アルテシマの葉に黒い斑点が出てる。。原因は?放っておいて大丈夫?
アルテシマを育てていると、葉に黒い斑点模様が現われる症状に悩まされることがあります。
そして多くの場合、放置していると改善どころか徐々に弱ってしまうことが多いんです。。
そこで今回は、アルテシマの葉に黒い斑点が生じる原因と対処法について解説します。
農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!
アルテシマの葉に黒い斑点が生じる原因
アルテシマに黒い斑点が現れる原因は複数あります。以下に、考えられる主な原因を紹介します。
水のやりすぎ
アルテシマの葉に黒いシミのようなものが現れている場合、根がダメージを受けている可能性があります。
アルテシマは湿度の高い環境を好みますが、鉢の中が長時間蒸れると根が腐り、黒い斑点が葉に現れることがあります。
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蒸れ、土の劣化
土は経年とともに粒が崩れ、団子状に固まります。
鉢底に底穴がない、もしくは2年以上植え替えていない場合、鉢内が蒸れて根が傷み、葉に黒い斑点が現れることがあります。
排水が不十分だと根が呼吸できず、結果として根腐れや病気を引き起こします。
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寒さ(10度以下)
アルテシマは暖かい場所を好みます。冬でも最低15度はキープするのが理想です。
特に土が湿った状態で寒さに晒された場合、根が急激に冷えることで根腐れのような症状を起こし、葉が黒っぽく傷むことがあります。
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病害虫によるダメージ
カイガラムシを放置していると、黒い点々が生じることがある。
黒い斑点は細菌や真菌、カビによる病気のサインであることも多いです。
害虫が原因の場合、葉がベタベタしたり、まばらに色が抜けたようになっていることが多くあります。
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アルテシマの葉に黒い斑点が生じたときの対処法
黒い斑点は植物にとってストレスのサインであり、早急な対処が必要です。以下に、黒い斑点に対する具体的な対処法を紹介します。
まずは害虫が付いていないかチェック
まずは害虫が付いていないか、葉の裏面や付け根などをくまなくチェックします。
見慣れない粒々や白い綿状のもの、蜘蛛の巣状のものが生じている場合は取り除いてください。
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2年以上植え替えていないなら植え替える
アルテシマを2年以上植え替えていないなら、春~秋の暖かい時期に植え替えましょう。
黒く傷んだ根があれば取り除き、水はけの良い清潔な土を使って植え付けます。
室内管理の場合は、虫が湧きにくい「室内向けの土」がおすすめです。
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水やりの見直し
アルテシマの水やりは土が乾いてからが基本。
過剰な水やりが原因の場合、まず水やりの頻度を見直しましょう。土が乾いてから水を与えることが基本です。
ただし、冬場は土が乾いてさらに3日ほど経ってから、土の約1/3が湿るくらいの量の水やりで十分です。
受け皿に溜まった水は放置せず、こまめに捨てます。
室内なら南~東向きの窓際に置く
アルテシマは、室内なら南~東向きの窓際に置くのが理想です。
窓から遠く離れた壁際や部屋の隅だと、十分に光合成できず、徐々に葉が傷んで株自体も弱っていきます。
ただし冬場の窓際は冷え込みがきついため、夜~朝にかけては窓から1~2m離します。必要に応じて、植物育成ライトを使用することも検討しましょう。
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アルテシマに黒い斑点を生じさせない!美しい葉を保つための対策
アルテシマに黒い斑点が生じるのを防ぐためには、日頃からの適切なケアが重要です。以下のポイントを守ることで、美しい葉を保つことができます。
定期的な水やり
スティック状のチェッカーを土に挿しておくだけで、土の乾き具合が色で判断できる。
土が乾いてから水を与え、過剰な水やりを避けます。特に冬場は水やりの頻度を減らすことが必要です。
土の乾き具合がイマイチ分からない場合、水やりチェッカーがあると便利です。
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室内なら南~東向きの窓際に置く
夏の直射日光は葉を傷める原因。。
明るい間接光が当たる場所に置き、直射日光や陰にならないように注意します。
屋外の場合は直射日光に当たらないよう注意してください。夏の直射日光は高確率で葉焼けします。
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風通しの良い環境
窓を閉め切る時期はサーキュレーターが必須アイテム。
部屋の換気を行い、植物周りの空気の流れを良くすることで、湿気がこもらないようにします。
窓を閉め切る時期は害虫の発生リスクも高まるため、サーキュレーターをフル活用して予防しましょう。
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定期的なチェック
屋外の強い光に当たると、斑入り部分(黄色っぽい部分)が茶色く焦げやすい。
葉や茎を定期的にチェックし、早期に病気や害虫の兆候を見つけて対処します。
水やりや葉水の際に、葉の表面のホコリを拭い、同時に異常がないかもチェックすると良いでしょう。
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アルテシマに黒い斑点?原因と対処法を徹底解説します!【まとめ】
フィカス・アルテシマに黒い斑点が生じた場合、その原因を正確に特定し、適切な対処を行うことで植物の健康を取り戻すことができます。
過剰な水やり、排水不良、日照不足、病気や害虫などが主な原因ですが、これらに対する対策を講じることで、アルテシマを再び美しく健康な状態に保つことが可能です。
日頃からのケアを怠らず、植物が健やかに成長できる環境を整えてあげましょう。
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