コーヒーの木の幹がなかなか太くならない。。どうすれば丈夫な株に育つの?
コーヒーの木を長く育てている方の中には、このようなお悩みをお持ちの方も多いのではないでしょうか?
結論、コーヒーの木の幹を太くするには時間が必要とコツが必要ですが、初心者でも幹を太らせることは可能です。
そこで今回は、コーヒーの木の幹を太くする方法を実際の画像付きで分かりやすく解説します。
農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!
コーヒーの木の幹が太くならない理由
コーヒーの木の幹が太くならない原因はさまざまですが、主に以下の3つの要因が考えられます。
日当たりが悪い
室内の場合、窓から離れた壁際や部屋の隅に置いていると光線不足に陥りやすい。
葉先が茶色く傷むときは、根詰まりを起こしている可能性が高い。
コーヒーの木は数ある観葉植物の中でも特に寒さに弱く、15度以下になると成長がほぼ止まります。
かといって暑いのが得意なわけでなく、高温時に強い光に当たると簡単に葉が焼け焦げてしまいます。
コーヒーの木がよく育つのは、15度~25度くらいの過ごしやすい時期です。
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コーヒーの木の幹を太くする方法
コーヒーの木の幹を太くするためには、置き場所と植え替え頻度、風通しが重要です。
室内なら南向きの窓際、屋外なら半日陰~日陰
コーヒーの木は、柔らかな明るさを好む植物です。室内で育てる場合は、南~東向きの窓際に置くとよく育ちます。
20度~30度くらいなら、屋外の日陰~半日陰に置くとより生育がさかんになります。
ただし、屋外の場合は直射日光は避けてください。葉が焼け焦げてしまうためです。
1~2年に一度の植え替え
コーヒーの木の幹を太くするためには、1年~2年に一度、春に植え替えましょう。
古くなった土は栄養分が枯渇し、粒が崩れることで水はけのも悪くなります。
コーヒーの木が必要とする栄養を十分に供給するためには、定期的に新しい土に植え替えることが重要です。
適度な風を当てる
経験上、気温が許す限りは屋外で管理する方が幹が太く育つ。
コーヒーの木を太らせる!筆者が実際に育ててみました【栽培記録】
ここからは、実際に筆者がコーヒーの木を育ててみた経過をご紹介します。
2019年5月
ダイソーで見つけた100円の小さなコーヒーの木。片手で簡単に持ち上げられるほとコンパクトです。
気温が許す限りは屋外で管理し、幹の太い丈夫な株に育てていきたいと思います。
2020年12月
寒さが苦手なコーヒーの木。さっそく葉が傷んでしまいました。原因は、寒さと肥料の与えすぎです。
調子が悪いと肥料を与えたくなりますが、吸収しきれないタイミングでの肥料は、逆に根を傷める原因となってしまいます。
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2021年2月
春はもうすぐ。なんとか踏ん張って欲しいです。
2021年6月
無事に春を迎え、葉の数もどんどん増えてきました。光沢のあるグリーンの葉が美しいです。
2021年8月
さらにボリュームが出ました。元気一杯ですが、そろそろ鉢が窮屈そうです。
2022年9月
滑り込みで植え替えを済ませました。屋外だと徐々に寒い日も出てきたので、室内へ移動します。
2023年3月
冬の間、空気の乾燥や光線不足、寒さなどで下葉が落ちた部分もありますが、なんとか春を迎えました。
そろそろ屋外へ移動します。
2023年8月
帰省中、直射日光にガンガン当たってしまい、すべての葉が焼け焦げてしまいました。
ただ、まだ暖かい日は続くので、ここらで思い切って切り戻します。
2023年10月
その後、思い切って枝を切り戻し、2か月ほどかけて葉が復活しました。
来年の夏は直射日光に当たらないよう気を付けます。屋外管理の場合は、遮光ネット必須ですね。
長期で不在になる場合は室内へ移動しておくのが安心かもしれません。
2024年8月
今年も1週間ほど帰省のため不在にしていましたが、去年ほどのダメージは受けずに済みました。
西日が当たりにくい場所に置いていたことと、遮光ネットを掛けていたことが良かったのだと思います。
幹もかなり太くなってきましたね。
こんな感じで、寒さと直射日光に気を付けつつ、定期的に植え替えていけば、徐々に幹は太くなっていきます。
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コーヒーの木が太くならない原因は?幹を太くする方法を画像で解説【まとめ】
コーヒーの木の幹を太くするためには、光、風、定期的な植え替えなどの要素をバランスよく管理することが重要です。
観葉植物として人気のコーヒーノキですが、やはり室内に置きっぱなしだと経験上、なかなか幹は太くなりません。
コーヒーの木を太くしたいなら、葉焼けと寒さのリスクはありますが、気温が許す限りは屋外で管理するのがおすすめです。
ぜひチャレンジしてみてくださいね。
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