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コーヒーの木は難しい?失敗を防ぐための3つのポイント

カラカラになったコーヒーの木の葉 コーヒーの木

コーヒーの木って育てるのが難しいの?初心者は避けた方がいい?

コーヒーの木は育てるのが難しい、難易度が高いから初心者は避けた方が無難。

このように言われることも多いコーヒーの木ですが、今回紹介する3つのポイントを押さえておけば、初心者でも失敗を回避できます。

そこで今回は、コーヒーの木が難しいと言われがちな理由と、失敗を防ぐためのポイント3つを紹介します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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コーヒーの木は育てるのが難しいといわれがちな理由は?

下葉が傷み始めたコーヒーの木

手軽に購入できるコーヒーの木ですが、初心者が長く育て続けるのはなかなか難易度が高いです。その理由には、以下のようなものがあります。

寒さに弱い

コーヒーの木は数ある観葉植物の中でも、寒さに非常に弱い植物です。

気温が低くなると成長が鈍化し、10度以下の寒さが続くと徐々に弱って枯れてしまいます。

この寒さに対する感受性が、コーヒーの木を育てる際の難しさの一つです。

寒さに当たった時によくある症状

コーヒーの木の枯れ葉

  • 葉が黄色く変色し、落葉する
  • 根が冷えることで水分と栄養の吸収が妨げられ、植物全体の健康状態が悪化
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株が大きくなると日光を多く必要とする

コーヒーの木の生長

小さな時は観葉植物として楽しめるが、大きくなると室内だけでは難しくなってくる。

コーヒーの木は成長するとともに、日光をより多く必要とするようになります。

若い苗の段階では間接的な光でも十分に成長しますが、株が大きくなると、日光不足が成長を阻害する原因となります。

かといって、直射日光に当たると葉が傷んでしまいます。これが、コーヒーの木が「難しい」とされるもう一つの理由です。

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日光不足に陥った時によくある症状

  • 葉が落ちて枝ばかりがひょろ長く間延びする
  • 葉の黄変や落葉、成長の遅れ
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生長が早く植え替えが大変

鉢から抜き取ったコーヒーノキ

コーヒーの木は比較的成長が早く、成長するにつれて根が鉢を占領し、土壌中の栄養素が不足することがよくあります。

そのため、1〜2年ごとに植え替えを行わなければならないという点が、コーヒーの木を育てる難しさの一つです。

根詰まりを放置すると根が傷み、葉の変色や落葉を起こします。

2年以上植え替えないと起こりがちな症状

根詰まりを起こしたコーヒーの木の根鉢

葉先が茶色く枯れ込む時は、根がダメージを受けている可能性が高い。
  • 土壌の栄養が不足し、植物の成長が阻害される
  • 根が絡み合って空気の通りが悪くなると、根腐れの症状が現われやすい
  • 葉の先端が茶色く枯れ込んでくる
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コーヒーの木は難しい?失敗を防ぐための3つのポイント

肥料焼けを起こしたコーヒーの木の葉っぱ

元気がないからといって、肥料を与えすぎると根や葉が傷む。

コーヒーの木は比較的繊細で、初心者が育てる際は「なんだか難しいな…」と感じることも多いでしょう。

ただ、以下3つのポイントさえ押さえていれば、初心者でも健康で美しいコーヒーの木を育てることができます。

屋外の直射日光に当てない

カラカラになったコーヒーの木の葉

冬、うっかり外に出しっぱなしにして、寒さと強光で葉が傷んでしまった。

コーヒーの木は屋外の直射日光に当てると、葉が焼けたように傷んでしまうことが多いです。

室内なら南~東向きの窓際に置き、屋外なら遮光ネットが必須です。

15度以下は避ける

窓際に置いた観葉植物

コーヒーの木を育てるなら、冬でも最低15度はキープしましょう。とにかく他の観葉植物に比べて寒さに弱いです。

窓際に置いている場合、冬は夜になったら窓から1~2m離し、冷え込みを防ぎましょう。

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1~2年に一度、植え替える

コーヒーの木

コーヒーの木は成長すると根が鉢の中でいっぱいになり、土壌の栄養分が不足することがあります。

このため、1~2年に一度は植え替えを行う必要があります。5月~6月頃が植え替えのベストシーズンです。

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コーヒーの木は難しい?失敗を防ぐための3つのポイント【まとめ】

コーヒーの木を長く育て続けるためには、置き場所と定期的な植え替え、温度管理が必須です。

とはいえ、直射日光を避けた明るい場所に置き、15度以上の温度を保ち、1~2年に一度植え替えを行うことで、初心者でも各段に失敗しにくくなります。

今回の記事を参考に、ぜひ末永くコーヒーの木を育ててみてくださいね。

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コーヒーの木
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農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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