室内でコーヒーの木を育てているけど、虫がわいて気持ち悪い。。簡単で効果的な虫対策はないかな?
コーヒーの木を室内で育てている場合、コバエがわくと気持ち悪いですよね。
特に暖かい時期や湿度の高い梅雨時期は、コバエの発生リスクが急激に高まります。
そこで今回は、コーヒーの木に虫がわいた時の対処法と原因、簡単で効果的な虫対策についてまとめてみました。
室内でも清潔にコーヒーの木を育てたい、とにかく虫が苦手…という方は、ぜひ参考にされてください。
コーヒーの木に虫がわくときの対処法
コバエが発生した場合、コバエ専用の捕獲グッズを使いたくなりますが、筆者の経験上、それではイタチごっこです。
コバエは土に卵を産み付けるため、温床となっている土を交換するのがもっとも効果的で手っ取り早いです。
土を交換する
できればすべての土を入れ替えるのが望ましいですが、難しければ表面から深さ5センチくらいまでの土を入れ替えてください。
その際に足す土は、有機質を含まない無機質な土(鹿沼土や赤玉土など)を使います。
室内向けにブレンドされた土を使うのもおすすめです。
土を入れ替えるのが効果的な理由
コバエは栄養分が豊富な土に、一度に50個ほどの卵を産み付けます。
また、コバエは成長サイクルも異常に早く、産卵から羽化までは一週間くらいで、さらに羽化からたった3日ほどで産卵します。
そのため、すでに多くのコバエが飛んでいるなら、温床となっている土を交換するのがもっとも効果的です。
コーヒーの木の虫対策!簡単で効果的な方法
コーヒーの木にコバエがわくのを防ぐためには、使用する土がとても重要になります。
コバエが湧きにくい土を使う
市販の「室内向けの土」を使用することで、コバエの発生を抑えることができます。
室内向けの土は有機物の含有量が少なく、コバエが好む環境を作りにくいのが特徴です。
サーキュレーターを使って風通しを良くする
コバエは風通しが悪い環境を好みます。
そのため、窓を閉め切る時期はサーキュレーターを使用して空気の流れを作ることで、コバエの発生を抑えることができます。
風通しが良くなることで土の乾燥が促進され、コバエが繁殖しにくくなります。
清潔な環境を保つ
コバエは腐った有機物やゴミに引き寄せられるため、鉢の周りや室内を清潔に保つことが重要です。
枯れ葉や花を早めに取り除き、鉢の周りにゴミが溜まらないようにしましょう。
また、キッチンやゴミ箱周辺にも注意を払い、食べ物の残りや生ゴミが放置されないように管理することが大切です。
コーヒーの木にコバエがわく原因
コーヒーの木にコバエが発生する原因はいくつかありますが、よくある原因には以下のようなものがあります。
腐葉土や堆肥を多く含む土を使っている
コバエは有機物が豊富な場所を好みます。腐葉土や堆肥を多く含む土は、微生物の活動が盛んであり、それがコバエのエサとなります。
特に湿度が高い状態が続くと腐敗が進み、コバエが発生しやすくなります。
コーヒーの木を健康に育てるうえで有機物を含む土を使うことは有益ですが、コバエの発生リスクも考慮しなければなりません。
過度の水やり
過剰な水やりは、土が常に湿った状態になるため、コバエの発生を促進します。
コバエは湿った環境を好むため、水はけが悪い土や、底に水が溜まる鉢では、コバエの発生が増えやすいです。
適切な水やりを行い、土が乾燥する時間を設けることで、コバエの繁殖を抑えることができます。
風通しの悪い環境
コバエは風通しの悪い環境でも繁殖しやすいです。
室内でコーヒーの木を育てる場合、通気性が悪く湿度が高いと、コバエが発生するリスクが高まります。
空気の循環が悪い場所では、湿気がこもりやすく、コバエが好む環境が作られます。
コーヒーの木に虫がわく?コバエの対処法と虫対策を画像で解説!【まとめ】
コーヒーの木にコバエが発生する場合、見かける度に捕獲していてはイタチゴッコです。
コバエは驚異的な勢いで増殖するため、まずは温床となっている土を交換するのがおすすめ。
コバエが湧く主な原因としては、腐葉土や堆肥を多く含む土の使用、過度の水やり、通気性の悪い環境が挙げられます。
コバエが湧きにくい室内向けの土を使ったり、サーキュレーターを使って風通しを良くしたりすることで、快適な室内環境を維持しましょう。