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アロマティカスの寿命はどれくらい?長く育て続ける方法を解説

こんもりアロマティカス アロマティカス

アロマティカスは、ふわふわとした葉っぱと心地よい香りが人気の多肉質ハーブです。

そんなアロマティカス、せっかく育てるならできるだけ長く育て続けたいですよね。

本記事では、アロマティカスの寿命と、その寿命を延ばすための具体的な管理方法について詳しくご紹介します。

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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アロマティカスの寿命はどれくらい?

切り戻しから約3か月後のアロマティカス

アロマティカスは適切なケアを施すことで、長期間にわたって育てることができます。

以下のポイントにより、数年以上、場合によっては10年近く健康に育てることが可能です。

寿命の目安

アロマティカスは、適切な環境とケアにより5年~10年以上生育することができます。

寿命の長さは、育てる環境やケアの方法によって変わります。

寿命の長さに影響を与えることは?

アロマティカス

2年以上植え替えていないアロマティカス。土の粒が崩れて水がなかなか浸透しない。

寿命に影響を与える主な要因には、光の量、水やりの頻度、土壌の質、温度管理、植え替え頻度などが含まれます。

特に2年以上植え替えていない場合、土の劣化によって鉢内が蒸れ、根腐れを起こして弱りやすいです。

 

アロマティカスの寿命を延ばすための必須条件

アロマティカスを健康に保ち、その寿命を延ばすためには、以下の条件を守ることが重要です。

明るい場所で育てる

徒長したアロマティカス

窓から離れた壁際に置いていたアロマティカス。茎ばかりが間延びして弱々しい印象。

アロマティカスは日光を非常に好みます。屋外で育てる場合は、直射日光が適度に当たる場所が最適です。

室内で育てる場合は、南向きの窓辺などの明るい場所に置くと良いでしょう。

光が不足すると葉が間延びし、徐々に弱ってしまいます。

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水やりは土が中心部まで乾いてから

アロマティカスは適度な湿度を好むものの過湿には弱いため、水やりは土の中心部まで乾いてからが基本です。

生育が鈍る冬は、土が乾いてさらに3日ほど経ってから水を与えます。

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水はけの良い土を選ぶ

室内向けの土

アロマティカスには水はけの良い土が適しています。

一般的な観葉植物用の土でも良いですが、その場合はパーライトや鹿沼土(細粒)等を混ぜることで排水性を高めましょう。

保水性の高すぎる土では根腐れを起こしやすくなります。室内管理なら、虫が湧きにくい土もおすすめです。

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10度以下の寒さに当てない

凍傷を起こしたアロマティカス

3度の寒さに当たってブヨブヨに傷んだアロマティカス。こうなってからでは復活はほぼ無理。

アロマティカスは寒さがとても苦手で、生育適温は15度~25度です。

冬場は10度以下の環境には置かないでください。

屋外管理の場合、最低気温が15度以下になってきたら室内へ移動しておきます。

風通しの良い場所で育てる

観葉植物と並べて置いたサーキュレーター

アロマティカスは良好な空気の流れを好みます。

風通しの良い場所に置くことで、病気や害虫のリスクを減少させることができます。

窓を閉め切る時期はサーキュレーターを活用し、空気の流れを循環させることも大事です。

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アロマティカスの寿命を延ばす!季節ごとのケアガイド

元気なアロマティカス

アロマティカスをより健康に育てるためには、季節に応じたケアが必要です。

ここでは、春・夏・秋・冬それぞれの季節におけるケア方法をご紹介します。

春(成長期)

  • 水やり: 土が乾いたタイミングでたっぷりと水を与えましょう。鉢底から水が流れ出るくらいが目安です。
  • 肥料: 成長期には液体肥料を月に1回程度与えると、元気に育ちます。肥料は薄めにし、過剰にならないように注意しましょう。
  • 植え替え: 春は植え替えに適した時期です。根が詰まっている場合や土が古くなっている場合は、春に植え替えを行うと健康に育ちます。

夏(休眠期)

  • 水やり: 夏は休眠期に入るため、水やりの頻度を控えめにします。土が完全に乾いてさらに2~3日ほどしてから、土の約1/3が湿るくらいの量の水を与えます。
  • 温度管理: 高温でも元気に育つものの、直射日光による蒸れには注意が必要です。熱くなった床面に直接鉢を置くのも×です。
  • 風通し: 高温多湿な環境ではカビや病気のリスクが高まるため、風通しの良い場所に置くことが重要です。

秋(成長期)

  • 水やり: 秋は成長期のため、土が乾いた時にたっぷりと水やりを行います。
  • 肥料: 成長が続くため、液体肥料を月に1回程度与えると良いでしょう。
  • 温度管理: 気温が下がり始めるため、寒さに注意し、10度以下になるようなら室内に取り込むなどして温度を管理しましょう。

冬(休眠期)

  • 水やり: 冬場は休眠期に入り、水分の必要量が減少するため、水やりの頻度をさらに控えめにします。土が完全に乾いてさらに3日ほどしてから、土の約1/3が湿るくらいの量の水を与えるだけで十分です。
  • 温度管理: 冬の寒さに弱いので、室温を10度以上に保ち、寒さから守るようにしましょう。暖房器具の近くや冷たい窓辺は避け、適切な温度を維持します。
  • 光の確保: 冬場でも明るい場所に置き、日光を確保することが大切です。直射日光には注意しつつ、十分な光を浴びせることが健康を保つ鍵です。
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アロマティカスの寿命はどれくらい?長く育て続ける方法を解説【まとめ】

アロマティカスの寿命を延ばすためには、光の確保、水やりのタイミング、土壌の質、温度管理、空気の流れに注意しながら育てることが重要です。

季節ごとのケアをしっかり行うことで、アロマティカスの健康を保ち、長く美しい状態をキープしましょう。

アロマティカス
この記事を書いた人

農業高校卒業。園芸を専門に3年間学ぶ。現在は、熱帯原産の観葉植物を中心に自宅で100種類ほど植物を栽培中。植物ヲタク。初心者でも観葉植物を枯らさず、長く育てるコツを発信中!

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