モンステラの葉が内側に丸まってしまう。。ちゃんと水もやってるのに直らない。。
モンステラを育てている方の中には、葉が内側に丸まる症状にお悩みの方も多いのではないでしょうか？
特に、ちゃんと水を与えているのに葉が丸まったまま直らない…という場合、根に問題があるケースが多いです。
そこで今回は、モンステラの葉が丸まる原因と、その対処法について詳しく解説します。
農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中！
モンステラの葉が丸まる原因は？水を与えても直らない理由
水を与えても葉の丸まりが改善しない場合、以下のような原因が考えられます。
水のやりすぎ、根詰まりによる蒸れ
2年以上植え替えないでいると、土がカチコチに固まって根が傷む。
土が常に湿っていると、根が酸素不足になり腐ります。
結果、根から水分を吸収する力が弱まり、うまく水分を行き渡らせることができず、葉が丸まったまましおれます。
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寒さ(15度以下)
モンステラの生育適温は20度～30度くらいです。
気温が足りないと水を与えたところで根が水分を吸収できず、土が湿り続けることで根が傷むことがあります。
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光不足
日当たり・風通しが悪いと、水分をスムーズに取り込めず株が弱りやすい。
モンステラは明るく風通しの良い場所を好みます。
室内でも育てられるとはいえ、あまりにも日当たりが悪いと、光合成が十分に行えず、エネルギー不足で葉が丸まることがあります。
特に、窓から離れた壁際や部屋の隅に置かれていた場合にこの症状が見られます。
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肥料のやりすぎ
株が明らかに弱っているときに肥料を与えるのは×。冬の肥料も基本不要。
肥料が過剰な場合、塩分の蓄積により植物にストレスがかかることがあります。
根が傷むと水分をスムーズに吸い上げられず、葉が乾燥に陥って内側に丸まったり、しおれてしまったりしやすいです。
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病害虫によるダメージ
葉がべとついたり、斑点状に変色する場合は害虫の可能性が高い。
アブラムシやハダニなどの害虫がモンステラに寄生すると、葉の栄養が奪われ、丸まることがあります。
これらの害虫は葉の裏に付くことが多く、早期に発見し駆除することが重要です。
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モンステラの葉が丸まったときの対処法
モンステラの葉が丸まったままで、かつ水やりから5日以上経っても葉にハリが戻らない場合、以下の手順に沿って対処しましょう。
まずは害虫が付いていないかチェック
まずは害虫が付いていないか確認しましょう。
葉がまばらに変色したり、見慣れない粒々や白い粉、蜘蛛の巣状のものやベタベタしたものが付いる場合は要注意です。
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湿度は最低でも50％くらいは欲しい
特に、秋～冬にかけての室内はかなり乾燥します。
モンステラは湿度の高い状態を好むため、湿度が低くなると葉からの水分放出を減らすため、内側に丸まることもあります。
霧吹きで水を吹きかけたり加湿器を活用して、最低でも湿度50％くらいをキープしましょう。
モンステラの葉から水滴がでないのは弱っているサイン？
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土が湿っているなら完全に乾くまで待つ
土が湿っているなら乾くまで待ちましょう。
根腐れを起こしている場合、繰り返し水を与えることでさらに腐敗を進めてしまう恐れがあります。
明るく風通しの良い場所に置き、土が乾きやすい環境に整えます。
鉢から取り出し、根の状態を確認してみる
白く弾力のある根は健康。黒くスカスカ、脆い根は傷んだ根。
土に指を2～3センチほど差しても湿気を感じないくらいになったら、鉢から株を取り出して根の状態を確認します。
黒く傷んだ根があれば取り除いておきましょう。
水はけの良い清潔な土で植え直す
根が大幅に減った場合はやや小さめの鉢を使います。もちろん底穴の開いた水はけの良いものです。
土は肥料分を含まない無機質なものが理想です。赤玉土(小粒)やバーミキュライト、鹿沼土(小粒)などを混ぜたものが良いでしょう。
赤玉土なら、粒が崩れにくい硬質タイプがおすすめです。
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室内なら南～東向きの窓際に置く
水やりは土が乾いてから。冬は夜～朝のみ、窓から1～2m離して冷え込みを防ぐ。
植え付け後、たっぷりと水を与えたら、明るく風通しの良い場所で根の回復を待ちましょう。
室内なら南～東向きの窓際に置くのがおすすめです。
順調に回復すれば、徐々に新しい葉が開いて株元にも安定感が出てきます。
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モンステラの葉を丸まらせない！日常管理で押さえておくべき2つのポイント
モンステラの葉が丸まらないようにするためには、日常的なケアが重要です。
室内なら南～東向きの窓際に置く
耐陰性があるとはいえ、あまりにも光が足りないと水を与えたところで、スムーズに吸収できず、根だけが傷んでしまいます。
室内なら明るく風通しの良い南～東向きの窓際に置くのが理想です。
窓を閉め切る時期はサーキュレーターをまわして、湿気や冷気が一か所に停滞しないよう気を配りましょう。
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1年～2年一度、春に植え替えて土を更新
面倒でも、定期的に植え替えることで根の健康につながる！
モンステラは成長が早い植物です。1年～2年に一度、春に植え替えて古い土を新しいものに更新しましょう。
土は経年により粒が崩れ、徐々に団子状に固まっていきます。
カチコチの土では根が傷みやすく、根腐れを起こすリスクが高まってしまいます。
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モンステラの葉っぱが丸まる？水を与えても直らない理由と復活方法【まとめ】
モンステラの葉が丸まる原因は多岐にわたりますが、適切な対処法を取ることで、健康な姿を取り戻すことができます。
ただ、根の腐敗が進み過ぎると復活が難しくなります。
葉の丸まりに気付いたら、今回の記事を参考にできるだけ早めに対処してみてください。
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