室内で育てているアルテシマの土にカビのようなものが。。一体なぜ?どうすればいいの??
風通し、日当たりが大きく制限される室内。
本来、屋外で育っているはずの植物を室内に置くことは、カビや根腐れと隣り合わせだったりします。。
そこで今回は、アルテシマの土にカビが生えた時の対処方法と、カビ対策についてくわしく紹介します。
アルテシマの土に生えるカビの種類と特徴
アルテシマの土に、白いふわふわとしたものが湧いている場合、カビである可能性が高いです。
白カビ
白カビは、最も一般的に見られるカビで、土の表面や鉢の縁に白い粉のようなものが現れることが特徴です。
白カビは湿度の高い環境で発生しやすく、見た目が目立つため、すぐに気づくことができます。
黒カビ
黒カビは、土の表面や鉢の内側に黒い斑点として現れます。
黒カビは、白カビに比べて害が大きく、植物の健康に悪影響を及ぼすことがあります。
青カビ
青カビは、土の表面に青緑色の斑点として現れることがあります。
青カビは特定の条件下で発生しやすく、他のカビに比べて珍しいですが、発見した場合はすぐに対処が必要です。
アルテシマの土にカビが生える原因
次に、アルテシマの土にカビが生える原因を見ていきましょう。
保水性の高すぎる土
通気性の悪い土を使用すると、水分が土中に溜まりやすくなり、カビが発生しやすくなります。アルテシマには、通気性が良く、水はけの良い土を選ぶことが重要です。
水のやりすぎ
水やりの頻度や量が不適切な場合、土が常に湿った状態になり、カビが発生しやすくなります。特に、鉢底に水が溜まるような水やりをすると、根腐れやカビの原因となります。
風通しが悪い
植物を置く場所の風通しが悪いと、湿度がこもりやすくなり、カビの発生を促します。アルテシマは湿度の高い環境を好みますが、風通しの良い場所で育てることで、適度な湿度を保つことができます。部屋の隅や窓のない場所では、特にカビの発生に注意が必要です。
2年以上植え替えていない
長期間植え替えをしないと、土の栄養分が枯渇し、土壌が劣化します。これにより、通気性が悪化し、カビが発生しやすくなります。アルテシマは2年に一度の植え替えが推奨されており、定期的に新しい土に交換することで、健康を維持することができます。
過剰な湿度
アルテシマの土にカビが生える主な原因の一つは、過剰な湿度です。室内の湿度が高いと、土の表面が乾燥しにくくなり、カビの発生を促進します。特に梅雨の季節や湿気の多い場所で育てている場合、注意が必要です。
肥料の与えすぎ
過剰な肥料の使用は、カビの発生を促進する原因となります。肥料が土中に過剰に残留すると、微生物の繁殖を助長し、カビが生えやすくなります。肥料は適量を守り、季節や植物の成長段階に応じて適切に使用することが重要です。
アルテシマの土にカビがわいた時の対処法
アルテシマの土にカビが生えた場合、放置しているとカビの胞子が飛散し、健康被害を引き起こす恐れがあります。
「カビかな?」と思ったら、以下の手順で早めに対処しましょう。
気温が許すなら屋外へ移動
カビを取り除く際には、目に見えにくい胞子が室内に飛散します。気温が許すなら屋外で作業するのが望ましいです。
表面のカビを取り除く
カビが土の表面に見られる場合、まずはその部分を取り除きます。ビニール袋を使用すると手軽に作業できて便利です。
新しい土を足す
カビが広範囲にわたっている場合や、根にまで影響が及んでいると考えられる場合は、土の交換が必要です。
室内管理なら、虫やキノコが湧きにくい「室内向けの土」がおすすめです。
明るく風通しの良い場所に置く
カビが再発しないように、明るく風通しの良い場所に置いて管理します。室内なら南~東向きの窓際が理想です。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターを使って、湿気や冷気が一か所に停滞しないようにします。
アルテシマのカビ対策!土を清潔に保つコツ
適切な水やり
アルテシマのカビ対策には、適切な水やりが欠かせません。
土の表面が乾燥してから水を与えるようにし、過度な湿度を避けるように心がけましょう。
特に冬は水やりの頻度を減らし、根が湿りすぎないように注意します。
室内向けの土を使う
水はけが良く虫がわきにくい室内向けの土を使用することで、コバエやカビの発生を防ぐことができます。
室内は風通しが制限されるため、清潔をキープするためには使用する土が非常に重要です。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターをフル活用
植物の周りの空気の流れを良くすることも重要です。窓を開けて換気をする、ファンを使って空気を循環させるなど、室内の湿度をコントロールしましょう。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターや扇風機を使い、空気の流れを作ることを意識してみてください。
通気性に優れる鉢をチョイス
適切な鉢選びもカビ対策に重要です。排水穴のある鉢を使用することで、余分な水分が鉢底に溜まらないようにします。
また、陶器やプラスチック製の鉢よりも、素焼き鉢やスリット鉢、3Dメッシュ鉢だとより蒸れにくくカビが生えにくいです。
アルテシマの土にカビ?対処方法とカビ対策【まとめ】
アルテシマの土にカビが発生する原因は、過剰な湿度、通気性の悪い土、不適切な水やり、風通しの悪さ、植え替えの頻度、肥料の過剰使用などが考えられます。
カビの発生を防ぐためには、適切な水やりや土壌の改善、良好な通気の確保が重要です。
被害を最小限に抑えるためにも、アルテシマの土にカビが生えたら、できるだけ早めに対処しましょう。