にクセになり、多くの人を引きつけています。
特にリプサリスやリトープスは品種も豊富で、希少種は高額で取引されることもあります。
少し勇気を出して、気持ち悪い観葉植物を取り入れてみてはいかがでしょうか?
長く育てていると不思議と愛着が湧いてくるものですよ。